ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

鴛鴦唐草文錦(おしどりからくさぶんきん)

2014-03-25 17:10:05 | 茶道具




先日の「紹巴鳳凰唐草」が、目の覚めるような浅葱色なら、これは、赤地が見事である。
製作は、龍村美術織物とある。

2年程前、宮尾登美子の「錦」と言う小説を読んだ。
龍村美術織物の創業者 龍村平蔵がモデルの小説であった。
平蔵は、正倉院裂、法隆寺裂、その他古代・中世の名物裂研究と復元の第一人者である。
そして、「鴛鴦唐草文錦」は、正倉院裂の一つ。

小説世界と1枚の裂地の御対面であった。
何だか感動。。

(宮尾登美子「錦」中公文庫)

(龍村美術織物: http://www.tatsumura.co.jp)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 馬酔木(あせび) | トップ | 腰黒薬鑵(こしぐろやかん) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道具」カテゴリの最新記事