水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

地震および津波に係る記載(その50:原発周辺の福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か?という。)

2013-05-04 | 地震・津波関連

'13-04-28投稿、05-04追加

 昨今、春になってから国内外で連発するM5以上の中規模地震か?
と思っています。

 既報(その49)にて、ここ2年間の地震規模および発生数と季節との関連('12-03-01~ '13-04-25)を個人的な関心で調べましたが、
 有史以来の歴代超巨大地震から人工的な地震による増幅効果は例外として
参考情報(人工地震)
ザウルスでござる
OSS日本本土に対する地震心理戦計画 2 本文全訳http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/91de5b468befd544004e4c1c7b264c0d
(一般的な人為的な地震とは→人工地震 - Wikipedia参照)

巨大地震の発生の季節性について調べましたが、

 当面は関連投稿に記載した環境放射能の影響着目して、可能な限り、杞憂を払拭することを目的として記載していますが、既報でも記載しましたが、
妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 日本での湿度が高いと思われる梅雨季に中る6月と雨が多い台風季に中る9月では、わが国を含めた東アジア、ロシア東部地域では、比較的に甚大な災害を及ぼす巨大地震の発生がないようです。

 関東大震災に因んで設定された9月1日防災の日という先入観で中る9月度は地震規模が大きくなると思っていましたが、予期に反して中規模地震も含めて、巨大地震の発生は環境湿度が低いと発生し易いのだろうか?想っています。
 現状、環境中の水分量が少なく、所謂「五月晴れ」に象徴される「からっとした気候」に発生し易いのではないかと?推察しています。
参考投稿:
地震および津波に係る記載(その49:地震規模および発生数と季節との関連('12-10-01~ '13-04-25))

 巨大地震が日本全土の通津浦裏でおこるという予測について、既報にておおむね整理しましたが、現状、的確なピンポイント予知は不可能と想われますが、それにしても、この中でどこが優先的に発生するのだろうか?と杞憂しています。大津波だけはせめてもと思っています。
関連投稿:
(その5(追加・更新):大津波発生メカニズムに係る調査)

(その23:巨大地震が発生しやすい場所示す「全国地震予測地図」最新版
(2012-12-23)
(その26:巨大地震、「内陸部」リスク上昇に係る雑感 )
(2013-01)
(その11:巨大地震予言まとめ の調査とその後
(2012-12-14)
(その27:地震雲予兆から首都圏10日以内に震度6予測に係る雑感)
(2013-01-14)

 PS(05-04):
 ゴールデンウィークも終盤、連休中は朝夕の寒暖の差が激しく過ごしにくい昨今ですが、5月に入ってからの福島沖の小康状態が気になります。
 5月は五月晴れに象徴されるようにからっとした気候であり、既報(その47:地震規模および発生数と季節との関連の調査('12-03-01 ~ 09-30))の結果からも、地震が発生し易いと思われ、念のため、連休中の地震発生状況を調べて追記しました。
 結果として、昨年、多発していたM5以上の福島県沖の連休中の地震はほとんどなく、地震規模は小さく、小康状態となっているようです。

 ただし、参考までに、
昨、今年度の4月国内地震発生状態は既報(その47)から昨年は全273回 国内M5以上10回であり、今年は全238回 国内M5以上1811でありました。
 やはり、今年の4月は放射冷却により例年より朝晩寒かったことから、大気中の水分量が少なく?必然、湿度が低くなったためか?全体的には3.11余震の影響が薄れて?地震規模は小さくなっているが、東日本沿岸以外の
国内各地の地震回数は多かったようです。

引用:過去の地震情報 tenki.jp
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries?order=&desc=1 
tenki.jp
(一部割愛しました。) 

     最大震度
  2013年5月3日 群馬県南部 M2.4  1
    紀伊水道 M3.2  1
    群馬県南部 M2.8  1
  2013年5月2日 群馬県南部 M4.3  4
    岩手県沖 M3.7  2
    熊本県天草・芦北地方 M2.5  1
    福島県沖 M4.4  3
    栃木県北部 M2.7  1
    福島県沖 M4.1  2
    茨城県北部 M3.9  2
    茨城県北部 M2.7  1
  2013年5月1日 千葉県東方沖 M3.8  1
    宮城県沖 M3.9  1
    千葉県北西部 M3.2  1
    栃木県北部 M2.6  1
    淡路島付近 M3.1  2
    宮古島近海 M3.8  1
    千葉県東方沖 M3.3  1
    群馬県南部 M3.5  2
  2013年4月30日 群馬県南部 M2.5  1

 

     最大震度
  2013年4月30日 群馬県南部 M4.3  3
    宮城県沖 M3.9  1
    愛知県西部 M3.4  2
    福島県沖 M4.0  2
    茨城県北部 M2.9  1
    三宅島近海 M2.7  1
    宮城県沖 M3.2  1
  2013年4月29日 岩手県沖 M4.4  1
    茨城県沖 M5.7  3
    高知県中部 M2.9  2
    岩手県沖 M3.7  1
    栃木県北部 M2.0  1
    宮城県沖 M4.2  2
    茨城県沖 M4.0  1
  2013年4月28日 奄美大島近海 M3.3  2
    福島県沖 M4.6  1
  2013年4月27日 宮城県沖 M3.6  1
    秋田県内陸南部 M2.3  1
    播磨灘 M2.8  1
    宮城県沖 M3.6  1

