山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

ブータンの旅(1-6)

2010-04-10 | 海外の旅
みやげ物屋

ホテルのロビーに集合し、車で出発しました。
連れて行かれたところは「みやげ物屋」さんでした。
入り口に仏像のような物が飾ってあります。
人数が多いので、ツアーリーダーが常に人数チェックを
していました。

店内(1)

内部にはいろんな物が飾ってあります。
この棚にはバッグのような物がたくさんありました。
ブータンはカラフルな織物が多いようです。

店内(2)

カラフルな織物がたくさん積んであります。
値段はニュルタム(NU)ですが、ドルでも買えます。
ここの買い物システムは欲しい物をカウンターに持って行くと
「買い物伝票」を書いてくれます。
品物はすぐに渡してくれません。
その伝票を入り口の窓口に持って行ってお金を払います。
それと引き換えに品物が渡されます。
カラフルなストラップを何個か買いました。

街の中

みやげ物屋はホテルから車で10分くらいのところでした。
そのまま車で帰る人もいましたが、希望者は歩いて帰ってもよいそうです。
私は歩いて帰ることにしました。
ティンプーはブータンの首都です。
パロと同じく街の中には電柱がありません。
やはりカラフルな建物が多かったです。


市場(1)

少し路地に入ったところに市場がありました。
たくさんの野菜が並んでいます。
このピーマンはとても辛いです。
このまま煮たものが食事にでましたが、とても食べられませんでした。
ブータンの人は辛い物を好んで食べるようでした。


市場(2)

果物も豊富です。
インドあたりからも入ってくるようです。
小さなバナナは食事の後のデザートとして食べました。
甘くて美味しいバナナでした。

市場(3)

「カキ菜」のような菜っ葉もあります。
その下はミカンのようです。
ミカンはこの近くでも作られているようです。


市場(4)

ここにも果物がたくさん積まれています。
リンゴはネパールでもたくさんありました。
手前の魚はカラカラに干してあります。
水に戻して煮て食べるようです。
ジャガイモは小さいですが、しっかりしていて美味しかったです。

市場(5)

ゼンマイのような物もありました。
この時期は山でたくさん採れるようです。
日本でもそろそろ採れるのではないでしょうか?
懐かしく思いました。

市場(6)

同じような店がたくさん並んでいました。
トマトやゴーヤもありましたが、みんな小さいです。
すべて「量り売り」のようです。
外国に行ってこんな市場を見て歩くのは楽しいものです。
車でホテルに帰ったら見ることができませんでした。
もう少し街の中を歩きます。



◎付 録

エンゴサクの仲間をご紹介します。

ジロボウエンゴサク

サクラを見に行った時、見つけました。
だんだんと数が少なくなっているエンゴサクです。
花の下の最初の葉っぱに切れ込みがありません。
なかなか愉快な顔をしています。

ヤマエンゴサク

これはカタクリを見に行った山の中に咲いていました。
花の下の最初の葉っぱに切れ込みがあります。
これが特長です。
花の色はジロボウエンゴサクより濃い色でした。
他にもエゾエンゴサクというブルーの花があります。
これはもっと北のほうに自生しています。
小さい花ですが、どちらもおもしろい姿の花です。
昔はこの根っこを乾燥させて生薬として使ったようです。
これから山歩きすると山野草に出会うのも楽しみです。