多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

外国人実習生スピーチコンテスト:夢や生活ぶり、日本語で発表 /富山

2011-02-14 09:18:53 | TOYAMAな多文化共生
(以下、毎日新聞【富山】から転載)
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外国人実習生スピーチコンテスト:夢や生活ぶり、日本語で発表 /富山

 県内の企業で働く外国人実習生が、日ごろの生活や夢などを日本語で発表するスピーチコンテストが11日、環日本海交流会館(富山市内幸町)であった。実習生を受け入れている中小企業協同組合などによる「県外国人実習生受け入れ団体協議会」(谷口貞夫会長)が初めて開催した。

 中国やフィリピンから研修に来ている20~33歳の男女27人が出場。会場には、受け入れ先の企業から応援に駆けつけた人など約80人が詰めかけた。

 今年1月に中国から来日したばかりの斉玉鳳さん(25)は「帰国したら日本語関係の仕事をして、日中友好のために自分の力を生かしたい」などと語り、大きな拍手を浴びていた。

 同協議会の松本久介事務局長は「コンテストを契機に、日本に来る実習生たちに日本語がうまくなりたいと思ってもらいたい」と話している。【大森治幸】

県とブラジル・サンパウロ州 「今後も充実した交流を」

2010-11-30 12:59:31 | TOYAMAな多文化共生
(以下、中日新聞【富山】から転載)
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県とブラジル・サンパウロ州 「今後も充実した交流を」

2010年11月29日

サンパウロ州の日系人教育について説明する日野さん=名鉄トヤマホテルで
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25周年シンポ

 富山県とブラジル・サンパウロ州との友好提携二十五周年を記念したシンポジウムが二十八日、富山市の名鉄トヤマホテルで約五十人が出席して開かれた。

 記念講演では、同州政府教育局理事の日野寛幸さん(64)が、同州の教育制度や日系人の歴史を紹介。日本での出稼ぎから戻った日系人の子どもたちが公立校に復帰するのを支援する「かえるプロジェクト」などの取り組みを説明し「富山県と今後も充実した交流を続けていきたい」と述べた。

 日野さんは福岡県出身の日系一世で、十歳でブラジルに渡った。現地教員を富山に派遣する「多文化共生推進研修員」のブラジル側の担当者でもある。 (大野暢子)

村田 晃 うつ心理相談センター

2010-11-28 19:10:37 | TOYAMAな多文化共生
(以下、マイベストプロ【富山】から転載)
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村田 晃 (心理相談・カウンセリングのプロ)
うつ心理相談センター

村田 晃 むらた あきら
増加する“うつ”に、きめ細かいサービスを提供する心理学博士
平成22年11月22日オープン!「うつ心理相談サービス」
 今年の9月4日にアメリカから帰国したばかりの心理学博士・村田晃さんが、11月からうつに特化した「うつ心理相談センター」(富山市稲荷元町2-10-5)を開設。多くの人々の相談に応じるとともに、きめ細かい個別サービスを提供しています。

 村田さんは、昭和45年に法務省に入省。その後、25年間にわたり、心理技官として非行少年や成人犯罪者の心理判定やカウンセリングに従事してきました。しかし、長年の夢だったカウンセリング心理学の博士号を取得するために法務省を退官。単身渡米し、ウイスコンシン大学大学院やデンバー大学大学院でカウンセリング心理学を学び、カウンセリングセンターや精神病院等での濃密な実習経験を経た後、見事博士号を取得しました。

 地元で「うつ心理相談センター」を開設したのは、カウンセリング心理学における豊かな経験と知識を生かし、一人ひとりをきめ細かくフォローアップするサービスを行うためですが、そのきっかけとなったのは村田さん自身がうつを体験したことにあります。