 

    最大震度
  2013年4月27日 播磨灘 M3.5  2
    大隅半島東方沖 M3.6  2
    茨城県北部 M3.0  1
    福井県嶺南 M2.7  2
  2013年4月26日 和歌山県北部 M2.3  1
    千葉県東方沖 M3.2  1
    熊本県阿蘇地方 M2.5  1
    福島県沖 M3.2  1
    福島県中通り M2.6  1
    和歌山県北部 M3.1  1
    福島県中通り M2.7  1
    千葉県東方沖 M3.3  1
    福島県中通り M2.6  1
    宮城県沖 M3.6  1

 今回は一番起きてもらっては困るというより、恐らく壊滅的な被害を及ぼすと杞憂する関係者の努力にもかかわらず、今なお増え続ける汚染水など完全に収束していないという福島原発周辺の福島沖における巨大地震の前兆か?という危惧を警鐘する記載を調べました。

zakzak 
福島沖で危険な兆候 巨大地震前の小康状態か 東海大教授が警告
2013.04.26
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130426/dms1304261810022-n1.htm
(一部割愛しました。)
「兵庫・淡路島や東京・三宅島などでマグニチュード(M)6級の地震が頻発している日本列島で危険な兆候が現れている。福島県沖で異変がみられ、専門家は「アウターライズ(海溝外縁部)型地震の危険が高まっている」と指摘。「今後、数カ月以内に起きる兆しがみられる」というのだ。実際に発生すれば、東北地方沿岸を最大10メートルの大津波が襲う可能性もある。悪夢が再び訪れるのか。緊張感が漂っている。

不気味な小康状態が続いている。巨大地震がくる前の『嵐の前の静けさ』のようだ

東海大学海洋研究所地震予知研究センター長の長尾年恭(ながお・としやす)教授(地震電磁気学)は、不安げにこうつぶやいた。

長尾氏は東大大学院で地震予知研究を深め、予知で実績のあるギリシャ・アテネ大で共同研究に取り組むなどその道の専門家として知られる。

 現在、同センターでM7以上の巨大地震などを予測するため、各地のデータを分析。列島地下の地震活動の分布を天気図に見立て、独自に「地下天気図」を作成している。

 特徴は、地震の直前に共通してみられる兆候をとらえ、「低気圧」に置き換えて予知を試みていることだ。

「簡単に説明すると、巨大地震が起きる前、その地域で日常的に起きている小さな地震が急に減少する。こうした傾向を低気圧にたとえる。つまり、『地下天気図』で低気圧が発達することは、巨大地震発生の確率が高まっているということだ」と長尾氏は解説する。

  ここでいう小さな地震には、体には感じないごく微少な地震も含まれる。地下で生じたひずみは、繰り返す小地震で少しずつエネルギーを解放させている。その現象が止んで地震の「静穏期」に入ると、どんどんエネルギーがため込まれ、やがて大地震となって一気に解放されるというわけだ。

長尾氏によると、約6400人の死者・不明者を出した1995年の阪神大震災(M7・3)、2007年の能登半島地震(同6・9)でも同様の動きがみられたという。

 そして今、その異常が福島県沖の地下で起きている。

 「東日本大震災以降、福島県沖で日常的に発生してきた小さな地震が止んでいる。巨大地震前の静穏期に入った可能性がある。もちろん、100%の発生を予測するものではないが、数カ月から1年以内にM7以上の大きな地震が発生するリスクが高まっている」(長尾氏)

 4月に入って、13日に淡路島でM6・3、17日には三宅島近海でM6・2、宮城県沖でM5・8の揺れが襲うなど連日のようにM6級の地震が頻発しているだけに、確かに不気味ではある。

 福島県沖を震源として起きる巨大地震で、最も警戒しなければならないのは、大規模な津波だ。

「日本海溝の東側を震源とする『アウターライズ型地震』が起きると海底が大きく動くため、大津波を引き起こす恐れがある。アウターライズとは、海洋プレート(太平洋プレート)が、陸側プレート(北米プレート)に沈み込みを開始する部分を指す。震源が陸地から離れているため、揺れそのものは大きくないのも特徴」(気象庁関係者)

典型的なアウターライズ型地震は、約3000人の死者・不明者を出した1933年の昭和三陸沖地震(M8・1)。震源は岩手県沖の日本海溝外側で、1896年に三陸沖で発生した逆断層型の明治三陸地震(M8・2~8・5)が誘発したものとみられている。

