山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
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飯盛山(その3)

2008-12-22 | 長野の山

飯盛山がだいぶ大きくなってきました。
仲間の先頭はかなり先を登っています。
30数名の大所帯です。
この日は我々だけのようでした。
このあたりは夏にはニッコウキスゲが群生するようです。
花の頃もよさそうです。




再び八ヶ岳です。
左奥は権現岳のようです。
右のスキー場は大泉清里スキー場です。
上は滑れそうですが、下にはまだ雪がありません。
その下に清里高原が広がっています。
主峰、赤岳は雲の中でした。



富士山の方向です。
右に茅ヶ岳、左にとんがっている山は太刀岡山のようです。
その左におもしろい形をした雲が浮かんでいます。
風のいたずらでできたようです。
富士山には相変わらず雪煙が上がっていました。



やがて頂上に到着しました。
駐車場から約1時間強でした。
金峰山の方向です。
左に瑞牆山(みずがきやま)が見えます。




瑞牆山(みずがきやま)をアップにしてみました。
遠くからみると本当に岩がゴツゴツした山です。
今年の9月に登りましたが、まさに岩をよじ登った感じの山でした。
頂上で突然の雷雨に会い、転がるように降りました。
今年の思い出に残った山の一つです。



もう一度富士山をご覧に入れます。
腰のあたりにかかっていた雲がとれていました。
大サービスのようです。
既に5回ほど登っていますが、雲海から昇ってくる
ご来光は神々しく思えました。
1合目の富士吉田駅から歩いて登ったのが一番印象的でした。



頂上には立派な標識が建っています。
標識のすぐ左奥には甲武信岳(こぶしだけ)が見えます。
甲州(山梨)・武州(埼玉)・信州(長野)の3県にまたがっています。
また荒川源流と千曲川の源流にもなっています。
甲武信小屋には大きな犬がいましたが、どうしているでしょうか?
千曲川源流から登ると静かな歩きができました。



標識をはさんで右側を眺めてみました。
奥に金峰山と瑞牆山が見えます。
どこまでも透き通った青空が広がっていました。
気温は相変わらず5℃以下です。
風が冷たく10分くらいで引き上げました。