鏡池の前で休息して登りにかかります。
足?の関係で数名は駐車場に木道を歩いて直行しました。
登りの途中で湿原全景が見渡せました。
左側から時計回りにぐるっと1周しました。
緑に見えるのはほとんど笹です。
手前の鏡池の周囲だけ僅かに湿原らしい雰囲気でした。
あと、数年するともっと変わるでしょうね。
ミネザクラ
途中でサクラが咲いていました。
高い山で咲く「ミネザクラ」です。
里のサクラと違って華やかさはありません。
山にこないと出会えないサクラです。
うつむいている姿がかわいかったです。
オオカメノキ
「あの花は何?」という声がしました。
行ってみると、「オオカメノキ」の花でした。
葉っぱがカメの甲羅に似ているそうです。
周りの花は装飾花で本当の花は真ん中に集まっています。
まだどれも蕾でした。
装飾花は虫をおびき寄せるためのようです。
人間も引き寄せられました。
3つの山が見渡せました。
真ん中が先ほど登った「東篭ノ塔山」、その左が「西篭ノ塔山」、
右奥が「水ノ塔山」です。
東篭ノ塔山から水ノ塔山までは1時間くらいで歩けます。
途中にガレ場(登山道が崩れて細くなっているところ)がありますが、
慎重に歩けば大丈夫です。
夏は花も多いところです。
バスで鹿沢高原休暇村に入り、そのまま会議室で総会です。
事業報告、会計報告、事業計画と問題なく可決し、その夜は
温泉に入って、夜中までドンチャン騒ぎでした。
翌日は朝からドシャブリです。
湯の丸高原を歩く予定でしたが、急遽変更して小諸近くにある
マンズワインの工場を見学することにしました。
宿の周りのカラマツはすっかり芽吹いていました。
晴れていればもっときれいだったことでしょう。
鹿沢からマンズワインまではバスで約1時間くらいでした。
ワインのできるまでを説明を聞きながら見学し、工場内にある
庭園に出ました。
この日はここで「曲水の宴」が行われるようでした。
着物姿の女性がたくさんいました。
みんな「飲み屋の女将さん」に見えたのは私だけでしょうか。
雨は小振りになっていました。
変わった姿のモミジを見つけました。
芽が出たときは赤くて少しずつ緑色に変わるようです。
まるでチョウの羽化をみるようでした。
赤と緑のコントラストがきれいでした。
こちらはモミジの種ができていました。
プロペラの形をしていて、風が吹くとヒラヒラと舞って飛んで行きます。
葉っぱの切れ込みが7つあるので、イロハモミジのようです。
モミジは新緑と紅葉の2つが楽しめます。
庭園の一角に池がありました。
奥にはかわいい滝もあります。
手前のキショウブがきれいでした。
このあと、工場に戻って「ワインの試飲」です。
シロ、アカと2種類ですが、それぞれにいろんな種類があります。
ここでは好きな銘柄を自分で注いで試飲できます。
お土産にケース単位で送っている人もいました。
再びバスで休暇村に帰り、お昼を食べて上田駅まで送ってもらって
解散しました。
毎年、休暇村を使って「総会」をしています。
来年はどこになるのでしょう。
この総会でしか会えない仲間もいます。
みんな楽しみにしているようでした。