tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

夜梅祭

2016-03-17 22:35:30 | プチ放浪 都会編



「足引の 此山里の 夕月夜 ほのかに見るは 梅の花かも」
『定本 良寛全集』内山知也・谷川敏郎・松本市壽(中央公論新社)より。
曹洞宗の僧良寛は、師の大忍国仙や宗祖道元の教えをよく守り、生涯、寺を構えず、妻子を持たず、無一物に徹して清貧の思想を貫いた。

夕月夜に映える梅の花は、華やかな桜とも違って妖艶といえそうな美しさ。
偕楽園の梅は七分咲き、見応え十分の梅林です。

日本三名園のひとつ水戸の偕楽園は、1842年(天保13年)に水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が「衆と偕(とも)に楽しむ場」として開設された。
園内には約100品種3,000本の梅が植えられ、黒く光る幹に白梅が映える。
中には根本が折れているのに見事な花が咲いている木も。

あいにくの曇り空。夕方、光の散歩道のほのかな灯りの中をゆっくりと人の影が動く。
夜の明かりに照らされた梅の花も幻想的だ。
夜梅祭は終わったけど、幻想的な夕月夜に映える梅の花をを楽しむことができそう。

視覚からの情報が減る分、嗅覚が研ぎ澄まされるから、薄明かりでは一層香りを放つように感じられる。
写真を階調豊かなモノクロームにすれば、良寛が感じた梅の花の美しさが表現できるかも。。


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