リキュール・グラスは、リキュールをストレートで飲むための脚の付いた細身の小さなグラスのことだ。
リキュールだけではなく、ウォッカ、テキーラ、ラムなどをストレートで飲むのにも使われる。
容量は30~45ml。
昭和初期のショットバーなどでウィスキーを頼むと、このグラスで出てきたのだろう・・・たぶん。
「昭和モダンの器たち(構成・佐藤由美子)コロナ・ブックス平凡社」によると、日本酒のお猪口としても使われてたようだ。
美人女将が一人でやっている飲み屋で、こんなグラスに熱燗が注がれれば限度を忘れて飲んでしまうに違いない。
残念ながら、時代の流れとともに、ウィスキーは水割りで、日本酒は1合徳利からもっと大きなサイズに。そして手間がかからないようにグラスも年月とともに大きくなってきた。人件費がうなぎ登りに高騰してきた時代。
そんなちっぽけなリキュール・グラス。今はほとんど見かけない。
戦後の日本人に、もっとも愛された洋酒といえば「トリス」。
「うまい やすい」のキャッチとともに、昭和21年に寿屋(現サントリー)から発売された。トリスを炭酸で割ったハイボールがトリスバーで人気となり、サラリーマンや学生がうまくて安い酒とハイカラな気分を味わおうと大勢集まったという。
リキュール・グラスで差しつさされつ、日本酒を飲んでみたいなあ。
どこかにそんな店はないのかな。築地あたりを探索してみようか。
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