 そうなると2011年3月、三陸沖を震源として起きた同じ逆断層型の東日本大震災(M9・0)との関連が見過ごせない。

 長尾氏は「『明治三陸』の大地震がアウターライズ型地震の『昭和三陸』を誘発したように、3・11の大震災がM7級のアウターライズを誘発する可能性はある。もし起これば、最悪の場合、10メートルの津波が東北の太平洋沿岸一帯を襲うことになる」と危ぶむ。

沿岸部には爆発の記憶が生々しい福島第1原発のほか、第2原発もある。「不気味な兆候」が兆候に止まり、現実にならなければいいが…

■関連記事
 列島再び地震頻発の恐怖 専門家「地下は大変動期、M6どこでも起こり得る」」という。

⇒確かに、既報地震および津波に係る記載(その49:地震規模および発生数と季節との関連('12-10-01~ '13-04-25))での調査結果では、
(引例:htttp://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/entries?order=&desc=1

 昨年と比較して、4月特に最近の福島県沖の地震の数は殆どなく、かつ、規模は小さく、「不気味な小康状態が続いている。巨大地震がくる前の『嵐の前の静けさ』のようだ。」という言葉どおりですが、個人的には、3.11による余震がようやく収まってきたのか?と思っていましたが、関連記事では地震学者は、「東日本大震災以降、日本近辺の地下は大変動期に入ったとみられ、エネルギーが蓄積され、M6程度の地震はどこでも起こり得る不安定な状況になっている」と指摘している。

 「繰り返す小地震で少しずつエネルギーを解放させている。その現象が止んで地震の「静穏期」に入ると、どんどんエネルギーがため込まれ、やがて大地震となって一気に解放されるというわけだ」という個人的に、今まで認識していた知識「歪緩和」とは異なる?不気味な考え方があるようです。

 地震発生メカニズムに関心があり、火山帯活動の活性化に及ぼすさまざまな要因を調べていますが、

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに振動する日常茶飯事な現象ですが、
 基本的には環境放射能の変化⇔地殻の地質、地層の状態変化が交互に影響している過程において、「地震・津波規模に付随する現象」として、自然科学的な目に見えない1) 「爆縮現象」、2)地下水中のラドンの変化、3)地殻中からのオゾンの発生、4)環境中のベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノの増加、4)大気イオン濃度の増加 、5)電磁波ノイズの発生、また肉眼観察が可能な6)地震雲の発生、7)鯨など生命体の異常行動などが誘起されていると思っています。
 
現状、そのメカニズムについては個人的にはよく解っていませんが、過去の事例から世界の火山帯、プレート境界領域で発生しているので火山活動の活性化に影響する人為的も含めて上記の天変地異要因が影響していると推察しています。

今回の巨大地震についてはさまざまな妄想されます。

 海底の地殻の状態がどのようになっているのだろうか?
 単に、大陸プレート移動によるストレスの影響だけでなく、海底地殻下のマグマ活動?への影響あるのだろうか?

関連投稿:
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)2013-04-19 | 火山活動の活性化


巷間で語られる鯨など打ち上げが発生しているのだろうか?

 

    (google画像検索から引用)
 
 
また、海底の海水温度分布はどのようになっているのだろうか?

 引用文献:技術屋ポッポのブログhttp://boppo20110311.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html


 地殻移動させる要因とは一体何なのだろうか?また今でも連続的に起こっている余震活動は今までとは地震の質が違うのでは?と妄想しています。

(個人的な雑感)
 さまざまな電荷・磁性をもつ環境
放射能の微粒子が地殻に電荷・磁気的に吸着して地殻の表面電荷*、磁性、微生物の質・含有量などを変化させているのだろうか?
*表面電荷は既報引用文献「ゼータ電位の測定」の巻末に記載されている物質の等電点によって、おおよそ判断できると思っています。

 別報ゼータ電位の紹介で記載したように、これら酸化物微粒子の表面電荷はエアロゾル(空気中)、ゾル(水中)を問わず、
 たとえば、水中ではアルミナおよびシリカ単独では、等電点(電荷が0のときのpH)がそれぞれ約pH2.5とpH9であり、pH7~7.5(海水の平均)では両者のゼータ電位が反対になっています。微粒子のマイナスを示すシリカ(SiO2)がプラスを示すアルミナ(Al2O3)に吸着します。
  

 (google画像検索から引用)

   (google画像検索から引用)

  また、既報(その24 '12-12-24投稿)で記載したように、地殻は珪素の酸化物を主体としてアルミニウム、鉄などさまざまな元素を含有した酸化物で構成されています。
 したがって、産総研で公表されている地球化学図(全国の地球化学図(海・陸)のデータによって地殻を構成する元素分布を知ることができます。

詳しく解析すれば、地殻成分元素によって電荷、磁性に影響する地殻組成が概ねどのような傾向になっているのかを知ることができると思われます。

 アルミニウム、鉄、マグネシウムなどの酸化物の多い地域の地殻は平均的な地殻よりプラス(+)化傾向になっていると思われます。
 地殻の電荷によって環境放射能微粒子の吸着状態も違ってくると想われます。


 


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