tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ブルーコーナー

2010-10-14 22:38:20 | 日記

 
 
 
 

(Entry 317~320/365) OLYMPUS PEN Lite E-PL1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm f3.5-5.6 L


日本の真南、北緯7度に位置するパラオ共和国。美人のオプショナル・シーカヤック・ツアーガイドのレイさんの話によれば、南北640kmに渡る538もの島々からなるらしい。
パラオでは、例え海面に突き出た小さな岩でも、木が一本でも生えていれば島としてカウントするとのこと。
島の周囲はリーフに囲まれ、美しく輝く白いサンゴ砂のビーチがあちこちにある、まさしく南の島のパラダイス。
リーフの内側には、数々の美しいサンゴ。そして、リーフとリーフの間にできた潮の通り道のチャネルには、マンタがプランクトンを求めて乱舞する。
リーフの周りには、急激に落ち込むドロップオフが点在。有名なのは「ブルーコーナー」や「ニュードロップオフ」など。
グレイリーフシャークやナポレオン、ウミガメなどのなど大物たち、ギンガメアジやバラクーダの大きな群れ、チョウチョウウオの乱舞、そして運がよければネムリブカ (ホワイトチップリーフシャーク) がダイバーの目を楽しませてくれる。

ブルーコナーの常連はグレイリーフシャーク。カレントフックを利用して、上げ潮に逆らってドロップオフを覗き込んでいると、目の前をたくさんのサメが通り過ぎていく。
1匹のメスのサメの後ろには、数匹のオスのサメがつきまとい、サメ行列となって泳いでいる。

シャークを漢字で書いた「鮫」という字は、交尾をする魚という意味がある。 また、「鱶(ふか)」という字は、出産した幼魚を養う魚という意味だ。
生まれたばかりの仔魚を外敵から守る魚は他にもいるが、多くのサメは卵胎生で、母体の子宮内で孵化した仔魚がある程度育ってから生まれてくる。

サメのオスには腹部にクラスパーという交尾器がついていて、これで交尾を行う。
交尾はサメの種類によって異なり、オスとメスが互いの体を巻きつけたり、腹をくっつけたり、平行に泳ぎながら行うようだ。
メジロザメ属のグレーリーフシャークは、平行に泳ぎながら交尾をする。その際、オスがメスの体から離れてしまわないようにメスの体に噛みつく。
そのため、メスのサメの体には、交尾の時の噛み傷が見えることが多い。
それゆえ、メスのサメは交尾の際に怪我をしないために、オスの3倍もの厚さの皮膚を持つように進化しているらしい。


気に入った写真や記事がありましたら応援のクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村