山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・弥彦から寺泊(その2)

2011-09-27 | 街道歩き

杉並木
杉並木を歩きます。
ここは旧北国(ほっこく)街道にもなっているようです。


車道

杉並木を過ぎると山道に入りました。
これから弥彦山の麓を通って寺泊まで
歩きます。

ツリガネニンジン

道端に咲いていました。
釣鐘のような花が輪生しています。

アキノノゲシ

この花もたくさん咲いていました。
春のノゲシに対してこのように呼ばれています。


シシウドとウラギンヒョウモン

シシウドに止まっているのはウラギンヒョウモンの
ようです。
かなり近づいても動きませんでした。

ヤマハギ

お盆にはこの花をとってきてお墓に立てました。
昔はお墓もたくさんあって、お盆前にはバケツ
一杯になるくらい山から刈り取ってきました。
竹を切って花立を作るのも子供の仕事でした。

標識

この先で道が分かれているようです。
真っすぐ行けば弥彦山の頂上です。
我々は左に歩きました。
暑い日だったので、水分補給がたいへんでした。


日本海

日本海が見えてきました。
海から吹いてくる風が心地よかったです。


稲穂と弥彦山

稲穂が頭を垂れています。
そろそろ収穫のようです。
後ろの山は弥彦山です。



稲の香りが風に吹かれてきています。
倒れているのは先日の台風の影響でしょうか?
久し振りに眺めた田園風景でした。

ハツユキソウ

途中に咲いていました。
トウダイグサの仲間です。
葉っぱが白いので、初雪が降ったように見えます。
この日は暑かったので、本当の初雪が欲しかったです。

良寛さんの歌

良寛さんの詠んだ歌だそうです。

「いにしえに 変わらぬものは 荒磯海と
    むかいに見ゆる 佐渡の島なり」

良寛さんもいつもこのあたりから佐渡も眺めていたようです。
この時は雲が多くて見えませんでした。