山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

伊豆ヶ岳(その2)

2008-06-12 | 奥武蔵

林道をしばらく歩いてから、また山道に入りました。
入ってすぐのところに立派な鳥居がありました。
「琴平神社」と書いてあります。
左側の階段を登ります。




階段を登ったところに神社はありました。
神社というよりは「祠(ほこら)」ですね。
小さな神輿のような神社を建物で保護してありました。
更に登るともう一つ祠がありました。
奥の院のようでした。





登山道を歩いている途中で「クリの皮がたくさん落ちている!」という
声が聞こえました。
モミの木の種です。
マツぼっくりのような形のものが一つずつ剥がれて落ちてきます。
たくさんありました。
緑の葉っぱはキッコウハグマです。
秋に白い小さな花を咲かせます。
葉っぱがカメの甲羅に似ているので「亀甲(キッコウ)」と
つきました。




大きなモミの木がたくさんありました。
見上げると空一杯に両手を広げています。
モミの木は小さい時はクリスマスツリーとして使われます。
こんなに大きくなっては使い道がないようです。
自然界ではすくすくと育っているようでした。





杉林でしたが、よく手入れされていました。
杉もなかなか需要が少なくなったようです。
春の花粉は嫌われ者のようです。
下にはイナモトソウが生い茂っています。
シダの仲間です。




突然このような急登が現れます。
踏み跡が消えているので、どこでも歩けます。
まっすぐ上に向かって登れば間違うことはありません。
女性が1人参加していたので、その人のペースで歩きました。
先頭と離れても行く先は同じです。
それにしても歩き出してから誰にも会いません。
まだまだ登ります。