 「法務省に勤めていた頃、日本にはカウンセリング心理学や臨床心理学の博士課程のある大学院が数少なく、特に社会人が大学院に入ることはほとんど不可能でした。そこで、博士号を取得するために法務省を退官し、アメリカの大学院でカウンセリング心理学を学んだのです。博士号取得には単位を取った後1年間のインターンシップがあるため、その取得には普通でも時間がかかるのですが、私は十数年もかかってしまいました。なぜかというと、私自身がうつになったからです。ウイスコンシン州に私が行った時は何十年ぶりの寒波ということで、零下30度ぐらいになる寒さでした。恐らく気候も関係していたと思いますが、うつになって一時中途退学のような形で日本に戻ってきました。そして、精神病院に4ヶ月ほど入院したんです。そのあとまたアメリカに戻って、最終的には博士論文を書くことができました。その論文のテーマもうつに関するものにしました。私自身がうつを体験したことで、うつに対する関心が強くなったんです」

村田 晃 イメージ
ひとりひとりを丁寧にフォローアップ
 10人に1人がうつといわれる現代。他の心の問題に比べて圧倒的に出現率が高いのが特徴ですが、その症状にはどのようなものがあり、その症状を改善するにはどのような方法が最も良いのでしょうか。

 「1番分かりやすい症状は、持続する気分の落ち込みです。また、自殺願望、意欲の減退、趣味等への関心の喪失、強い自己否定感や罪悪感、睡眠時間や体重の大きな変動など、症状自体は色々あります。ただ、うつというのは症状であって、その背景にある要因には家庭環境、職場の人間関係、アルコール障害、薬物依存など多様なものが考えられます。現在は色々な研究結果によって、うつ、特にうつ病に対する最も効果的な対処法は、医師による投薬治療と心理学専門家によるカウンセリング・サイコセラピーなどの心理療法との組み合わせと言われています」

村田さんが行うのは、カウンセリング・サイコセラピーなどの心理療法。"うつは自分を深く知ることに役立つ"という視点から、うつの経験を今後の生活にいかに生かすかについて、一人ひとりときめ細かく話し合い、うつを内面からフォローアップしていきます。

村田 晃 イメージ
本人以外も、出張カウンセリングも実施
 国内では数少ない、カウンセリング心理学の博士号を有する村田さん。「うつ心理相談センター」は、村田さん自身の得意分野を生かすためにうつを中心としていますが、うつから派生している心理的な問題もあるため、うつ以外はお断りというわけではありません。心理相談を受けることに抵抗がある人や色々な事情で来られない人のために、村田さんが自宅に出向くというシステムもとっています。また、本人に代わって家族が相談を受けることもできます。

 やさしい笑みを絶やさず、穏やかな口調で語りかける村田さんは、こちらの話をじっくり聞いて大らかに受け止めてくれるお人柄。初めての人も安心して話ができることでしょう。

 「私自身がうつを経験したので、うつに関して強い関心と興味を持っています。最新の心理学的な知識や心理技法を生かして、その人に合った方法で対応していきたいと思っています。何百通りもあるアプローチの中から、どの方法を選ぶかは、一人ひとりと相談しながら決めていきたいですね。もし、『気分が落ち込んでいるな』『最近元気がないな』と思ったら、遠慮なく電話でご相談ください。一緒に考えていきましょう。もちろん秘密は固く守ります」。

(取材年月:2010年10月)

ストレスに強い子育てを目指して

2010-11-19 18:28:38 | TOYAMAな多文化共生
管理人もお手伝いしております。

(以下、BBTスーパーニュースから転載)
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ストレスに強い子育てを目指して
2010年11月17日

ストレスの多い現代社会で、心の強い子どもを育てるために必要な心得を学ぶ教室が、富山市で開かれた。
親育て教室と名付けられたこの教室はうつ病の支援啓発活動を行う「とやまcocolo会」が、県から委託を受け開いたもので、子育て中の親10人が参加。会の代表を務める赤穂依鈴子さんが、子育て中にうつ病を発症した自らの体験を交えながら、子どもの抗ストレス力を高めるには親自身がストレスに強くなる必要があると話した。
また、子どもに対して、新米の親である自分を育ててもらう感謝の気持ちを持つことが大切であるとし、参加者は熱心に聞き入っていた。
とやまcocolo会では、今後もこうした教室を開き、子育て支援を行っていくことにしている。

