沢沿いの道を下ります。
いつもは乾いているのですが、この日は川のように
水が流れていました。
雨が降ると川になる道のようです。
両側にはガクウツギがたくさん咲いていました。
足元に注意して慎重に歩きました。
コアジサイもたくさん咲いていました。
小さい花が手を一杯広げています。
ほのかに甘い香りがしています。
まだまだ楽しめそうでした。
おもしろい形の葉っぱがありました。
ミヤマタニソバといいます。
きれいな三角形をしています。
黒い模様がきれいです。
葉っぱがソバの葉に似ています。
もう少しすると白い小さな花が咲きます。
こちらはシダの仲間でオオバイノモトソウといいます。
今回杉林の中にたくさん生えていました。
昔は井戸の近くに生えていたそうです。
それで「井の許(イノモト)」という名前がつきました。
人里にも多いシダです。
しばらく下ると林道にでました。
途中に分岐があります。
通常はここから左に入って伊豆ヶ岳の頂上を目指します。
少し入ったところにかなりの急登りがあり、「なきなき坂」と
呼んでいます。
ここから登って右側から降りる登山者が多いようです。
道端にユキノシタが咲いていました。
大きな花びらが雪のようにみえるので、雪ノ舌とも書くことが
あります。
たくさん咲いていると本当に雪が舞っているようにみえます。
葉っぱは天ぷらにして食べられます。
赤い斑点がきれいでした。
ワルナスビといいます。
北アメリカからきた帰化植物です。
別名:オニナスビともいいます。
鋭いトゲがあり、うっかり触ると酷い目にあいます。
それで「ワル」とか「オニ」とかつきました。
ナスに似た小さな実がなります。
今回はあまり歩かれていないルートで伊豆ヶ岳に登りました。
こんなルートも覚えていてよさそうです。
冬歩いてもよさそうです。
この日、誕生日の人がいました。
駅に行く途中の茶店によって「マタタビ酒」でお祝いしました。
事前に分かっていれば、ケーキを持参したのですが・・・
それでも本人は喜んでいました。
今回のリーダーはいつまでも元気です。
2時間くらい茶店で休んで家路につきました。