'13-06-30投稿、07-07、07-10、07ー13追加
第1原発 海際の井戸からも高濃度放射能汚染水が検出されたという。
港湾のみならず東日本沿岸一帯の水産業が壊滅的な状況になっている
非常事態なのに、相変わらず意味不詳の事後説明のようです。
PS:
47トピックス
http://www.47news.jp/47topics/e/243242.php
「東京電力福島第1原発の海側井戸で、高濃度の放射性物質を含んだ「汚染水」が相次いで検出されている。東電は、原子炉建屋に流れ込んで汚染される前の「地下水」を、山側井戸からくみ上げて海に放出しようと地元に説明を続けているが、汚染水と地下水を混同され、放出に理解が得られない要因の一つとなっている。
地元漁業関係者は「国や東電は国民全体に向けて『汚染水』と『地下水』の違いをもっと説明すべきだ」と話している。
東電が定義する「汚染水」は高濃度の放射性物質を含み、原子炉を冷却した後に建屋の地下にたまったり、海側井戸から採取されたりしている水。これに対して「地下水」は建屋に流れ込む前の水で、東電は「周囲の河川と変わらないレベル」として、汚染水との違いを強調してきた。
2号機タービン建屋の海側井戸では7月5日に採取された水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレルの高濃度で検出された。護岸付近で3日に採取した海水のトリチウムの濃度が2300ベクレルまで上昇、汚染水が地下を通って海に流れ出ている可能性が高まっている。
一方、建屋地下にたまり続ける汚染水を抑制しようと、東電は建屋より山側の井戸で「地下水」をくみ上げ、海へ放出する「地下水バイパス」計画を準備している。
この地下水の放射性物質濃度はトリチウムが1リットル当たり数十ベクレル程度、ストロンチウム90は検出限界値未満で、海側井戸の汚染水とは大きな差がある。
しかし「汚染水が放出される」と消費者が誤解して、風評被害につながるのではないかとの地元漁業関係者の懸念は払拭(ふっしょく)されていない。
(共同通信)2013/07/08 15:11」という。
地下水脈の構汚染のメカニズムについての説明が不詳と思われ、以下調べました。
東日本の太平洋岸の漁業はこれで全滅-なぜか問題視されないトリチウムの重大性
・・・原子炉を冷却した結果、放射能に汚染された水には、トリチウムというガンを引き起こす原因となる重大な放射性物質が含まれています。
・・・東電、そして国や政治家は知識がないのか、あるいは今でも隠蔽しようとしているのか、まったく情報を出しません。
反原発を訴えているはずの学者、研究者などの“自称”専門家たちも、トリチウムの重大な危険性については口をつぐんています。
ほうぼうで講演会を行っている反原発を標榜する研究者たち……彼らは「専門家」を自称するも、その実、ほとんど専門知識を持っておらず、トリチウムの脅威については意図的に話をそらそうとさえしているようです。
中略
専門家が解説する「福島第一原発からの放射能汚染水が及ぼす影響」について
Experts Explain Effects of Radioactive Water at Fukushima
(AKIO MATSUMURA FINDING THE MISSING LINK 6月5日)
はじめに
松村昭雄
福島第一原発の放射能汚染水の漏出は、新たな問題となっています。
照射済み燃料は、間断なく冷やし続けなければなりませんが、その結果生じる高濃度の放射能汚染水を、永久的、持続的に処理するための工程については、東電は未だに考え出すことができていません。
東電は、(冷却することによって生じた)放射能汚染水から、大部分の放射能を除去する工程は有しているものの、トリチウム(これは非常に危険な発癌物質)のような放射性核種を除去することはできないまま、安全基準をはるかに超える規模で、そうした核種が集結しているのです。
東電は、法律で定められているレベルまでトリチウムを薄めてしまうために、太平洋に放射能汚染水を流し込んでしまいたいと考えています。
しかし、東電に懐疑的な地元の漁師たちは、この動きに反対しています。
その間にも、東電は汚染水タンクに汚染水を貯蔵しているのです。
それらのタンクから汚染水が漏れ出していますが、(麻痺してしまって)もう驚かなくなっています。(マーティン・ファクラーのNYタイムズの記事)
中略
東電は、原子炉を冷却する(正確に言えば、メルトダウンして下の岩盤が溶け続けている「穴」に水を注入し続けている)際に出る高濃度の放射能汚染水を回収して、通称「アルプス」という多核種除去設備を使って放射能を除去していてます。
処理後の水は、構内に次々と設置した汚染水タンクに貯蔵して、少なくとも数百年の間、外部環境から隔絶した状態においておく必要があります。
