本山(もとやま)宿の入口です。
立派な社と道祖神などが建っています。
社は秋葉神社とありました。
まだ新しい物でした。
道祖神などは道路改修などで集められたようです。
宿場の入口で魔物が入ってくるのを防いでいるそうです。
本山はそば造りの発祥の地だそうです。
「本山そばの里」と書いた大きな看板がありました。
一番奥の建物でそばが食べられます。
仲間は何人か入ってオーダーしていました。
私と数名は昼食を食べたばかりだったので、入りませんでした。
「本山宿」と書かれた石碑がありました。
ここは「口留番所」が置かれ、穀物の出入りを厳しく
取り締まっていたそうです。
「中山道」と書かれた石碑は新しい物でした。
宿場のようすです。
昔のイメージはありませんでした。
道路は広く改修され、すっかり様変わりしています。
明るい雰囲気でした。
日出塩の一里塚跡です。
日出塩集落の入口に建っていました。
「江戸より61里、京へ71里」と書いてあります。
まだまだ先は長いです。
昔は両側に木があったようですが、ありませんでした。
今回は都合により、日出塩駅から奈良井駅まで電車に乗りました。
奈良井宿に宿を取っていたので、このまま歩くと真っ暗になります。
この間は次回歩きます。
電車はワンマンカーです。
出口は前の1ケ所だけでした。
駅のホームに看板が建っていました。
昔は中山道を「中仙道」と書いたそうです。
ところが東海道が海に面しているので、山の中を通る中仙道を
中山道と改めたそうです。
この看板は間違えて書いたのかそれともわざと書いたのか
わかりませんでした。
奈良井駅です。
小さな駅舎でした。
この宿場に電車でくる人は少ないのでしょうか?
降りたのも我々だけでした。
奈良井駅を降りて左にまっすぐ進めば宿場に入れます。
少し遠回りをして駅から上に登ってみました。
地蔵尊がありました。
たくさんのお地蔵さんが鎮座していました。
かなり古い物のようです。
奈良井宿は木曽11宿中でも特に賑わった宿場だそうです。
もっとも標高(940m)が高い宿場で、街並みがきれいに
保存されています。
美しい家並みです。
宿内の家並みは南から上町・中町・下町の3地区に分かれ
中ほどに「鍵の手」がある典型的な宿場町の形態を
残しているそうです。
歩いている観光客は少なかったです。
これから宿場の中を通ります。