人間は、老齢になって
値打ちが出てくるものです。
老齢というのは
いくつからでしょう。
人生百二十歳と
言われるようになった
日本の今の高齢社会は
六十歳すぎてからが人生後半です。
後ろ半分ですから、
この辺りはまだ「老齢」とは
言えないのかもしれませんが、
この本では昔流に考えて、
この辺りから老齢ということにします。
貝原益軒は「養生訓」の中で
六十歳以上を寿域と呼んでいます。
この人生後半の生き方によって、
人間の値打ちは決まります。
「老いる技術」 七田 真 著
人生120歳とはいやはや
でも70歳の峠を越えれば
長寿は間違いないとも
60歳辺りはまだまだ
「老齢」とは言わないが
七田先生は老齢として
人生後半の生き方を戒めている
人間の値打ちは
60歳過ぎてからの生き方次第
肝に銘じて精進の道をいくことにする
長年勤めあげた、しばしの休息を経て
人の生き方、道について
人に尽くすことを学び、
徳に生きること本分とすべし
古典や歴史に学ぶためにも
多くの本を読んで徳に生きて
60歳辺りの老齢を
寿域にしたいものだ…!
早起き鳥
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