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2018池袋ミネラルショー続き


第2会場では通常、kasekiya さんと透明標本くらいしか見ないのであるが、310番のところで中国のサーベルタイガーAmphimachairodusとかいう頭骨化石があった。残念ながら撮影NGだった。さらにそこに、モロッコのKem Kemの獣脚類の末節骨があった。やや薄いがカルカロドントサウルス類かもしれない。



ベルギーのRoland Juvynsでは、ヒラコドンの頭骨があった。ヒビが入って保存が今ひとつなのだろうが、頭骨全体で38万。博物館には購入していただきたい。



ミュージアムインポートは、ハートオブストーンと店名が変わっていて、後継者の方の意向だそうですね。いつもの動物骨格標本のほか、モンゴルものとしてタルボ足、タルボ下顎、アリオラムス頭骨、オヴィラプトル頭骨、ヴェロキラプトル頭骨など。
 これは田村さんに教えていただいたが、金曜日にはなかった恐竜の頭骨模型があった。ディロングの金属製モデルのようだが、残念なことに頭蓋の正中線がぱっくり割れている。金属なので如何ともし難く、直せないようである。試作品なのか。

Krautworst で再びダスプレトサウルスの下顎を見ていたら、店主の方が来て内側面の交代歯を見せてくれた。ディプロドクスの皮膚痕化石が2万円台で置いてあった。イラスト描く方は参考にいかが。Humerus of pterosaurus を日本語でフムルス(翼竜)と書いてあったので、僭越ながら「翼竜の上腕骨」と説明しておいた。



Eldonia でフランソワさんに聞いたところ、このティラノサウルス頭骨は、「縮小レプリカ」ですね。3Dスキャンして1/4に縮小し、3Dプリンターで打ち出したものを型取りして作製したということです。つまりブラックヒルズのスタン頭骨1/6と同じ方法で作っている。塗装や質感は、立派なものです。何よりお買い得感がある。
 歯の並びやmaxillary fenestraの下の孔などは、スタンと一致する。下顎の傷穴がないのは埋めたのか。




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