山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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ブータンの旅(1-4)

2010-04-08 | 海外の旅
パロの街並み

パロの街並みです。
整然としています。電柱が見当たりません。
電気は地中に埋めてあるそうです。

なおブータンでは電気は国の隅々まで行き渡っているそうです。
山があるので、水力発電所がたくさんあります。
国で余った電力はインドに売って国の資金にしているようです。
ブータンが豊かなのもこのせいかも知れません。

マニ車

大きなマニ車がありました。
ネパールでもたくさん見かけました。
お経が書いてあり、これを回すことによってお経を
唱えたことになります。
必ず右回り(時計回り)に回します。
左手は「不浄の手」とされています。

建築中の建物

建築中の建物がたくさんあります。
このような建物はインド人が建てているそうです。
ブータン人には「技術」がないといっていました。
重機は見当たりません。
すべて手作業でやっているようでした。


昼食メニュー

食堂に入って昼食をとりました。
食事はすべて「バイキング形式」でした。
上から「ポテト、魚、赤米、ヌードル、野菜、スイカ」です。
魚は大きな川魚が蒸してあり、適当のとってきました。
野菜も蒸してあります。
ポテトが美味しかったです。
好きなものはお代わりできます。

地ビール

飲み物はビールをオーダーしました。
地ビールだそうです。
「ストロング」という銘柄でしたが、あっさりした味でした。
1本3US$でした。日本円なら¥300弱です。

ブータンの通貨はニュルタム(NU)という単位の通貨です。
インドルピーと同じだそうです。
1NU=¥2.4、100NU=¥240=US$2.4くらいです。
成田で円からUS$に両替してきました。
ブータンでNUに両替している人もいましたが、
私はすべてUS$で通しました。

王様の写真

国王の写真が貼ってありました。
右が4代目、左が5代目、現在の王様です。
4代目は48歳、5代目は今年30歳になるそうです。
17歳で王様になったそうです。
黄色い布は王様の象徴だそうです。
この写真はだいぶ若い時のもののようでした。

パロ空港

食事が終わると車でティンプーに向かいます。
ティンプーはブータンの首都です。
これから約2時間かかります。
途中でパロ空港が見えてきました。
谷間にできた空港です。
有視界飛行で離着陸するそうです。


田園風景

田園風景が広がっています。
家はポツポツあるだけです。
山には雲がかかっていました。
やっと春がきた感じでした。


舗装道路

山の中を縫うように走ります。
この道は以前は舗装されていない道だったそうです。
現在はティンプテーまで舗装されていて時間も短縮
できたそうです。


お寺

丘の上に大きな建物がありました。
お寺だそうです。
ブータンのお寺はほとんどがこのような高い丘にあるそうです。




このお寺に行くには川を渡らなければなりません。
川には立派な橋が架かっていました。
15世紀にチベットからタントン・ギャンボという高僧がきて
ブータンにたくさんの橋を架けたそうです。
これもその1つのようでした。

ブータンの公用語はゾンカ語です。
他にネパール語、英語も通じます。
教育は小学(6年)、中学(4年)、高校(2年)、大学(3年)
で2004年から小、中、高まで義務教育になったそうです。
学費をすべて「無料」です。
英語は小学生から勉強しています。
日本の教育も見直す必要がありそうです。