AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

台風でNMB48をあきらめて、秋葉原でモニター観戦(KC)

2012-09-30 21:09:08 | 研究生/チーム4
台風でNMB48をあきらめて、秋葉原でモニター観戦(KC)

当選していた14時のチームMをキャンセルしたのは、台風で新幹線が止まったので、正解だったが、金曜日の時点で日曜は大阪か途中で泊まる可能性もあると考え、休暇の申請をしておくべきだったかもしれない。
石田優美出演の公演だったら、念には念を入れて、そこまで考えただろうが、今回はたかが台風でキャンセルしてしまうような、気合が入っていない当選だったということ。

予定が空いたので、チーム4+研究生3人の「僕の太陽」公演14時を、モニター観戦。
島崎遥香ポジションに、12期平田梨奈(アイドルなんて呼ばないで)
川栄李奈ポジションに、13期北澤早紀(僕とジュリエットとジェットコースター)
この二人は最近、ずっと休演である。
私がチーム4では推している竹内美宥が休演。アンダーは、13期村山彩希。

村山と北澤は、研究生公演だと、モニターでは分かりずらいが、今日は他の14人が分かるので、2人が私の中では目立った。北澤早紀は自己紹介で言っているように、素朴で好感が持てる。村山彩希は、高みなポジションなので、パフォーマンスはよいのでしょう。13期同期の茂木忍のように(島田晴香のように)キャラが立っていませんが、普通のアイドルなのに、パフォーマンスは見せるという路線か。

公演全体を通して、引っ込み思案と自称していた岩田華怜が、MCで突っ込んでは反応がなく、高みな状態。
村山彩希が石焼き芋の話をしているのに、「焼き芋って落ち葉でやるのね」
このMCは市川美織が司会で、相槌を打ちながら進めていたのだが、島田晴香が突然「馬鹿すぎて伝わんないよ」
それでも引かない岩田華怜に対して、「かれん、かれん、バーカ」と、よく知らない人が見ると、いじめに近い発言。岩田華怜は動揺していなかったので、よくあるやり取りなのか。高みなのすべるMCみたいな。
島田晴香は、村山彩希に、「馬鹿な先輩で、ごめんね」とまで言っていた。
昨日の記事で、岩立沙穂の足が白いという指摘があったが、宮城出身岩田華怜も足が白い。

研究生公演では、「アイドルなんて呼ばないで」のポンポン隊6人が、同じ公演のメンバーだが(オリジナルのひまわり組公演もそうだった)
チーム4公演では、出演していない研究生が6人でてくるので、誰がバックダンサーかを見るのが楽しい。今日は、4人分かり、1人は多分、1人は分からなかった。
左の三人、左から、西野未姫14期、高島祐利奈、????(←消去法で小嶋真子??)
右の三人、左から、茂木忍、橋本耀、岩立沙穂

本日の髪型
市川美織は、ロングの髪をカール。ストレートに比べ、小さい顔がますます小さく見える。
3人がおだんご頭、永尾二つ、山内二つ、阿部一つ。
岩田華怜は、30センチくらい切ったので、キャッチフレーズの振り付けでこれまでは髪を切る感じだったのが、今日は髪に届かなかった。

チーム4の中で、加藤玲奈と、阿部マリヤが(そして出演していれば島崎遥香も)、エレガントなダンス。
対極は、田野優花、岩田華怜で、激しいダンス。
加藤玲奈は、ほほえみながら歌っているので、いかにもアイドルらしい。
田野優花は、真剣なまなざしで歌っているので、いかにもAKB48らしい。
論理学的には、アイドルの集合と、AKB48の集合が重ならない部分に、この二人はそれぞれ属している。
アイドル的で、AKB48的でない加藤玲奈。
AKB48的で、アイドル的でない田野優花。

