早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

使いものにならない人たち…!

2013年09月29日 03時40分47秒 | 読書





父は昔、満鉄に
勤めていたことがあります。

課長時代に異動があって
別の課の課長になると、
前の課長さんから
こう言われたそうです。

「うちの課には
三人の使いものにならない
人間がいる。

やる気がなくて、
仕事はサボる。
まったく使いものに
ならない人たちだ」

この三人の人事考課は
最低のランクになっていました。

ところがそう言う
申し渡しがあっても、

父は決して
その人たちのことを
そのようには見ませんでした。

すべての人に
尊敬の念を持って
接するというのが
父の信条でした。

 「老いる技術」 七田 真 著
     


     
     








前の課長さんの目には
最低に見える部下

でもその課長の目が
部下に悪い影響を与えたとすれば
部下を責めるだけでは
人事考課は片手落ちなのかも…

もしその課長の目が
違う価値観の目であれば
部下のモチベーションは
まったく違ったのかもしれない

リーダーとして
部下を想う気持ち、
我が子、我が兄弟同様に
大切に想う心が必要だと
僕も常々感じて来た

でもそれは僕の中では理想論
ひとたび嫌いになれば

箸の上げ下ろしまで、袈裟まで
嫌いになる
そんな未熟な自分
リーダー足らぬ自分

そんな自分を鍛えてくれたのも
使いものにならないと想った部下

どんな人をも許し認める
広い心を求めて…!

      早起き鳥






人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。