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フィリピンでの台風の被害

2009年10月04日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 今日は、私たちの教会のあるニュー・マニラの西に車で30分ほど行ったところにある被災地の一つであるマリキーナに行ってきました。

 マリキーナ川のほとりにあるリバーバンクという極めて大きなショッピングセンターは、浸水で商品を全て失ってしまいました。水はショッピングセンターの一階の高い天井まで浸りました。まだ今でも泥があり、悪臭がしています。

 マリキーナの中心地、私たちが昨日、援助物資を運んだバランガイ・タニョンでは、それでも、日常生活に復帰しつつあります。まだまだ、バランガイの天井付きの大きなバスケットコートに軽く100世帯を超える家族が避難しています。

 私たちは、マリキーナ川のもう少し上流の川沿いにあるバランガイ・サント・ニーニョに行きました。そこではまだ電気もなく、泥とゴミが流れて山をなしています。

 政府もフィリピン軍を使って、町を清掃しています(多くの軍のトラックやブルドーザーが通り過ぎるのを見ました)が、まだここでは市民の手に任されています。泥だらけの車、泥だらけのバスケットコート、壊れた家、家のあいだのまだ水はけされていない道、ゴミを運ぶ子どもたち。

 それでも、もちろん遊んでいる子供たち、笑顔の人々、一階の自分の家を差し示して水は屋根を越えて全て失ってしまったけれど大丈夫だ、なぜなら赤ちゃんの命を救ったから、だから嬉しいと私たちに説明してくれるおじさん。家に水が入ってきて目が覚めた、それから避難したと教えてくれる子供たち。

 私たちは私たちの出来る限りで、衣服を配ったり、メディカル・ミッションをしたりする計画しています。

愛する兄弟姉妹の皆様のお祈りをよろしくお願いいたします。

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
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