山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

木曾駒ヶ岳・宝剣岳・空木岳(その1)

2011-08-13 | 長野の山
無事に土佐の高知から帰ってきました。
本日より、木曾駒シリーズを開始します。


7月22日から24日まで木曾駒から空木まで歩いてきました。
中央アルプスのメインルートです。

駒ヶ根駅

JR飯田線の駒ヶ根駅です。
ここはJR東海の管轄になっています。
新宿からここまで高速バスできました。

しらび平までのバス

ロープウエイのある「しらび平」まではこのバスで
入ります。
乗用車は途中の菅の台までしか入れません。


道路(1)

少しずつ山奥に入って行きます。
緑がだいぶ濃くなってきました。

菅の台駐車場

菅の台の駐車場です。
マイカーはここまでです。
ここからバスに乗り換えて入って行きます。

道路(2)

道がだんだんと狭くなってきました。
ここに乗用車を入れたら、身動きが取れなくなるでしょう。
このようなシステムはエコにも繋がるのでよいことだと
思いました。

山の奥

遠くの山にはガスがかかっています。
麓は晴れていても山の天気はわかりません。


道路(3)

幾つものカーブを曲がって行きます。
下りてくるバスとは連絡がとれているようです。
キチンと退避所で待っていました。


しらび平

駒ヶ根駅を出発してから45分でしらび平に着きました。
駒ヶ根駅が標高676m、ここが標高1662mですから、
一気に1000m上ってきました。


ポスター

いつもロープウエイに乗るまで待ち時間があるようですが、
この日はスムーズでした。
改札口の横に四季折々の風景を描いたポスターが貼って
ありました。


ゴンドラ

このゴンドラに乗ります。
定員は61名、全長2334m、標高差950mを
7分30秒で運行しています。


ロープウエイ(1)
ゆっくりスタートしました。
山の上には雲がかかっています。
雨にならなければよいと思います。


ロープウエイ(2)

かなりのスピードで上って行きます。
赤い支柱が見る間に近づいてきました。
これから雲の中に入って行きます。





佐渡紀行

2011-08-10 | 日常の出来事
7月29日から8月1日まで故郷・佐渡に行ってきました。
ずっと雨でしたが、31日はよく晴れてくれました。



家のすぐ前には海が広がっています。
前日は荒れていましたが、夏の海をみせてくれました。



左側の風景です。
奥にみえる岩の上でよく釣りをしました。
アイナメやべラがたくさん釣れました。
遠くにみえる山は右が弥彦山、左が角田山です。



透明度は抜群です。
水中眼鏡がなくても海の中がよくみえます。
テトラポットの周辺にはサザエやウニがたくさんいます。
ここから投げ釣りをすることもできます。




カモメも羽を休めています。
近くに行っても逃げようとしません。
時々、ネコのような鳴き声を発していました。




この日の夕方、きれいな夕日もみることができました。
私のところからは夕日は山に沈みます。
ここは車で30分くらい行ったところです。


デジブックにまとめてみました。
お時間のある時にご覧ください。




<お知らせ>

しばらくお休みします。
今日、これから高知に向かいます。
ブログは13日から再開する予定です。
みなさんのところにもご訪問できなと思います。
コメントの返信も遅れると思いますが、ご容赦ください。

男体山(最終回)

2011-08-09 | 栃木の山
鳥居(1)

鉄製の鳥居がありました。
こちらから登る時はこれを潜って登るようです。


7.5合目

7.5と書いてあります。
七合目と八合目の中間という意味のようです。


七合目

七合目を通過します。
それにしても歩きにくい登山道です。
濡れていなくてよかったです。

登山道(1)

今度は樹林帯に入るようです。
今回の参加メンバーの最高齢者は78歳の男性です。
登りは少し辛そうでしたが、下りになってエンジンが
かなり快調に飛ばしていました。

登山道(2)

中禅寺湖がかなり大きくなってきました。
ここは登山道が広くてどこを歩いてもよさそうです。
浮石に気をつけないと捻挫することもあります。
コースタイムよりかなり早いようです。

登山道(3)

私が最後尾です。
下りてきた登山道を振り返ってみました。
石がゴロゴロした登山道です。
かなり鍛えられそうです。

六合目

左の石に「六合目」と書いてあります。
何となく控え目な書き方です。
まだ半分以上下らなければならないようです。

五合目

小屋がありました。
ここが五合目です。
休憩するにはよさそうな小屋です。
でも我々はパスしました。

四合目

大きな鳥居があるところにでました。
ここが四合目です。
ここから少し林道を歩きます。

樹林帯

途中から笹が茂る樹林帯に入ってきました。
この頃から雨が降り出しました。
もう少し待って欲しかったです。
雨具を着ると暑くなるので、傘を出しました。


鳥居(2)

