山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

槍ヶ岳(その2)

2011-09-07 | 長野の山
遊歩道(1)

明神まではほぼ平らな遊歩道です。
登山者だけでなく観光客も歩いています。



明神

明神に着きました。
バスターミナルを出発してから、50分でした。
人数が少ないと足も速いようです。
この奥に穂高神社の奥の院があります。
観光客はこのあたりから引き返すようでした。


キツリフネ

ツリフネソウの黄色バージョンです。
ツリフネソウのシッポはクルリと巻いていますが、
これは巻いていません。
登山道の脇にたくさんぶら下がっていました。


明神岳

この奥に明神岳が見えるハズです。
生憎、この日は雲が多くて頂上は見えませんでした。



池がありました。
水に映る木の姿がおもしろいです。
池の底から水が湧き出していました。

遊歩道(2)

このあたりまでくると登山者も少なくなります。
木々の緑が濃くて、まだ春先のような風景でした。

クサボタン

登山道の脇にたくさん咲いています。
花の下がきれいにカールしています。
葉っぱがボタンの葉に似ているので、このように
呼ばれています。

梓川

明るい場所に出ました。
このあたりまでくると梓川も小さくなります。
水は冷たくて1分と入れていられません。
天気は予報通り、下りのようでした。


ニワトコ

ニワトコの実です。
漢字では接骨木と書きます。
昔は骨折した時、この木の枝を黒焼きにして患部に
あてて治したそうです。
赤い実はコトリの餌になるそうです。


野生のサル

突然、サルがこちらに向かってきました。
何か欲しかったのでしょうか?
サルを見たら、追いかけてはいけないそうです。
「サルものは追わず・・・」といいます。(笑)

キャンプ場

広い場所にでました。
ここは昔牧場だったところです。
今ではキャンプ場になっています。

徳沢園

徳沢園です。
上高地バスターミナルから約1時間40分でした。
キャンプ場はこの徳沢園のすぐ前にあります。
井上靖の小説「氷壁」の舞台になった宿で、
氷壁の宿と呼ばれています。
1度泊まったことがありますが、ワインが美味しかったです。