すでに、5月7日の時点で、940基の汚染水タンクは、ほぼ満杯状態。汚染水が出続ける限り、新しいタンクの増設を行わなければならないのです。(しかし、それは、近未来において必ず破綻します)
これは、原子炉を冷却することによって、別の新たな問題を生じさせる原因を作っていることになります。
その最初の顕在化したトラブルが、タンクからの「水漏れ」です。
経済産業省エネルギー庁は5日、東京電力福島第一原発の汚染水を減らすため、敷地内でくみ上げた地下水(つまり高濃度放射能汚染水)を海に放出する「地下水バイパス計画」について、初の県民向け説明会を福島、いわきの両市で開きました。(第一原発地下水バイパス計画 福島、いわきで初の説明会)
パイバスから地下水くみ上げ、何ら処理を施さないまま、太平洋に流し込んでしまおうというのです。
「地下水は、生活用水に使用できるほど汚染が少ない」という東電の説明によって。
「地下バイパス」についての補足説明:福島第一原発近くの地下にある双葉断層に沿って、水が上がってきていることが確認されています。
これが、
直下型地震の引き金になると東北大学の教授が指摘しています。
下の図は地下バイパスの説明図ですが、原子炉建屋手前で地下水を汲み上げて(
①~②の部分)水の量を減らせば、建屋内に地下水が吹き上がることはなくなるだろう、という見込みの下で行う工事ですが、計算どおり、地下水の圧力が下がるかどうかはわからないのです。
地下パイバスの流れ もし、
①の量の調節に失敗すれば、地下水の圧力が下がって、逆に建屋とタービン室の地下に溜まっている汚染水が地下水脈に流れ込むことが考えられます。
その場合、とんでもない高濃度の汚染水が、そのまま海に流れ込んでしまいます。
そうなれば、地下水の水の量は人為的に調整できないので、「流し放題」となって海は完全に死滅してしまいます。
また、そうした事態になっても、しばらくの間は分らないだろう、ということです。
さらに言えば、そのような事態に至ったときに、東電と政府は、さらなる補償額の上積みを出さないために、海が汚染されても、公には発表しないかもしれないという疑念が残るのです。
地盤は、次の地震でも安泰とは限りません。
岩盤にひずみができたり、雨量が少なかったり、自然の条件の変化をしっかり勘案した上での計画なのか、という不安があるのです。
そういう意味で、ボーリング調査もろくに行わず、いったいどんな専門家が、この計画を考え出したのか。東電の「行き当たりばったり」の対応は、まったく信用できないのです。
もちろん、地下水自体が放射性物質が降り積もった山から地下に浸透してきた水なので、程度の差はあれ、すでに放射能に汚染されていることは言うまでもなく、地元の漁師さんが心配していることは正しいのです。
ここでも、経済産業省は御用学者を担ぎ出して、「計画は安全だ」と訴えています。」という。
PS:
NHKニュース
7月6日 18時23分
これは個人的には想定外ではなく、大丈夫かな?と思っていましたが、ベータ線を放射するトリチウムも検出されているという。副次的にニュートリノも発生していると思われます。
参考投稿:
「海水中に存在する微量元素」の変動要因(追加:環境放射能、大気汚染物質の影響)
(2013-05-30)
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)
また、周辺海域の気象異変への影響には、下記の引用文献から推察されます。
トリチウム水の環境への影響に係る記載(2013-03-24)の引例によれば、
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていたという。
弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect
「ボクがこれを見たときに思ったこと。
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていた。
今、その現象がドップラーレーダーに映った。
「核の効果による降雪」
ペンシルベニア州のシッピングポートの近くにあるビーバーバレー原発で寒空に排気する熱と蒸気が「核の効果」を起こし風下に雪を降らせた。最大1インチの積雪が観測された。地域的な降雪現象。
以下はピッツバーグの原発の排気が風下に降雪させてるドップラーレーダー画像。・・・
異常気象の原因はCO2だと断言してるけど、そのCは炭素14なんじゃね。さらに原発が放出してる水蒸気のH2OのHはH3(トリチウム)なんだろうな。こんなのがちょっと大気中に存在するだけで気象が大きく変動する。電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるくらいなのだから当たり前か・・・(後略)」という。
