ある営業職員がいた。
彼女は素敵な母親だった。
障害児を抱えていた。
その子は洗濯が好きだった。
といっても、できるのは、
洗濯機に下着を入れてスイッチを押すだけだった。
しかし、母親はそれしかできない、
という言い方はしなかった。
ただ、「私には洗濯好きな子がいる」
ということだけを楽しげに語っていた。
「ことばのご馳走」金平 敬之助著
このお母さんの気持ちが
とても感動的である。
ハンディキャップのある我が子を
丸ごと愛おしくかわいがっている姿に
偉大なるお母さんの暖かい心を感じる。
どういう形であろうと、
お手伝いをしてくれる我が子の存在が
最高にうれしいのだろう!
ハンディキャップを嘆くことなく
その子の長所だけをほめて感謝の心のお母さん。
うれしそうなお母さんの顔に慈愛があふれる。
その子は素敵なお母さんに
恵まれて幸せだろう。
そしてそのお母さんは優しいお子さんに
恵まれて幸せなことだろう…!
早起き鳥
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