自己紹介MCでは、運動会の思い出。
意外だったのは、平田梨奈が、スポーツ何をやってもダメなので、先生に応援と写真の係を任命されたと。AKB48でダンスするのに、運動神経がなくては少しまずい。
運動神経がなくても、AKB48が務まるのは、(前田敦子)・島崎遥香・佐々木優佳里級のアイドル性という素質が必要だ(と思う)。
逆に、入山杏奈が、雨でなくても、元々インドア派で、外には出ないというのが、イメージとギャップあり。活発そうな感じなので。
運動が得意と明言したのは、島田晴香、村山彩希

最近出演が少ないなと思う昇格組は、小嶋菜月と名取稚菜。13期の大島・光宗を除き、古株7人の出演頻度(あくまで感覚で)
森川・伊豆田・小林茉・藤田・武藤・名取・小嶋。いったい小嶋菜月がシアターに出たのはいつだったのだろうか。

印象に残ったMC
・市川美織は、血液型と性格の関係が分からない。
・入山杏奈は、「ゆいり」ちゃんの苗字が村山であることを、今日初めて知った。周りの子から「ゆいり」と呼ばれているので名前を先に覚えて、名簿を見て、名前が読めないので、村山=ゆいりだとは知らなかった。
・市川美織、「夕陽を見ているか」へのつなぎで、「公演のいいところ、メンバーのいいところに気付いてくれたらいいいなと思います。」 (ロビーで拍手)定番の曲紹介は、加藤玲奈。
・仲俣汐里は、パン作りは趣味で、本職はあくまでアイドル。
・阿部マリアは、チーム4メンバーが個人で活躍することを願っている。例えばテレビを見たら中村麻里子がドラマに出ているのをみたい。
・加藤玲奈が冬にやりたいことは、みおりんを雪だるまに。→市川「おー楽しそう、じゃないよ。私を何だとおもっているの。
・それでも市川は、「仲良くなるっていいこと。ほっこりしたところで、明るく元気に次の曲」

KC
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指原莉乃 「ミューズの鏡」舞台挨拶1 お化けの話(総選挙分析ライター)

2012-09-30 14:30:00 | チームA・チームK・SDN48
指原莉乃 「ミューズの鏡」舞台挨拶1 お化けの話(総選挙分析ライター)


昨日(9/29)「ミューズの鏡」劇場版マイプリティドールの初日を新宿ピカデリーで観た。幸いにも主演の指原と福田監督の舞台挨拶の切符をとることができた。

舞台挨拶は9:15開始と11:35開始の2回行われ、切符がとれたのは11:35開始の方だ。司会者や指原、福田監督の挨拶の内容から判断するとマスコミは9:15開始のパーツで対応していたようで、11:35開始のパートはマスコミが入っていなかった。

25分間の舞台挨拶は、マスコミ向けも終わり緊張も解けて内容も相当くだけて聞いていて大変楽しかった。何度も観客から笑いと拍手が起こった。

その舞台挨拶の中で、指原が挨拶とはまったく関係ない話をしたいと切り出したのが、最近遭遇したお化けの話。この子供のお化けはまだ、指原の家にいるそうで、指原はときどき金縛りにあっているとのこと。

