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途中もう1ヶ所「熊除けの鐘」がありました。
熊も温暖化で冬眠しないのもいるようです。
熊が悪いのではなく、人間が熊の住んでいるところに
入るから目障りなのでしょう。
何もしなければ襲っては来ないそうです。
この日、会わなくてよかったです。
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分岐を示す標識がありました。
このあたり一帯を丸山公園と呼んでいるようです。
奥に大きな鳥居がみえました。
そちらに行ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/8b/008dce8add6f7ff311954d184ea6ddea.jpg)
突き当たりに神社がありました。
御嶽神社と書いてありました。
ここが木曽路で最初に御嶽山がみえるところだそうです。
「御嶽遥拝所」と資料には書いてあります。
ここの鳥居を木曽義元が再建したので「鳥居峠」と
呼ばれるようになったそうです。
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御嶽山の方向を見ました。
生憎雲がかかっていて何も見えません。
晴れていれば雪を被った白い御嶽山が見えるようです。
ドッシリした山で登山道にたくさんの仏像が並んでいました。
登ってからもう10年以上前になります。
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ガマズミの実がたくさんありました。
寒さに会うと酸味が一層増します。
口に含むと甘酸っぱい汁が広がります。
喉の渇きを潤すにはよい実です。
みんなにも勧めましたが、初めて口にする人も多かったようです。
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鳥居峠を過ぎるとしばらくは枯葉の道が続きます。
落ち葉を踏んで歩くこの時期は気持ちよいものです。
自然と足取りも軽くなります。
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しばらくすると石畳が現れました。
ここを下ると薮原宿に入るようです。
復元された石畳のようでした。
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石畳を降りるとカラマツ林が続きます。
葉っぱはすっかり落ちて空がよく見えました。
カラマツは材としてあまり使われないようですが、
春の芽吹きと秋の紅葉はきれいです。
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降り切ったところに標識がありました。
いろんな方向があり、1枚では間に合わなかったようです。
我々はこれから薮原に向かいます。
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薮原宿の入口に水場がありました。
湧き水のようです。
飲んでみましたが甘くて美味しかったです。
このような水場は旅人にはよかったのでしょう。
「水神」という碑が建っていました。
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道端に雪が積もっているように見える木がありました。
近づいてみると白い綿毛がたくさんついています。
センニンソウの実です。
夏に白い花を咲かせるツル性の植物です。
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太陽に反射して綿毛が光っています。
この姿を仙人のヒゲに例え、センニンソウという名前が
ついたそうです。
雑草ですが、花の後の姿を見るのも楽しいものです。
もうすぐ薮原(やぶはら)宿に入ります。