引き続いて、以前から懸念していたセシウムも検出されたという。
gooニュース
高濃度セシウムさらに上昇 福島第1原発の観測用井戸
2013年7月10日(水)09:36
東京電力福島第1原発敷地内海側の観測用井戸から極めて高い値の放射性セシウムを含む地下水が検出された問題で、東電は10日、同じ井戸で9日採取した地下水から、より高濃度のセシウムが検出されたと発表した。
検出値は、セシウム137が法定基準(1リットルあたり90ベクレル)の約240倍にあたる2万2000ベクレル、セシウム134が基準(同60ベクレル)の約180倍の1万1000ベクレル。それぞれ、前回8日採取分に比べ約1・2倍上昇した。
検出地点は2号機タービン建屋東側に掘られた観測用井戸で、平成23年4月に海への汚染水漏れがあった作業用トレンチから数メートルの場所。5月にトリチウムなど放射性物質濃度の上昇が確認されて以降、セシウムは比較的低い値だったが、8日採取の地下水を計測したところ急上昇していた。
東電は「原因は不明」として、誤測定の可能性を含め再分析を行っていたが、2度続けて高濃度のセシウムが検出されたことで、誤測定の可能性は低くなったとみられる。東電は今後、専門家に助言を求めるなどして原因を調べる方針。
海への流出については、海水の放射性物質濃度に大きな変化がないことから、「現時点では判断できない。引き続きデータを蓄積して総合的に判断したい」としている。
PS:7月5日の報道では2号機海側に新たに掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が検出されたという。
47ニュース
新たな井戸からも高濃度汚染水 福島第1原発、90万ベクレル
「福島第1原発の海側にある観測用井戸の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は5日、地中への拡散状況を調べるため2号機海側に新たに掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレルの高い濃度で検出されたと発表した。
新たな井戸は2号機の東側で、海まで約25メートル。事故直後の2011年4月に極めて高濃度の汚染水の海洋流出が確認された作業用の穴から数メートルしか離れていない。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「事故直後の漏えいの影響が出ているのか、引き続きよく見ていきたい」としている。2013/07/05 21:55 【共同通信】」という。
⇒下記に列挙した既報環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)(2012-11-22)などとの関連がどのようであるのか? 大飯原発および停止中の他場所の原発周辺の地下水と比べてどの程度か?と思われます。
47ニュース
海際の井戸からも高濃度汚染水 福島第1原発
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062901002001.html
「東京電力福島第1原発の海側にある観測用の井戸の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東電は29日、地中の拡散状況を調べるためさらに海側に掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3千ベクレルの濃度で検出されたと発表した。東電は含まれている核種の特定を急ぐ。
高濃度汚染水が地下水に混ざって海際まで達していることが裏付けられた。原発港湾内では海水の放射性物質濃度が上昇傾向にあり、海に流出している恐れもある。
東電によると、高濃度汚染水が新たに検出されたのは、海まで約6メートルの地点に掘った井戸。28日に水を採取した。2013/06/29 19:32 【共同通信】
もっと知りたい ニュースの「言葉」
地下水(2011年3月31日)雨水などが、地中の土砂や岩石の隙間などにたまった水。ミネラルウオーターなど清涼飲料水の原料になる。飲料の原料のほか、生活用水や工業、農業用などにも使われ、重要な水資源となっている。日本では大半が地表から約5〜20メートルに水脈がある。100メートルより深い場合もあり、雨水が地層を通って地下水になるまでには数年以上かかる。」
*以後、混同、誤解につきましては予め、断っておきます。
⇒ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3千ベクレルの濃度で検出されたという。核種の特定を急ぐというが、汚染水に含有されている放射能元素重量濃度はきわめて薄いし、崩壊して別核種になるので、3千ベクレル中の元素濃度をどのような分析方法で実施するのだろうか?