この話の解釈はそれぞれの読者におまかせします。ただ、指原はこの話がしたくてしょうがない様子だった。


<筆者のメモより>
(指原)撮影で大変だったのはなんでしたっけ?
(福田)夜の撮影。前の日の撮影が夜の9時に終わって、次の日の3時に集合するときがあった。
(指原)そうなんですよ。楽屋で寝ました。でもわたし怖くないから、オバケとか。
(福田)えっ?
(指原)日テレの楽屋でなくて古いスタジオ、というか趣きのあるスタジオだったんですけれど。全然怖くなかった。
(観客)笑い。
(福田)何を自慢しているの。
(指原)オバケとか全然怖くないタイプなんだ、わたし。
(福田)ファンの皆さんの前で何を自慢しているの。
(指原)オバケが怖くないんです、昔から。オバケ見た話をしていいですか。どうしても。
(福田)今―?あと5~6分しかない。
(司会)話のなかで?マークが????と出ている。
(指原)一生のお願い。一生のお願いです。
(司会)でも、オバケの話がしたいのですね。
(指原)もし、これがテレビだったら映画の宣伝しなくちゃいけないけれど、(ここにいる人達は)もう見に来ているから宣伝しなくてもいいんだもの。
(観客)大爆笑。拍手
(司会)おっしゃるとおり。
(指原)オバケの話をします。
(福田)そういうことを言うから天狗だって言われるんだよ。
(観客)笑い
(指原)オバケを見た話がしたい。
(司会)ではお願いします。
(指原)おもしろくない怖い話です。しかも、わたしがオバケを見た話をしたいだけ。誰も聞いてくれないから。だけど、高みなさんは、「すげー、こえーなぁ」と言っていました。
(観客)大爆笑
(指原)わたしの家の近くに病院があって、その時点でちょっとあやしいなぁと思っていたんですけれど、その日わたしは風邪をひいていたので冷房を消して寝た。それでつけずに寝ていて、夏も終わりに近づいていた二週間ぐらい前かな。そうしたら子供の泣き声が聞こえてきた。しかも4、5人。
(福田)4、5人?
(指原)4、5人。
(福田)多いね。
(指原)めっちゃ泣いているんです。
(福田)子供的にはどれくらいの年齢の子なの?
(指原)それも含めてなんですけど途中で気付くのです。それ(泣き声)が笑い声に変わったんです。めちゃ笑っているんです。5人ぐらいで。たぶん馬鹿にされているんだと思います。指原寝ているから。
(福田)あー。こいつ寝ているよって。
(指原)こいつ、全然寝ているじゃん。それが絶対オバケじゃんと思った瞬間にその5人がこの辺(胸と首の間)をバーと通っていった。で、わたしびっくりして、これはマジなやつだ。で、ヤバイと思ったけれど、寝なきゃと思って寝た。
(福田)寝たの?
(観客)大爆笑
(指原)金縛りにあった。不思議と怖くはなくて。子供だし殺されはしないと思った。だから死なないからいいやと思ってそのまま寝てて。ただ、金縛りにあってヤバイと思ったからお経を唱えようと思って何妙法蓮華経を50回ぐらい言ったんですね。繰り返して。何妙法蓮華経、何妙法蓮華経とそうしたら子供がどこかに行って。で、それは無事解決したのです。寝た。で、起きたときに「あっ、寒」と思って、あーそう言えばオバケ見たんだ。あー寒いなぁと思って見たら冷房がついていたんですよ。クーラーのリモコンがめちゃ遠くにあるのに。そのオバケは指原が苦しんだのを見て気を使って冷房をつけてくれた。
(観客)大爆笑
(指原)気遣いオバケだったんです。その話をミーちゃん、峯岸さんにしたら峯岸ミーちゃんは「いーじゃん。逆にうれしぃーしょ。子供いたら。賑やかじゃん。どれぐらいの年齢だったの?」と聞かれて、重さ的にはたぶん7歳、8歳くらいの小一、小二くらい。
(福田)わりと大きいね。
(指原)だから、福君とマナちゃんと本田みゆちゃんがバーと通って行ったと思えば、すごくかわいくて一気にポジティブになって。
(福田)だけど重たいね。
(指原)だから家に福君と本田みゆちゃんとマナちゃんがいるんです。
(観客)笑い
(福田)今もいるの?
(指原)今もいるんです。たまに金縛りにあうんです。最近。でも怖くない。オバケ怖くないから。昔から。
(観客)笑い
(指原)というお話でした。
(観客)大拍手
(福田)もう(これで舞台挨拶)終わったんじゃない?
(司会)えー、映画にはまったく関係ない話をみなさまにお聞きいただきました。
(指原)でも、どーしてもしたかったんですよ。この話を。この気遣いオバケの話を。

