途中で野沢菜を洗っている人に出会いました。
今が収穫の時期のようです。
塩漬けした野沢菜はシャキシャキして美味しいです。
袋詰した物が売られていますが、やはり地元で食べるのが
一番です。
昔、このあたりに泊まり、宿でどんぶりにたくさん出して貰った
ことがあります。
これだけでご飯が食べられました。
スズメオドシがありました。
前回、塩尻に下りる途中で幾つかみました。
松本平特有のものだそうです。
カラスオドシとかスズメオドリともいうようです。
中山道にはこのように大きな道から狭い道に入るところが
幾つかあります。
ここは右に入ります。
中山道はいろんな本がでています。
それぞれ何人かがその本を持っていて、迷いそうなところは
よく読みながら進みます。
常夜灯がありました。
ここは「中山道と善光寺街道の分され」だそうです。
右に行くと、善光寺に続いています。
我々は左に行きました。
いよいよ次の宿場、洗馬(せば)宿に入ります。
江戸から数えて31番目の宿場です。
ここは追分と呼ばれるところで、「右中山道 左北国往還善光寺道」
と書かれた道標が建っています。
ここからしばらく行ったところに「おうたの清水」という場所が
あります。
木曽義仲が愛馬を洗った場所だそうですが、パスしました。
洗馬宿の本陣跡です。
案内板だけで何もありません。
このあたりは昭和7年の大火でぜんぶ焼失したそうです。
小さな宿場です。
昔の面影は何もありません。
今は珍しい高い火の見櫓がありました。
ホースが干してありました。
消火訓練でもしたのでしょうか?
一時は全国の半鐘が盗難に会う事件がありました。
ここでは無事だったようです。
ここは脇本陣があった場所です。
やはり看板だけでした。
昔は立派な建物があったのでしょう。
栄華が忍ばれました。
宿場の外れに高札場跡がありました。
ここも標識だけです。
高札場は今の掲示板です。
いろんな情報をここで伝えたようです。
洗馬宿に別れてここから本山宿へ向かいます。
分岐に標識がありました。
こんな標識があると道に迷わなくて済みます。
中山道も歩いている人が多いようです。
まもなく本山宿に入ります。