湖池屋 ぺっぱムーチョ クラッシュペッパー。
凍結乾燥製したグリーンペッパーで、生のコショウの爽やかな刺激。果実を想わせるフルーティーな香りと、爽やかな刺激による爽快感。
袋を開けるとレモンとスパイーシーな香り。塩加減やや強めのパリパリとした食感。シンプルながら爽快感が心地いい。
新しいムーチョっすね。お酒に合いそう。
KOIKEYA PRIDE POTATO 今金男しゃく 幻の芋とオホーツクの塩。
ちょっと話題遅れだけど、限定150万袋。
幻のじゃがいもと呼ばれる希少な品種らしい。「今金男しゃく」の新じゃが。
北海道渡島半島の北部に位置する今金町。「今金男しゃく」は糖度が高く、ホクホクした食感と、自然にとける舌触りの良さが特徴らしい。そのでん粉価(ライマン価)は13.5%。男爵薯では13~16のものが多く、いい環境で栽培したものは高い値が期待され、ホクホク感が高まる。
男爵薯と血縁の近いキタアカリ、ワセシロは、男爵薯よりもさらにライマン価が高いので、煮くずれが多く、水煮は皮つきが無難らしい。
焦げやすいためポテトチップスには向かないとされている男爵薯だが、塩気とじゃがいものうまみのバランスが絶妙。
古くから遊牧民として生き、イスラム教徒の多い国、キルギス。70年にわたるソ連時代に、ロシア文化の影響を受けながらも、彼らの伝統的な食卓は中国の西域やモンゴルからシルクロードを通って伝わった遊牧民の料理だ。
中国西域も、そして、モンゴルも、それらの影響を受けたキルギスも、インスタ映えする料理ではない。今ではいろんな料理があるのだろうけど、アジア各国にある「包(パオ)」料理のキルギス版、「マントゥ」も代表例。小麦粉で作った皮で細かくした肉と玉ねぎ、ジャガイモを包んで蒸した料理。日本の小さなおにぎりほどの大きさ。2個も食べれば、中に詰まったヒツジの肉でお腹いっぱいになる。さらに乗って出てくるのはその2倍。
インスタ映えするカラフルな料理って、基本的に添加物やら化学調味料やらの産物だと思ってる。これに対し、色彩的にさえない、インドや、モンゴル、キルギスあたりの茶色系の料理はスローフード。愛情をこめて時間をかけて作った料理だ。まずいはずはない。
ぱんぱんに膨らんだポテチの袋を見たいがために、キルギスのキャンプまで持ってった堅あげポテト、うすしお味。
カラコル谷からアラクル峠(3550m)越えの急なザレ場、ガレ場。落石や、細く脆そうなトラバースに一息ついた時のスペシャル行動食。
高山病ケアのため、アミノバイタル、マルトデキストリン(粉あめ),ショッツなど甘めのものを口にしてたから、食欲不振気味でも単純な塩味がおいしい。
いくつかのパッケージをポーターさんたちにあげたら喜んでた。学生バイトの彼らは、キャンプでの食事は自炊。何を食べてたかは知らないけど、持参できるものは限られてる。日本のポテチ。かの地でもかなり好評のもよう。