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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アクアビクス27

2011-07-04 22:08:20 | lesson

 
 
 
 

「じゃあ、体の力を抜いてゆっくり背浮きしてみましょうね」
・・・ん?背浮きってなんだっけ?背中を浮かせるヤツだっけ?

「大丈夫。私がコアラみたいに支えているから・・・」
・・・ん?コアラ?コアラって、あのコアラのマーチのコアラ?
えーっと、コアラってどんな動物だったっけ。木の枝に両手でぶら下がっているヤツ?あれって、ナマケモノかあ。木の枝の上でネコみたいに丸くなってるんだっけ?。でもそれってなんか、支えるっつうよりも、重しじゃね?

「体の力を抜けばうけますよ」
・・・「うける」って、「浮ける」だよね。けっして「ウケる」じゃないですよね。でも、さっきのコアラってなんだろう。水泳の専門用語かな?・・・やっぱり、この状況を考えると、コアラみたいに後ろからしがみ付くってことかな。。
しがみつかれたら、浮けそうもないんだけど・・・。
っつうか、そのコアラがぼくを後ろからかかえてくれてるけど。。

・・・なんて考えていたら、体の力はぬけないですよね。。

「ダメです?」
「ダメかも・・・」
「じゃあ、ビート板を使いましょうか?」
「はーい」
「じゃあ、ビート板を胸に抱きしめて、コアラみたいに泳いでください」
・・・ん?またコアラ?動物に例えるなら「コアラ」というよりは「ラッコ」の方が限りなく近いような気がするんですけど。
でも、ラッコがビート板を抱えて泳いでいるのを見たことがないから違うか・・・。。

結局、彼女の言うコアラってなんだったんだろう・・・。案外、プロレスの新しい技だったりして。。
「コアラツイスト」
・・・なんか、限りなく迫力のない技に聞こえるんですけど・・・。

おっと、それ以前に、コアラは泳ぐんだろうか?背泳ぎで?
彼女はいったい何が言いたかったのだろう・・・。謎だ。


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アクアビクス26

2011-07-03 20:51:45 | lesson

 
 
 
 

ダイブマスターが初級の成人水泳教室を受けると・・・。
そもそも、この設定が間違ってません?仮にもダイブマスターっつうのは、そこそこに泳げなくちゃならないはずだし。初級の水泳教室にダイブマスターが生徒としているなんてありえねー。
・・・と言う声が聞こえてきそうだが、現実(事実)は小説よりもってやつだ。
細かい説明は省くが、どこのダイブマスターも人の子、いろいろと人生に間違いがある・・・。

さて、たいていの場合、成人水泳教室では、生徒の中で先頭を泳ぐのは、コーチより速く泳げることを常々自慢にしているヤツだ。
っつうか、生徒の中で自然と序列ができ、先頭から順番に泳ぐのがうまい順となる。
また、コーチも先頭のスイマーには、皆の良いお手本を期待するのもあるだろう。

んで、初級の成人水泳教室。今日のメンバーは年配者ばかり。ぼくは、一番最後に泳げるように、一列に並んだ生徒の一番端に並ぶ。・・・ダイブマスター訓練で心底身に付いた習性だ。
コーチのおねえさんが「蹴伸び」の説明をした後に、さあ泳ぎましょうとこっちを向いて言う。
おめえらさっさと泳げよ。。ダイブマスターのぼくはみんなを見る。みんなとアイコンタクト。これもダイブマスター修行で身に付いた習性。
が、なんと、みんなの視線が一番年下のぼくに集まっているではないか。
「当然、若い順」ってこと?プールに通っている年数じゃなくて?

「聞いてませんでした?蹴伸びよ」
コーチのおねえさんが、ちょっぴりイラッとして言う。なのであわてて、ゴーグルをつけてプールの壁を蹴る。
・・・ちゃんと聞いてたんだけどなあ。

さて、折り返し。どうせまた先頭だろうとゴーグルをつけて準備。
ここでコーチのおねえさんから、あれこれフォームの注文が入る。そして、さあ泳げと。
って、ゴーグルが曇っちゃって何にも見えないんですけど・・・。

あわてて、ゴーグルをはずしての曇りを取っていると、
「聞いてませんでした?蹴伸びよ」
コーチのおねえさんがかなりイラッとして言う。・・・さおりせんせい。やっぱ、オレ、先頭は無理っす。


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アクアビクス25

2011-07-02 22:45:28 | lesson

 
 
 
 

さて、ダイブマスターが初級の成人水泳教室を受けると・・・。
ダイブマスターって、エアが足りなくなった時のスペアタンク代りぐらいにしか思ってもらえてないが、
これで結構大変だ。