既報環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察('11-06-30~12-02-14)(2012-02-14)で記載したように、 既報にて、環境中のアルファ線(α線)、ベータ線(β線、電子線)、ガンマ線(γ線)、中性子線の測定に適した放射線の測定方法について調べましたが、環境放射能の識別は非常に難しく、経時変化(壊変)によるばらつきが大きいと個人的には思われます。
参考情報:
goo辞書
「放射能」とは「放射線を出す性質、または能力。ある種の原子核は自発的に壊れてα線、β線、γ線などの放射線を放出し、別の安定した原子核に変化する。この性質を放射能、また放射能をもつ原子核を放射性核種という。放射能の強さはベクレルという単位で表される。
[補説]一般的には、「放射能を浴びる」「放射能漏れ」のように、放射線や放射性物質の意味と混同して用いられることが多い。物理学的には、放射能は原子核の性質、放射線は放射性核種が放出する高エネルギーの粒子または電磁波、放射性物質は放射線を放つ物質を意味し、それぞれ明確に区別される。」という。
参考情報:
・放射性元素(アイソトープ)に特有な崩壊放射線
記号 半減期 放射線の種類
ストロンチウム-90 90Sr 29年 ベータ線
ヨウ素-131 131I 8日 ベータ線、ガンマ線
セシウム-137 137Cs 30年 ベータ線、ガンマ線
ウラン-235 235U 7億年 アルファ線、ガンマ線
プルトニウム-239 239PU 2万4千年 アルファ線
その他<<詳しく見る>>
・水に対する溶解性
基本的にはCs、Sr、Iなどは水溶性(イオン化しやすい→地下水脈からの汚染)
Pu、Uなどは水不溶性(ゾル(超微粒子)として存在→砂塵などに吸着)
Csは既報福島原発の放射能汚染水が海洋に流出? 専用港内のセシウム濃度異変という。原因究明して漏洩防止を!(2013-03-18)で記載したように、水に溶解し易い元素ですが、共存物質に吸着して周辺の海底に沈積しているともいう。
関連投稿: 海水中の元素の深さ方向の分布に係る記載によれば、
「海水中の元素の深さ方向の分布」は海水中に存在する元素および、その化合物の挙動を推察する上で参考になると思われます。元素によって、さまざまな分布を示していることがわかります。一部の元素は海水と反応して海底に多く沈積してます。
主な元素の分布
1)Na(ナトリウム)、Mg(マグネシウム)K(カリウム)、Ca(カルシウム)などの主成分は深さ方向で一定の濃度分布。
周期律表から、核反応放射性物質であるCs、Sr(アルカリ、アルカリ土類)も同傾向を示しています。
2)Al(アルミニウム)、Ti(チタニウム)、Th(トリウム)は深くなると濃度が高くなる。
3)Zn(亜鉛)Ge(ゲルマニウム)、Cd(カドミウム)などは濃度は表層で低く、中間層、底部で高い。核分裂反応物質に係る質量数(約60~170)に属するうちのレアアース(希土類)元素、例えば、Yイットリウム(原子価3)はこの中間型に属しています。
*周期律表(クリック)で原子番号、原子量(質量数)」
既報環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その24:地殻表面の放射能の地下への移動 )(2012-03-17)の記載では、環境中の放射能は雨水がしみ込む際に一緒に運ばれ1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透していたというが、今回の観測用井戸の深さは不詳ですが、原発敷地内から海につながる地下水脈からの汚染水によるようだ。
47ニュース2012/03/14 11:04(共同通信社)
地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も
「東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんにどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。
雨水がしみ込む際に一緒に運ばれるとみられる。同機構幌延深地層研究ユニット(北海道幌延町)の佐藤治夫研究員は「除染活動が遅れるほど放射性物質は深く移動し、除染で取り除く土壌が増えたり、(地下水に入って)井戸や河川に流れ込んだりする危険性がある」と警告している。
また、既報環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)(2012-11-22)との関連がどのようであるのか? 今後の着目点と思われます。
たとえば、比較の「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その10:地下水中ラドンと地震との関係について)(2012-03-02)で記載したラドン放射能含有水から何ベクレルのアルファ線(α線)がでているのだろうか?
また、地震の前兆として放射線値が一時的に減少する爆縮現象
「・・・A7HOQ提唱だが清瀬コスモスさんが過去4年間の計測レポートで的中率10割近い前兆現象。震源地や規模までは不明だが、概ねM6以上の地震の2日前くらいから起きる現象・・・」
詳しく見る>>
など
環境放射能からの崩壊放射線の検出はどのような核種からのものだろうか?非常に難しい分析か?と思われます。
自然放射能の壊変例
引用を詳しく読む(クリック拡大)
関連投稿:環境放射線量の変動メカニズムに係る記載(その1:環境放射能量の変動要因の整理)(2012-03-17)