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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

2009年初ダイブ(1)

2009-01-13 20:55:39 | プチ放浪 海沿い編

 
 
 
 

1/10(土) 田子、天候 晴 水温 16.2℃ 透明度 12メートル
(1本目)白崎、(2本目)白崎、(3本目)弁天島、網代

今年の初ダイブ。日本列島は、発達した低気圧の移動により、東北や西日本は暴風雪の予報だった。
3連休の初日。海上で朝日に輝く牛着岩の写真を撮ろうと狙っていたぼくの目論見はみごとにはずれ、海は強い西風にあおられていて時折、飛まつが舞い上がっていた。これでは、ダイビングどころの話ではない。堂ヶ島の遊覧船さえも出航できないだろう。
ダイビングを諦めて、今日は下田水族館へ遊びに行くか、あるいは、伊東あたりの温泉街をぶらりと観光でもしようかなと、みんなを待つ車の中で一人思っていたら、雲見のダイブショップから「今日は田子で」との連絡が入る。

日本列島が西高東低の冬型の気圧配置になれば、高気圧からの吹きだしの風を受け、西に向いた海岸線はウィンディになる。オンショアの風により、波頭を風につぶされて崩れ波となり、ブレイクが速くフェイスが狭いグシャグシャな、サーファーにとってはつらい波になるため、この日の堂ヶ島付近のサーフポイントには、ひとりのサーファーもいなかった。
一方、西側を山に守られた田子ポイントは、うって変わって穏やかな波。ここは雲見のような地形のダイナミックさはないが、冬でも海況が安定していて、西風でもだいたいは潜れる貴重な場所だ。
田子のダイビングサービスでみんなと待ち合わせ。9時ごろ、ダブルキャブでみんながやってくる。今日のゲストは5名。これに対し、スタッフが3名の豪華な布陣。
やや沖の弁天島のポイントは、うねりがありダイビングが難しそうということで、糸井さんに連れられて、より岸に近い白崎というポイントにエントリー。海は、うねりで海砂が巻き上げられて濁っており透明度は良くないが、海に入れるだけましだろう。

水温は16度。ドライスーツを着ているので、海の中で寒さを感じることはない。ドライスーツは首や手首を締め付けて海水が入らない構造となっているのだが、ウェットスーツと比べると動作が鈍くなりがちになる。この日、ゲスト5人のうち、3人がドライスーツ。しかも、tetujinのドライスーツは、ドライスーツはもう着ないという友人からもらったもので、サイズがかなりきつめ。だから、なおさら動作が鈍くなってしまう。
「ドライスーツ着るのに15分ください」
ぼくが言うと、泣き虫のインストラクターのミホが<考えられない!>というように、珍しい水中生物を見る目つきでぼくを見ていた。
首や手がスーツから、なななか出てこず、ドライスーツを着るだけで、全身が疲労困ぱい。そして、ドライの場合は、トイレに行くときは脱がなきゃならないので、ダイビングの合間はトイレをできるだけ我慢をしている。

午後の3本目。雲見からミツオカのクラシカルな形をしたレイを飛ばして、昨年、一緒に潜ってくれた女性がやってきた。彼女に会うのはクリスマスパーティ以来だ。めちゃくちゃな明るい笑顔。今年も、良いダイビングの年になりそうな予感がする。


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