最後の鳥居です。
雨が本降りになってきました。
しばらくようすを見ましたが、止みそうもありません。
ここまで約2時間の下りでした。
コースタイムより1時間も早かったです。


中禅寺湖

中禅寺湖も雨に煙っています。
バスセンターまで20分ほど歩き、丁度発車間際の
バスに飛び乗って東武日光駅に出て解散しました。
最後は雨に降られましたが、なかなか素晴らしい山でした。


◎ 付 録

もう1曲鼓 童の演奏をお届けします。
画面をクリックしてお楽しみください。



男体山(その4)

2011-08-08 | 栃木の山
ニ荒山神社奥宮

頂上には祠があります。
ニ荒山神社奥宮です。
その右は休憩所ですが、閉まっていました。

太郎山

正面に太郎山が見えてきました。
日光には男体山・女峰山があり、その間に大真名子、小真名子の
二人の娘がいて長男の太郎がいる大家族の山です。
やはり長男だけあって太郎はどっしりとした姿でした。

下り(1)

このルートはかなり石でゴツゴツと荒れています。
少し下ったところから振り返ってきました。
噴火した溶岩がむき出しになっています。


中禅寺湖

中禅寺湖です。
ここから見るとかなり大きな湖だということが
よくわかります。
手前の小さな船は遊覧船のようです。



下り(2)

再び振り返ってみました。
かなりの勾配があります。
ここを登るのもなかなか厳しそうです。


戦場ヶ原

右のほうに広い湿原がみえます。
戦場ヶ原と呼ばれているところです。
ニッコウキスゲがたくさん咲くことでも知られています。
左に白くみえるのは竜頭の滝あたりです。
このあたりには他にもたくさんの滝があります。

遠景

奥の山にガスがかかっています。
噂をしたので、竜が空から現れたようです。
大暴れしないうちに下りたいものです。


下り(3)

下りとなると、みんな早いです。
不安定な足元にもかかわらず、転がるように下りて
います。
エンジンブレーキも利かないようです。


登山道(1)

かなり荒れた登山道です。
大雨で土砂が流されたようです。


登山道(2)

大きな石がゴロゴロしています。
以前登った八ヶ岳の蓼科山を思い出しました。
あの山も大きな岩がゴロゴロしていました。


龍尾神社

龍尾神社です。
ここで少し息を整えました。
それにしてもなかなか厳しい登山道です。
登り4時間というのもわかるような気がしました。

登山道(3)

下りてきた道を振り返ってみました。
雨の日は滑りやすそうです。
足腰を鍛えるにはよいかも知れません。
もう少し下ります。


◎ 付 録

♪ そうめんさん ♪

この唄は私ので昔から歌い継がれている唄です。
みなさんも手拍子をとって、一緒に歌ってください。



男体山(その3)

2011-08-07 | 栃木の山
ハクサンシャクナゲ(1)

すぐ近くに咲いていたハクサンシャクナゲです。
花の先端が5裂し、内部に緑の斑点があります。
加賀の白山で最初に見つかったのでこの名があります。



蕾の時は淡いピンクをしています。
葉っぱの裏が白くて縁がカールしているのも
特長になっています。

ハクサンシャクナゲ(2)

花が茎の先端にまとまって咲いています。
まっすぐ立った姿が凛々しく感じます。
どこかの上品なお嬢さんのようでした。

登山道

かなり深くえぐられた登山道です。
この山は火山が噴火してできた山です。
鉄分を含んだ茶色い土で埋め尽くされています。


遠景(1)

やっと視界が開けました。
奥に見える建物まで歩きます。

九合目

九合目です。
頂上まではもう少しのようです。


シロバナノヘビイチゴ

野生のイチゴです。
赤い実がなり、食べられます。
園芸用のイチゴはこれを改良したものだそうです。

遠景(2)

下からガスがどんどん湧き上がってきます。
雨が少し心配になってきました。

一等三角点

ここが頂上です。
志津乗越の登山口から2時間20分でした。
一等三角点が設置されています。
三角点のある場所は標高2484mです。
その奥に大きな岩があります。
この岩の高さが2mあり、現在は男体山の標高は2426mと
変更されています。


頂上の標識

小さな標識がありました。
これには確かに標高2486mと書いてあります。
栃木百名山とありますが、日本百名山でもあります。


ニ荒山大神像

頂上から少し下りたところに像がありました。
ニ荒山大神像だそうです。
鉄剣を持って南を向いています。


中禅寺湖

眼下に中禅寺湖がみえます。
これからあの湖に向かって下りて行きます。
通常は湖から登ってくるようです。
登り4時間、下り3時間といわれています。
さて、どのくらいで下りることができるでしょうか?