ツアーや講習のアシストに付く時は、なによりもまず、チーム全体を見渡せる最後方のみんなよりも1~2メートルほど上方に位置する。

ダイビング中に突然浮き上がってしまい再潜降出来ず、気づいた時は水面というダイバーが時々いる。 こんな時はパニック状態に陥っていて、水面の安全確認もおろそかになり、とても危険。
また、ドリフト中に上下感覚を失い、どんどん水深を落としていくダイバーも危険だ。
ダイブマスターは、最後方からダイバーたちを常に監視し、みんなの急浮上、急潜降に備えているのだ。

しかも、先頭を行くインストラクターと常にアイコンタクトして、チームに異常がないことを知らせなければならない。このため、インストラクターがいつもどちらの方向から後ろを振り向くのか、その癖を見抜き、振り向いたらすかさず合図を送る。つまり、インストラクターの振り向く方向を推測して、チームの右側、あるいは左側に位置するのかを決め、チームを後ろからバックアップするのだ。
まあ、地形とかの関係で、推測した方向とは逆からインストラクターが振り向いて、アシストしているはずのぼくをイライラしながら探すことが多かったりするだが・・・。
教習のアシストの際は、デモとしてインストラクターに呼ばれる気配を機敏に察知して、インストラクターのすぐそばに詰めると、じゃまだあっちに行けと合図されたりするのだが・・・。

なによりも大変なのは、カメラ派ダイバー。勝手気ままに、被写体を見つけてあちこちへ行ってしまうので、後方からチームをまとめ上げるのは至難の業だ。
写真を撮り続けるダイバーの邪魔をしてはならず、みんなとはぐれてしまってはならずで、水中ではものすごい葛藤がある。。
もちろん、陸に上がったら、
「すごい写真が撮れていそうですね。あとで見せてくださいね」
など、水中では「おめえなんかにキレイな写真が撮れるわけねーだろ!ばーか。ばーか」
なんて心の中で毒づいていたことはおくびにもださず、話しかけなければならない。

そんなダイブマスターが初級の水泳教室に参加すれば、当然のことながら、泳ぐ順番は一番最後となる。続きは明日。


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アクアビクス24

2011-07-01 21:54:57 | lesson

 
 
 
 

「S字プルはですね。キャッチからフィニッシュにかけて、側面から見てS字を描くような動作をいいます」
「フムフム」
「S字プルは大きな推進力を生み出す重要な技術です」
「ああ、そうなんだ!」

「S字プルを行うメリットは2つあります」
「ウンウン♪」
「1つは、直線的にプルを行うよりも、長い時間水をかくことができ、より大きな推進力を生み出すことができます」
「フーン」
「もう一つは、水を斜め方向にかくときに、手の甲でスカーリングすれば、推進力をより高めることができます」
「ウンウン?」

「では、先頭の人からS字プルを意識して泳いでみましょうね♪」
「・・・」
「・・・」

「んで先生?なんで泳ぐんでしたっけ?」
「m9(^Д^)ぷぎゃー」

・・・こうして今夜もバトルが始まった。


 

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アクアビクス23

2011-06-30 23:41:00 | lesson

 
 
 
 

さて、上級者の常連たちが通う「成人水泳」教室のインストラクター。
「腰のポジションは、立ションする時の位置で」ってやる彼女のことだ。

彼女の教え方は、具体的な数字がたくさん出てくるのでわかりやすい。
例えば、クロールの姿勢。直立した姿勢では、背骨がS字型にたわむから、背中にできるへこみでペットボトル一本分の水の抵抗があるらしい。
だから、背中は猫背になる感じでへこみを無くさなきゃならないと・・・。

技術屋にしてみれば、実にわかりやすい説明。「ペットボトル一本分」の根拠はともかく、そんなに抵抗があるんだ!と素直に納得できる。
きっと、彼女は政治家になって、白いスーツかなんかを着て国会答弁に臨めば、国民の絶大な信頼を得るかもしれない。

先日のトリビアは、股関節の運動機能が日常の行動の75%を受け持っているとのこと。
つまり、股関節の機能が失われると、3/4の日常動作に支障がくることになるらしい。
・・・ん~。ためになる。知的な彼女の教え方の根強いファンは多いのだ。

ただ、プールにいる間はそうした話を覚えているのだが、問題はプールからあがると何の話だったかすっかりと忘れてしまっていること。
次回、彼女のレッスンを受ける機会があったら、ダイビングで使う書けるスレートを持参しようかなんてね。でも、スレートを持って帰ってくることを今度は忘れるんだろうなあ。


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