多国籍の住民 共生への一歩 言葉、文化の壁越え交流

2010-10-20 02:10:56 | TOYAMAな多文化共生
(以下、中日新聞【富山】から転載)
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多国籍の住民 共生への一歩 言葉、文化の壁越え交流

2010年10月19日

おはぎや水ギョーザなどさまざまな国の料理を一緒に味わったイベント=射水市橋下条公民館で
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射水 料理、音楽和気あいあい

 多国籍の地域住民が互いに出会うきっかけをつくろうと、ボランティアグループ「多文化共生ことはじめの会」は、初のイベント「あそんでたべてワンダーランド」を射水市橋下条公民館で開いた。多くの住民が言葉や文化の壁を越えて交流した。

 市内などに住む日本、中国、パキスタン、ブラジル国籍の約六十人がボランティアスタッフとして参加。一般開放された会場では、来場者が各国の音楽を聴いたり、民族衣装を着たりして楽しんだ。

 日本のおはぎと中国の水ギョーザ、コシンニャと呼ばれるブラジルのコロッケを、各国の参加者が一緒に調理もし、会場は和気あいあいの雰囲気に。これらの料理の試食で、家族と一緒に訪れた同市大門小学校三年の林原穂波さん(9つ)は「ニラがこんなにたくさん入った水ギョーザを初めて食べました」と笑顔で話していた。

 ことはじめの会は、市内で外国人に日本語学習支援をしている亀井あつ子さん(55)が代表を務める。地元のコミュニティー放送局「FMいみず」の番組で多文化共生の大切さを訴えた亀井さんに賛同した住民らが七月に結成した。

 同会によると、二〇〇九年末現在、同市に住む外国人登録者数は三十六カ国の計約千九百人。住民に占める割合は約2%で県内市町村で最高。初イベントの参加者の半数以上が外国人だったといい、亀井さんは「多国籍の住民が同じ地域で共生する第一歩にしたい」と手応えを語った。 (中村真暁)

自殺予防対策に理解 富山でこころのサポーター講座

2010-10-04 12:26:15 | TOYAMAな多文化共生
管理人が講演しています。
多様性のある社会づくり、共生と社会的包摂を推奨しています。

(以下、富山新聞から転載)
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自殺予防対策に理解 富山でこころのサポーター講座

自殺予防対策に理解を深めた講座=富山市の県総合福祉会館
 とやまcocolo会と県の「こころのサポーター養成講座」(富山新聞社後援)は3日、富山市の県総合福祉会館で始まった。主婦や保育士、介護士ら約50人が参加し、地域で活躍できるサポーターを目指して自殺予防対策に理解を深めた。

 県自殺対策推進強化事業の一環で開かれた。県健康課の柴垣禎精神保健福祉係長が「現代社会における心の危機とその対応について」と題して講演し、地域で顔の見える関係づくりに努め、悩みに耳を傾けるよう呼び掛けた。

 ワークショップでは、参加者が7班に分かれ、心の健康にとって良いことと悪いことについて議論した。講座は23日まで毎週土曜に開催され、11月17日に実践研修を予定している。

外国人の学習支援充実を 高岡市長と住民らが懇談会

2010-09-28 11:45:22 | TOYAMAな多文化共生
(以下、中日新聞【富山】から転載)
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外国人の学習支援充実を 高岡市長と住民らが懇談会

2010年9月28日

外国人住民に対する施策の充実を訴える支援団体のメンバーら=高岡市駅南5で
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 高岡市の高橋正樹市長が住民と直接対話して施策に生かす「ふれあいトーク」が、同市駅南五のブラジル料理店「コラサン・ド・ブラジル」であった。日系ブラジル人の支援活動をしている関係者が参加し、行政による支援の充実を訴えた。