◎ 付 録


港まつりでは鼓 童の演奏もありました。
鼓童は世界中で活躍している太鼓集団です。
画面をクリックして、見事なバチさばきをご覧ください。
左手に携帯で動画、右手にカメラと忙しかったです。 


男体山(その2)

2011-08-06 | 栃木の山
男体山の頂上

やっと視界が開けて男体山の頂上が
見えてきました。
ここからまだまだ登るようです。

太郎山

ガスが湧いてきました。
太郎山があっという間に隠れてしまいました。


ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナが咲いていました。
白く見えるのはホウで葉っぱが変化したものです。
最初は緑色をしていますが、少しずつ白くなります。
花は中心に小さく集まっています。


七合目

七合目に着きました。
ここも樹林帯に覆われています。
今回は11名の参加者がありました。
先頭はどんどん進んでいるようです。


登山道(1)

大きな樹林に囲まれた登山道です。
かなり標高を稼いできました。


ミネウスユキソウ

ミネウスユキソウです。
ウスユキソウの仲間はたくさんあります。
このウスユキソウは綿毛が少ないのが特長です。

八合目

八合目です。
ここで小休止しました。
頂上まではもうすぐのようです。


登山道(2)

大きくえぐられた登山道です。
石が不安定で歩きにくかったです。



ハクサンシャクナゲ

花の色が白く花びらが5つに裂けています。
花の中に緑の斑点があるのも特長の1つです。
中禅寺湖の湖畔にはアズマシャクナゲが群生していました。
同じ日光に2つのシャクナゲが棲み分けているようです。


ハクサンシャクナゲの群生

ここにはたくさんさいていました。
斜面なので近づくことができません。
木はダケカンバのようです。
ここは標高2200mくらいあります。

登山道(3)

尾根道にでました。
なかなか頂上がみえてきません。



遠景

下に湖がみえます。
日光には小さな湖がたくさんあります。
雲が湧いてきて今にも雨が降り出しそうでした。


付 録

7月30日、港祭りの前夜祭で披露されました。
地元メンバーによる御番所太鼓です。
画面をクリックしてみてください。


男体山(その1)

2011-08-05 | 栃木の山
7月18日、日光・男体山(なんたいさん)に登ってきました。
日本百名山の1つだそうです。


東武日光駅

浅草から東武電車に乗りました。
終点の東武日光駅です。
昔から「ニッコウをみずしてケッコウというなかれ」と
いわれたそうです。

志津乗越

タクシーで志津乗越というところまできました。
今回はここから登ります。
駅からここまで約1時間かかりました。
イロハ坂から中禅寺湖を過ぎて更に奥まで入りました。

登山道入口

登山道の入口です。
ここから登る人は少ないようです。
車は数台ありました。



10分ほど行ったところに建物がありました。
神社に関係がある建物のようでした。


一合目

1合目の標識です。
このコースにはこのような合目標識があるようです。


二合目

二合目を過ぎました。
少しずつ勾配が厳しくなってきます。

太郎山

振り返ると大きな山がみえました。
太郎山(2368m)という山です。
その右には大真名子山(2375m)がそびえています。

三合目

三合目を過ぎました。
かなり急な登りです。
しばらくは樹林帯の中を登るようです。

四合目

四合目の標識です。
約20分間隔で現れるようです。

登山道

登山道はかなり荒れていました。
大雨なら登山を中止したほうが無難のようです。


五合目

やっと五合目に着きました。
四合目と五合目までの間は長かったです。
どうも均一ではなさそうでした。

六合目

六合目です。
この先もかなり荒れた登山道でした。
樹林帯の中は時々涼しい風が吹いてきます。
東京よりかなり気温も低かったようです。
私が持っている温度計では15℃を指していました。
頂上はもう少し低いかも知れません。

関東ふれあいの道(最終回)

2011-08-04 | 奥多摩


畑にでました。
この畑は御岳神社の宮司が作っているそうです。
野菜が中心に作られているようでした。

登山道

歩きやすい登山道です。
こんな道なら子供連れでも歩けそうです。
御岳まではもうすぐのようです。

ウバユリ

ウバユリの蕾です。
これももう少しするとユリに似た花が
咲き出してきます。
先ほどみたオオバギボウシの咲き方によく
似ています。

御岳神社

御岳神社に上る階段です。
ここを登れば神社があります。


山ガール

山ガールがお参りするところでした。
何をお願いしたのでしょう?
鈴がありましたが、紐がありませんでした。

日の出山

お昼を食べた日の出山が見えます。
あの山からここまで約1時間の歩きでした。

ギンバイソウ

前回は蕾だけでしたが、今回はきれいに咲いていました。
花が梅の花に似ています。
葉っぱの先端が深く切れ込んでいるのが特長です。



途中でケーブルで下りる人が何人かいました。
暑さでかなりバテたようです。
残りは杉並木の道を下りました。
道路に埋められている標識です。
御岳駅までまだ3.5キロもあるようです。


