彦四郎の中国生活

中国滞在記

週末の公園にダンス・舞踏が、歌声が響く12月21日、冬至の前夜❶―福州日本企業会忘年会例会

2019-12-22 13:09:13 | 滞在記

 明日は冬至という12月21日(土)、恒例の福建省福州日本企業会忘年会例会が、市内のホテルで午後6時から開催されるので参加した。開催時間まで30分ほどあったので、ホテルに隣接している「福州温泉公園」に行ってみた。「中国建国70周年」のモニュメントが公園入り口にライトアップされている。

 公園内にはさらに大きな「70周年」モニュメントが置かれていた。この公園はヤシの大木が多い。6時前に公園からホテル会場に到着した。クリスマスも近づき、ホテルの1階ロビーには大きなクリスマスツリーが置かれていた。

 6時から企業会忘年会が始まった。「福建省福州外商投資企業会」(省政府公的機関)の中国人たちも6人来ていて挨拶。通訳は・私もよく知っている中国人の王言傑さん(日本企業会副会長)が。この日の忘年会例会には約130人ほどが参加していた。閩江大学や福建師範大学の教え子たちが、通訳・翻訳業務などで就職している日本企業などの何社かの人たちと乾杯や挨拶を交わした。

 忘年会定例の出し物「モライエバンド」の歌と演奏が、今年も行われた。6曲を披露していたが、中島美嘉の「雪の華」がよかった。曲に合わせてクリスマス衣装を着た日本人駐在員や日本式クラブ(飲食店)の中国人女性たちも何人か踊ったり歌ったりしていた。

 中国の日系企業は日本の正月と中国の正月(春節)に合わせて、12月30日~1月5日までの1週間と、1月25日(今年の場合は。春節開始日は毎年変わる。)から1週間が休みとなる企業が多い。日本人駐在員たちは2回とも日本に一時帰国する人もいれば、春節時期だけ帰国する人もいる。駐在員たちの中国在任期間は、3年~4年の人が最も多い。 

 忘年会恒例の「大抽選会」が全員に商品が当たるイベントがあり、8時半ころに「1本締め」で忘年会はお開きとなった。ホテルのロビーでは、クリスマス各種ソングがピアノで演奏されていた。

 ホテルを出ると、公園から歌声や舞踏やダンスの音楽が聞こえてきたので、つられるように公園に足を向けた。「70周年モニュメント」が闇の中で赤く美しい。見事なステップのダンスを演舞している男女のグループ、普通の広場舞をしている女性たち。

 100人ほどの人たちが輪をつくって、その真ん中に指揮をしている年輩女性が。「歌声広場」にたくさんの人が集まって歌声を響かせていた。歌詞は、スクリーンに映し出されている。中国共産党と革命、戦いを賛歌する歌が続いた。また、叙情的な中国の歌も歌われていた。

 演奏はカラオケではなく、バンドによる生演奏だ。

 

 


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