tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

おにぎり大好き

2020-07-15 21:48:42 | 料理のサイエンス

最近観たFat Fiction (2020)。日本語で「飽和脂肪酸の作り話」かな?
水素で飽和されている脂肪酸のことだ。肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレート、ココアバター、ココナッツ、パーム油などに多い。そう、デブの原因と考えられてたヤツ。コレステロールがどうたらこうたらで、血管がもろくなり、そして心臓病の元凶とアメリカでは言われてた。

各国の食事と心臓病の関係を調べたら、肉、牛乳、バターを大量に消費してたアメリカでは、心臓病による死亡率が高かったので、コメ食中心(ローファット)の日本を真似しようと政府がキャンペーンを進めた。
・・・どうやら、余剰の穀物を消費しようとする意図が強かったらしい。この結果、糖分の撮りすぎでメタボのアメリカ人が大量発生。糖尿病や高血圧で多くのアメリカ人が現在、苦しんでいる。

肉、牛乳などのタンパク質、脂身やバターなどの飽和脂肪酸には、肥満養生のリスクは少ない。むしろ、消化の良い穀類を多くとることで空腹が増長。また、糖は血糖値をあげるが、上がった血糖値を下げるために、インスリンが分泌。血糖値を下げようとする働きによって、一時的にセロトニンが増加し幸福感が得られる。
ただし、そうして得られる一時的な快楽は時間が経過するとストレスや不安感が増し、再び糖分を必要とするようになる。つまり、悪循環。。

今一つの疑問は、明治時代、日本人はコメが主食だったけど、肥満は少なかったように思える。なぜなんだろう。


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