山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

槍ヶ岳(その15)

2011-09-24 | 長野の山
シモツケソウ

シモツケソウも雨にびっしょり濡れています。
暖めてあげたいのですが、遊んでいる時間が
ありません。
こちらもびっしょり濡れていました。

弓折岳分岐

分岐にでました。
ここから笠ヶ岳まではまだ6時間くらいかかります。
天気はもっと悪くなる情報です。
今回は笠を諦めてここから鏡平に向かうことに
しました。


鏡平へ

こんな表示がありました。
平地なら20分もあれば歩ける距離ですが、
山ではそうは行きません。
あと40分くらいでしょうか?

鏡平山荘(1)

鏡平山荘が見えてきました。
この池を廻り込めば山荘です。
ここまでの間は雨が激しくて撮影はできませんでした。

鏡平山荘(2)

これが鏡平山荘です。
分岐をでてから50分でした。
幾らか空が明るくなってきたようです。
槍ヶ岳山荘を出発してから7時間15分でした。

ベンチ

山荘の前には立派なベンチがあります。
雨が降っているので、誰も休んでいる人はいません。
双六小屋から連絡を入れていたので、宿では快く
迎えてくれました。
早速、ビールで無事を祝って乾杯しました。
好きな缶チュウハイがあったのは嬉しかったです。


夕食メニュー

バリエーションに富んだメニューでした。
小鉢にうどんまで付いていました。
この日の宿泊客は少なくてゆっくり寝ることができました。


鏡池

翌朝、起きてみたら相変わらず雨が降っています。
折角乾かした雨具をまた身につけました。
この池は「鏡池」と呼ばれています。
晴れていれば槍ヶ岳がきれいに映ります。


増水した沢

しばらくは沢に沿って降りて行きます。
ここ数日来の雨でかなり増水していました。


オオレイジンソウ

オオレイジンソウが風で激しく揺れていました。
トリカブトの仲間です。
レイジンとは雅楽を奏でる人のことで、その人達が被る
冠に花の形がにているそうです。


キヌガサソウ

キヌガサソウもそろそろ終わりのようです。
これでも精一杯サービスしてくれました。



登山道

ここもお花畑のようです。
相変わらず雨が降っています。
カメラを時々タオルで拭いていますが、そのタオルも
雨でびっしょりでした。