ワープロが普及し始めた頃の話である。
「女性職員に負担をかけては…」
…こんな動機でワープロを買った。
早速、先生抜き、手引き書頼りで挑戦した。
初日は午前三時、
二日目も午前三時、
次の日も午前一時、
三日がかりでできあがった原稿はB5一枚だった。
真夜中、動かなくなった画面を
眺めてはため息を繰り返した。
故障かと疑い、
分かりにくい手引き書を呪いもした。
「ことばのご馳走」金平 敬之助著
こんなこと、自分の過去にもあったような…!
一生懸命に取扱説明書とにらめっこしたこと、思い出す。
そしてキーボードと格闘したこと、
自分にとっても良い思い出だ。
思い出してみると、
ワープロとはおもしろい機械だし、とても便利
インクリボンの印刷機能がついていて、
プリントアウトして出てくる資料には達成感があった。
世間で言う「ワープロ嫌い」が
ひどくおじん臭く見えた。
早起き鳥
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