多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

都民シンポジウム「防災×外国人」のご案内

2018-10-02 11:31:20 | 多文化共生


東京都で、都民シンポジウム「防災×外国人」が開催されます。

以下は、東京都の報道発表資料からの引用です。

-----ここから-----
東京は、その人口と同じ約1,300万人が毎年海外から訪れ、約54万人の外国の人々が暮らす、世界を代表するグローバル都市です。
災害から身を守るために、災害にどう備え、どう対応するのかは、国籍を問わず東京で暮らす全てのみなさんに、ぜひ日頃から考えていただきたいことです。
このシンポジウムでは、外国人の都民の方々が、自らを守り、助け合うために何が必要か、また、日本人の都民の皆さんが、異なる文化を持つ方々とともに、災害を乗り切るために何が必要かを、知事が専門家と議論します。日本人も外国人も、互いに思いやり、ともに支えあう東京の防災を一緒に考えてみませんか?

1 シンポジウムの内容

パネルディスカッション

3名のパネリストと小池都知事が、防災について熱く語ります!
出演者(敬称略)

高橋伸行(特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会理事)
森浩生(森ビル株式会社取締副社長執行役員)
にしゃんた(タレント)

防災に役立つ展示コーナー

災害に備えるためのグッズや、東京都の防災の取組、東日本大震災に伴う東京都の支援の様子など、様々な展示を予定しています。

2 開催日時と場所

平成30年11月13日(火曜日)14時00分から15時30分まで
東京都庁第一本庁舎5階大会議場(所在地:東京都新宿区西新宿二丁目8番1号)

3 応募期間と方法

平成30年9月21日(金曜日)から平成30年10月23日(火曜日)まで
ファクス、ハガキ、ホームページにより、以下の事務局までご応募ください。

4 応募先・問い合わせ先

防災に関する都民シンポジウム運営事務局
住所
〒220-6218
横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズタワーC18階(株)オフサイド内
電話
045-661-1415
ファクス
045-661-0604
専用ホームページ(外部サイトへリンク)

5 定員

400名(応募多数の場合は抽選) 参加費無料

6 言語

シンポジウムは日本語で行いますが、日英同時通訳を用意します。

7 注意事項
小学生以下は、保護者同伴でお願いします。
なお、生後6か月から小学校就学までのお子様は託児サービスをご利用いただけます。(要事前申し込み)
シンポジウム会場での写真撮影、ビデオ撮影は禁止します。

8 その他

詳細は、チラシ(PDF:979KB)をご覧ください。

問い合わせ先
総務局総務部企画計理課
電話 03-5388-2290

-----ここまで-----

応募多数の場合は抽選とのことですので、ご参加希望の方はお早めに!

PTA活動って。。。(わかりやすい資料づくり3)

2018-10-02 00:00:00 | 四方山話
妻は、子どもたちの通う中学校のPTA役員をしているのだけど、ときどき嘆きの声が聞こえてくる。
もちろん「役員やってらんない」といった後ろ向きな発言ではない。妻は決してアグレッシブではないが、基本的には前向きな生き方をしているのだ。
小学校のときもそうだったけど、PTAの役員の任期は1年なので、毎年、役員が入れ替わるため、過去の会議次第や説明用の資料等がそれぞれに引き継がれている。
そう、この引継ぎのファイルを見ているときに嘆きの声が漏れてくるのだ。
その原因は主に、

・資料のファイリングに規則性がなく、わかりにくい
・資料自体、わかりにくい

の2点に集約される。

この背景にはいろいろな要因が隠れているが、おそらく役員の賞味期限が1年限りということが最大の要因だろう。1回、我慢してやり過ごせばそれで終わり。複数回あったとしても、それが似たようなもの(例えば資源回収等)であればいちいち過去の資料を確認するまでもなくなってくるといったようなことだ。

また、とにかく自分の役回りだけ考えていればそれでいい(つまり、全体を眺める人、判断する人が不在で可)ということもある。

多少、デフォルメしてあるが、例えば、1枚目の画像のようなものだ。
左のベタ打ちのもの。PTAの役員には、各委員制が導入されており、それぞれの地区ごとに担当役員を貼り付けてあるというものだ。



こんなものを見せられるとオレも悲しくなってくる。

これでは妻の嘆きも聞こえてこようて。
各委員、3名で構成されていて、それぞれの地区が貼り付けられていることしかわからない。また、自分の地区から選出すべき担当委員を探そうと思っても、最初から最後まで読んでいかないとわからない。地区役員の数だけ同じこと(同じ労力や時間がかかること)をやらなければならないという、不親切な資料の典型的な例である。(身近な例でいうと、計算式が入っていない表計算のものだったり、文字のフォントサイズや配置がバラバラだったり、印刷の書式設定が定まっていないなどの様式をバラ撒くといった愚例だ。)

例題に戻る。簡単なことだが、誰かが一覧表にすれば済む話だ。
ということで、妻が作図したものが画像ファイルの右側(例)だ。

これを見れば、自分の地区からどの委員の役員を選任しなければならないのか、一目瞭然だ。また、どの委員を担当しなくてもいいのかが分かる。つまり、○印だけでなく、空欄も重要な情報というわけだ。

そして、ここにも少子高齢化の影響が及んできているのだ。

地区ごとに、何人、委員を選任するのか?ということは、子どもの人数で按分して決めてあるらしい。数年前であれば、特に不都合も感じなかったのだろうが、この例でいうと、「まみ地区」の子どもは現在1人だけであり、必然的にその親が毎年「厚生委員」を担当しなければならなくなってしまう。

じゃあ、どうしたらいいのか?

ということは、左の文字の羅列(わかりにくい例)からは、何の解決策のヒントも見えてこない。
これが図表化されていれば、委員の数が多過ぎるとか、地区割りを変更(例えば「まみ地区」をとなりの「やゆ地区」と合併してしまう)するということは、誰でもすぐに思いつく。全体が見えないと、何も判断できないということは、こういうことだ。

現在、24人の委員で受け持っている事業は、例えば10年前と比べて、どのくらい負担増になっているのか。子どもの数が減ってきているのであれば、PTA活動も圧縮していくべきではないのか?といった全体像も俯瞰できる。
本当に3人ずつ必要なのか、業務を洗いなおしてみてはどうか?など。

で、2枚目の画像はこれらを加味して、考える材料を入れ込んだ図表となっている。



子どもの数が約半分になっているのであれば、業務業も見直し、地区割り役員数も見直してみたらどうかという提案を示したものだ。
実際には、個別にグラフ化するなど、いくつかの指標を検討しながらの作業にはなるのだけど、1枚の画像で表現すると、このようになるというものだ。
対比がわかりやすくなるように、青が現在、オレンジが見直し後に統一してある。

ちなみに、エクセルでの一般的な作図は3枚目のとおり。