五十歳になると、急にガクンと老ける人がいる。
逆に、見違えるほど若返る人もいる。
五十歳は,不思議な年齢だ。
「もう、五十歳、今さら…」
と考えるか、
「まだ、五十歳だ、これから…」
と考えるかの違いだろう。
「ことばのご馳走」金平 敬之助著
確かに職場を眺めても五十歳を迎えると老けがおそってくる
頭は白く、薄く、
体型は着ぐるみを着たような…
毎日晩酌だけが楽しみと、
心身ともに安定という名の怠惰におそわれる。
幸いにして私はスポーツジムに通う
現役のマスターズスイマーである。
マスターズスイマーとは
全日本マスターズ水泳に選手登録をして
日々練習をしている選手のことである。
５歳刻みで記録を争っている。
今の記録区分は５５歳から５９歳区分
今は５７歳、若手の５５歳にはもうかなわない。
早く次の記録区分の６０歳になりたい。
６０歳までの数年は、体力を維持して、
晴れて６０歳に到達したときは
なんとしても記録を狙いたい。
今は仕事が忙しいのでちょうど良いかもしれない。
選手仲間に８０歳の先輩がいるのだが、
その先輩によく言われる。
「君は若い、うらやましいな…！
君のような若さがあったらどんなに素晴らしいか…！」
と愕然とさせられる言葉を聞いて
上には上が、下には下が…！
人生今が最高
早起き鳥
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