山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

中山道(11-1)

2008-12-09 | 街道歩き
今年最後の中山道歩きです。
11月29日~30日と歩いてきました。


南アルプス

前回は塩尻で解散しました。
今回は塩尻から先を歩きます。
集合時間が早かったので、「特急スーパーあずさ」に乗りました。
甲府盆地に入る手前から南アルプスの山々が見えてきました。
右から間ノ岳、農鳥岳のようです。
北岳はもっと右のほうで手前の山に隠れて見えないようです。
もう真っ白に雪化粧しています。



塩山に入る手前からこんもりした山が見えます。
「塩の山」と呼ばれ、地元の人が犬の散歩に登っています。
まだ幾らか紅葉が残っているようです。
数年前に登ったことがありますが、なかなか散歩コースとしては
よい山でした。


茅ヶ岳

韮崎あたりから右側に茅ヶ岳が見えてきました。
右のとんがった山がそうです。
百名山の小説家、深田久弥が終焉の地として紹介されています。
登山道の途中に立派な石碑が建っていました。
頂上からの展望は素晴らしい山です。

甲斐駒ヶ岳

中央線は大きく左右にカーブを描きながら進みます。
特急も「振り子」という揺れ止めをつけているそうで昔ほど
揺れません。
小渕沢を過ぎると甲斐駒ヶ岳が見えてきます。
ドッシリした岩山です。
左の下がったあたりに仙水峠があります。
ここの小屋は予約しないと泊めてくれません。
夕食に刺身がでたのにはビックリしました。
特急の窓からなので、なかなかタイミングが難しかったです。




塩尻駅に集合したのは18名、人数も固定化してきたようです。
少し歩くと道祖神が旅の安全を祈っていてくれました。
だいぶ風化していて年代を感じました。



平出の一里塚

1時間ほど歩いたところにありました。
平出(ひらいで)の一里塚です。
道を挟んで両側にありました。
この松は新しいようでした。




一里塚の裏側から北アルプスの山が見えました。
右から常念岳、蝶ヶ岳、穂高連峰のようです。
やはり真っ白に雪化粧しています。
きれいでした。




更に右に目をやると鹿島槍と五龍が見えました。
かなり遠かったのでズーミングしています。
こちらはもっと真っ白でした。
すっかり冬山の装いです。




右が常念岳、左の平らな山が蝶ヶ岳です。
槍ヶ岳はその後ろにあるハズですが、ここからは見えません。
常念から蝶ヶ岳までは6時間くらいで歩けます。
燕岳から常念小屋に泊まる予定を延長して通しで歩いたことが
あります。
さすが11時間は長かったです。
蝶ヶ岳ヒュッテでウナギを出してくれました。
夕食は諦めていただけに嬉しかったです。




もっと右を切り取ってみました。
穂高連峰の前穂高岳あたりのようです。
右が奥穂でしょうか?
来年は前穂高岳に登りたいと思っています。
おとなしく待っていて欲しいです。
アルプスの山々を充分楽しんでから次に進みました。