山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

男体山(その3)

2011-08-07 | 栃木の山
ハクサンシャクナゲ(1)

すぐ近くに咲いていたハクサンシャクナゲです。
花の先端が5裂し、内部に緑の斑点があります。
加賀の白山で最初に見つかったのでこの名があります。



蕾の時は淡いピンクをしています。
葉っぱの裏が白くて縁がカールしているのも
特長になっています。

ハクサンシャクナゲ(2)

花が茎の先端にまとまって咲いています。
まっすぐ立った姿が凛々しく感じます。
どこかの上品なお嬢さんのようでした。

登山道

かなり深くえぐられた登山道です。
この山は火山が噴火してできた山です。
鉄分を含んだ茶色い土で埋め尽くされています。


遠景(1)

やっと視界が開けました。
奥に見える建物まで歩きます。

九合目

九合目です。
頂上まではもう少しのようです。


シロバナノヘビイチゴ

野生のイチゴです。
赤い実がなり、食べられます。
園芸用のイチゴはこれを改良したものだそうです。

遠景(2)

下からガスがどんどん湧き上がってきます。
雨が少し心配になってきました。

一等三角点

ここが頂上です。
志津乗越の登山口から2時間20分でした。
一等三角点が設置されています。
三角点のある場所は標高2484mです。
その奥に大きな岩があります。
この岩の高さが2mあり、現在は男体山の標高は2426mと
変更されています。


頂上の標識

小さな標識がありました。
これには確かに標高2486mと書いてあります。
栃木百名山とありますが、日本百名山でもあります。


ニ荒山大神像

頂上から少し下りたところに像がありました。
ニ荒山大神像だそうです。
鉄剣を持って南を向いています。


中禅寺湖

眼下に中禅寺湖がみえます。
これからあの湖に向かって下りて行きます。
通常は湖から登ってくるようです。
登り4時間、下り3時間といわれています。
さて、どのくらいで下りることができるでしょうか?


◎ 付 録


港まつりでは鼓 童の演奏もありました。
鼓童は世界中で活躍している太鼓集団です。
画面をクリックして、見事なバチさばきをご覧ください。
左手に携帯で動画、右手にカメラと忙しかったです。