 高橋市長や市幹部、住民側から情報誌の発行などを通じて県内のブラジル人を支援している「富山日伯交流友の会」、外国人の高校進学支援の学習教室を開いている「高岡外国人の子どものことばと学力を考える会」の各メンバーら、計約二十人が出席した。

 日系ブラジル人住民に対する市の教育施策や、生活相談窓口の現状について議論。教育関係では、支援グループ側が「外国人には、学習そのものをするために必要となる言語の習得に壁がある」と指摘。その上で「外国人相談員の勤務は現在、一校につき週に数回程度にすぎない。もっと抜本的な支援が必要だ」と訴えた。

 これに対し、市の担当者は「人手が少なく十分に支援できないのが現状だ」と説明。一方で、高橋市長は「チームをつくり具体的な取り組みを考えたい」と対応を約束した。 (佐久間博康)

外国人向け防災マップ 富山市が5か国語作成

2010-09-27 15:58:46 | TOYAMAな多文化共生
(以下、読売新聞から転載)
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外国人向け防災マップ
富山市が5か国語作成

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避難場所などを記した防災地図とマニュアル

 災害時の避難場所を外国人に伝えるため、富山市と市民国際交流協会が、英語や中国語など5か国語で避難場所を記した地図5000部を初めて作成した。市役所や富山大学などで配布し、外国人が災害時に混乱しないように役立ててもらう。

  地図は日本語と英語、中国語、ポルトガル語、韓国語で避難先となる小中学校や消防署の場所と電話番号などを明記した。避難場所は市中心部、大沢野、細入、婦中、大山、山田、八尾の計7地区で247か所。

  市文化国際課によると、市内には8月末現在で、中国人2472人やフィリピン人627人など計5236人の外国人が住んでいる。この10年ほどで1・6倍に増え、同協会には「どこに避難すればいいのか分からない」といった相談が寄せられていた。

  地図とは別に、災害時の伝言ダイヤルの掛け方などを記した4か国語の防災マニュアルも6000部作った。同課は「防災知識を身につけてもらい、外国人の不安を軽減したい」としている。
(2010年9月25日 読売新聞)

「とやま大地の会」例会でのお話会

2010-09-18 17:28:22 | TOYAMAな多文化共生
「とやま大地の会」例会でのお話会

本日(2010年9月18日)、管理人がお話させていただきました。
とやま大地の会のご紹介
(http://park.geocities.jp/tate88425tubo96/daitinokai.htmlから引用)
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「とやま大地の会」とは
思春期・青年期にあり、社会的にひきこもっている子や兄弟姉妹をもつ家族の自助会です。この問題をどうとらえ、どう向き合うかを学びあい、親も子も活き活きと生きるために2001年3月に発足しました。

社会的ひきこもりとは
社会への参加に困難を感じ、自室から、あるいは家から出られない状態です。
家族以外の人との対人関係をもつことも困難で、ときには、昼夜逆転、家庭内暴力、自殺未遂など本人にとっても家族にとっても深刻な状況になることがあります。ただし、その第一原因が精神障害とは考えにくいもの、とされています。
ひきこもるきっかけは、衝撃的なできごと、受験失敗や挫折体験、いじめなど交友関係の問題などさまざまです。
社会的ひきこもりは、どんな家庭にも起こりうることです。
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とあります。
まだまだ大地の会の活動をご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大地の会には実に多くの蓄積があります。
ひきこもりの家族のある方、ひきこもりかどうかも分からず悩んでいらっしゃる方、まずは、大地の会にご連絡をしてみてはいかがでしょうか?

こころのサポーター養成講座

2010-09-08 18:46:02 | TOYAMAな多文化共生
管理人がファシリテートするプロジェクトです。
多文化共生・ダイバシティーマインド全開の講座です。

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とやまcocolo会では、富山県との協働事業として、
「こころのサポーター養成講座」
を開催します。
10月3日(日)から4回の講座です。
合言葉は、
「みんながピア・カウンセラー!
あなたもピア・カウンセラーになりませんか?」
詳しくは、コチラをご覧ください。
http://www.essence.eey.jp/easyfree10/
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