ケーブルカー

ケーブルカーの下を通ります。
上でケーブルに乗った人はもう降りたようです。

乗り場

ケーブルカー乗り場です。
ここまでは車でくることもできます。
御岳神社から約1時間の歩きでした。

ヤマユリ

ヤマユリが1本だけ咲いていました。
甘い香りがする花です。
少し下ったところにバス停があります。
丁度バスが待っていました。
駅まではまだ1時間くらいかかりそうです。
ここで全員バスに乗りました。
駅前に1軒だけある食堂で「反省会」をしました。
生ビールがあっという間に2杯空になってしまいました。


関東ふれあいの道(その2)

2011-08-03 | 奥多摩
オカトラノオ

この時期はいろんなところで見ることができます。
ヌマトラノオに対してつけた名前だそうです。
花は下のほうから順番に咲いてきます。


オオバギボウシ(1)

この花も下から順番に咲いてくるようです。
縮んでいたロープを伸ばして花を咲かせて行く
ようです。
花の神秘さを感じました。

オオバギボウシ(2)

この姿を見るとまったく別の花に見えます。
これから少しずつ伸びて行くようです。
上の写真と比べてみてください。
不思議さがわかると思います。

ヤマアジサイ

ヤマアジサイはガクアジサイの仲間です。
場所によっては装飾花がもっと濃いムラサキ色を
しています。


登山道

広い登山道にでました。
木陰に入ると涼しい風が吹いてきます。
誰かが「ビールと枝豆を欲しい!」といっていました。

大岳山

大岳山が見えました。
奥多摩ではかなり人気が高い山です。
雪がある頃歩きたい山の一つです。

日の出山

日の出山に着きました。
ここでお昼です。
この日は暑かったので、コンビニで「モリソバ」を
買ってきました。
暑い時にはおにぎりより食べやすいです。

石碑と三角点

頂上には立派な石碑と三等三角点がありました。
時々快い風が吹いてきました。
何よりのご馳走でした。

雲取山と飛竜山

右奥が雲取山、正面が飛竜山です。
夏の入道雲が湧いています。
両方とも秋の紅葉の頃、登ると楽しい山です。


日の出山の頂上

日の出山の頂上です。
アズマ屋もあり、こんな日には助かります。
我々の他にも数名の登山者がいました。

標識

こんな標識が道の脇に埋められています。
御岳駅までまだ7.5キロもあります。
まだまだ先が長いです。

関東ふれあいの道(その1)

2011-08-02 | 奥多摩
昨夜、故郷から無事に帰還しました。
今日からブログ再開します。


今回は上養沢から御岳までの道です。
7月16日(土)に歩いてきました。


上養沢バス停

ここがこの日のスタート地点です。
武蔵五日市駅からのバスが少ないので、タクシーに
分乗してきました。
参加者は13名でした。

標識

標識がありました。
御岳まで11.5キロと書いてあります。


案内板

コース案内板です。
このコースは「杉の木陰の道」というそうです。
気温は30℃を越える予想です。
本当に涼しいとよいのですが・・・・

石碑

大きな石碑が建っています。
この左手に立派なトイレがあります。
これからこの奥に向かって歩きます。

上養沢鍾乳洞(1)

しばらく歩くと建物がありました。
ここが上養沢鍾乳洞のようです。

上養沢鍾乳洞(2)

地図にも「封鎖中」と表示されています。
見学者も少なく、管理がたいへへんなので閉鎖した
ようです。

杉林

杉林に入りました。
ここから「杉の木陰」に入るようです。
少しずつ気温が上ってきました。

登山道

誰も歩いていません。
このような登山道がしばらく続きます。
時々吹いてくる風が心地よかったです。

分岐

分岐にでました。
ここから日の出山を通って御岳山に向かいます。

伐採の跡

きれいに伐採されています。
伐採したあとには何も植えられていないようです。
遠くに見える案内板に向かって歩きます。


オオバギボウシ

オオバギボウシが背を伸ばしていました。
花はこれからのようです。

ヤマユリ

ヤマユリです。
まだ蕾でした。
この日からだいぶ経っています。
もうきれいな花を咲かせていることと思います。