山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

中山道(11-8 最終回)

2008-12-16 | 街道歩き

国道から別れてしばらく旧道を歩きます。
左は中央線の線路が走っています。
この旧道はまったく車が走っていません。
新しい道ができたため、そのまま放置してあるようでした。
両側がすっかり荒れていました。




大きく「宮ノ越宿」と書かれた看板がありました。
もうすぐ宮ノ越宿のようです。
雨は降りませんでしたが、寒空が続いていました。



ここから右に入ります。
バス停の馬のマークがかわいかったです。
木曽は馬でも有名です。
「木曽駒ケ岳」という山もあります。
今は深い雪を抱いて眠っていることでしょう。



巴淵につきました。
ここには東屋があります。
最後の小休止をとりました。



橋の下に穏やかな流れがあります。
ここは巴御前が泳いだ場所だそうです。
この時期は寒くてとても泳ぐ気にはなれません。
水がきれいでした。




巴橋を渡ってから振り返ってみました。
手前が巴橋、奥に中央本線の鉄橋がみえます。
休んだ東屋はあんな感じです。
そろそろ宮ノ越宿に入るようです。




宮ノ越宿に入るとすぐに「義仲館(よしなかやかた)」が
ありました。
大きく旗が風に揺れています。
時間があったので寄って見ることにしました。





入るとすぐに木曽義仲と巴御前の像がありました。
木曽義仲は約800年前にここで旗揚げをして平家討伐を
果たしたそうです。
館内にはいろんな資料があり、館長自ら説明をしてくれました。
この近くに徳音寺というお寺があり、そこにお墓があるそうです。




電車がでたあとで、次の電車まで2時間近くありました。
館のすぐ近くに食堂がありました。
この日が最後だそうで、みんなで休ませて貰うことにしました。
そばを食べたり、五平餅を食べたりして時間つぶしをしました。
駅に向かう時、丁度山に太陽が沈むところでした。
木曽川が光っていてきれいでした。




宮ノ越駅です。
無人駅で寒々としていました。
館から5分もかからないところにありました。
次回はここから歩きます。




名古屋方面から電車がきました。
ワンマンカーです。
この電車に乗って塩尻まで行き、特急に乗り換えて
東京に帰りました。

次回は来年の4月頃再開の予定です。
中山道はまだまだ先が長いです。
現在のメンバーで最後まで歩きたいと思っています。
もちろん途中参加も大歓迎です。
ぜひ参加してください。