tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

パンケーキ@横浜山下公園 エッグスンシングス

2012-09-28 22:45:58 | 日記

 

幼い頃、母の手作りのホットケーキは、小麦粉に水と砂糖と塩、それから重曹を入れて生地を作り、それを厚手のフライパン(ストウブ)で焼いたものだった。
焼く際にそばで見ていると決まって、生地の内部に火を通りやすくするため、 生地を流し込む前に加熱したフライパンを濡れ布巾の上に置いて少し冷ましてから焼くと教えられた。
こんがりといいきつね色に焼けた生地に、たっぷりとハチミツをかけて食べるのがお気に入り。
ときどき、ダマになった重曹のえぐさが舌に残ることもあったけど、ハチミツに含まれる有機酸が重曹の苦みを中和してくれていた。

 エッグスンシングスは、1974年、ジェリー・フクナガとジャン・フクナガ夫妻がハワイで始めたパンケーキとオムレツが大人気の店だ。ハネムーナーが多そうなハワイには行ったことがないけど、たっぷりとアメリカンな情熱が詰まっている。生地は重曹の味が懐かしい昔風の風味。これに超たっぷりとホイップしたふわふわの生クリームが乗っている。
・・・さすがにスプレー式のホイップクリームを直接口にスプレーする人々の国。見事な盛りだ。欧州ではあり得ない。
顔色変えずに残飯捨てるアメリカの飽食大国ぶりをまぢかに見た感じ。。

アメリカ人が残飯などとして廃棄する食べ物は、年間1650億ドル(約13兆1千億円)に上るという。1970年代の1.5倍。自宅での食事や外食に加え、流通過程も合わせて食べ物の約4割が廃棄されているらしい。・・・果たして、こういうのおしゃれ?

一方、「もったいない」のしつけで育った日本の女子たち。そばのテーブルの女子高生たちが、次第に無口になって涙目になりながらエッグスンシングスのパンケーキと格闘している姿は素敵だ。まだ、日本は大丈夫だと思えてくる。
・・・彼女たちは自制心がしっかりしているから、将来、中年になっても醜く太ることはないだろう。大丈夫。。
恐らく肥満を促進するこうした過剰の食べ物は、将来は課税の対象になっていくのかもしれない。。
「米粒ひとつにも神様がいて、農家の思いが込められている」と教わった日本人の端くれとしては、カッコ悪くても食べものを粗末にしたくないと思う。


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