以上


指原莉乃の「ミューズの鏡」関連記事をリンク
指原莉乃「ミューズの鏡」視聴率分析・・スキャンダル影響含む
小嶋陽菜『メグたんって魔法つかえるの?』第6話 小嶋・指原魔女対決
指原莉乃「ミューズの鏡」第24話 フィナーレ
指原莉乃「ミューズの鏡」第23話 クライマックス
指原莉乃「ミューズの鏡」第22話 憎しみ
指原莉乃「ミューズの鏡」第21話 足りない何か
指原莉乃「ミューズの鏡」第20話 出生の秘密
指原莉乃「ミューズの鏡」第19話 マキ「ミューズ」の主役に
指原莉乃「ミューズの鏡」第18話 しゃくれ顔
指原莉乃「ミューズの鏡」第17話 呪われた「ミューズの鏡」
指原莉乃「ミューズの鏡」第16話 血の運命
指原莉乃「ミューズの鏡」第15話 稽古場の怪人ファントム
指原莉乃「ミューズの鏡」第14話 オーディション
指原莉乃「ミューズの鏡」第13話 再び悪魔憑依
指原莉乃「ミューズの鏡」第12話 マキの魅力
指原莉乃「ミューズの鏡」第11話 悪魔の呟き
指原莉乃「ミューズの鏡」第10話 ゴリラ顔
指原莉乃「ミューズの鏡」第9話 悪魔に魂を売る
指原莉乃「ミューズの鏡」第8話 恋愛のエチュード オフネ
指原莉乃「ミューズの鏡」第7話 死のエチュード
指原莉乃「ミューズの鏡」第6話 地面を這いつくばる
指原莉乃「ミューズの鏡」第5話 特別編 福田雄一との対談
指原莉乃「ミューズの鏡」第4話 最後のレッスン
指原莉乃「ミューズの鏡」第3話 マクベス夫人
指原莉乃「ミューズの鏡」第2話 蝉のエチュード
指原莉乃「ミューズの鏡」第1話 マキ登場
指原莉乃「ミューズの鏡」第1クール視聴率分析
指原莉乃「ミューズの鏡」指原は唇の貞操を守れるのか?
指原莉乃「ミューズの鏡」心境
指原莉乃「ミューズの鏡」メンバーの感想
指原莉乃「ミューズの鏡」に臨む心境

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9月29日土曜日14時公演、僕の太陽、研究生、デビュー当時は踊れなかったゆかるん(ナッキー)

2012-09-30 11:39:58 | AKB48
9月29日土曜日14時公演、僕の太陽、研究生、モニター観戦、踊れなかったゆかるんが踊れるようになった(ナッキー)

前回の記事でMC1まで紹介しました。
「夕陽を見ているか」の前の8人のMCでは、森川彩香が司会。彼女の司会は初めてみるような気がしました。
お題は、最近驚いたこと。3人の14期生を指名したアーヤロイド。橋本耀は、ひかりちゃんと呼びかけていましたが、岡田奈々と、西野未姫には、「どーぞ」

岡田奈々:(西野)未姫、踊りが上手くなかったのに、今一番成長している。(未姫は)母性本能をくすぐるタイプ。
森川彩香:最初踊れなくて、頑張って踊れるようになった。ね。 (ゆかるん)
佐々木優佳里:はい。  (森川・佐々木、阿吽の呼吸)

西野未姫:奈々、大人しそう、真面目。だけど14期生だけの時は、めちゃ、変顔する。プライベート違くて、テンション。
岡田奈々:可愛い系 (と言って変顔を見せる)

橋本耀:内山奈月ちゃん、何歳ですかって聞いて、高校二年ってびっくり。中学生に見える。
森川彩香:同じ年。

MCのしめは、北澤早紀
「夕陽を見ているか」のイントロ曲紹介は、佐々木優佳里 (最近は大森美優が多かった、ゆかるんは、ひょうっとして見るのは初めて)

アンコール1曲目lay down
靴が新しくなっていたように見えました。
黒い靴:大森・佐々木・平田・大島・北澤・内山・橋本・前田
白い靴:岩立・梅田・高島・西野 (森川・篠崎・岡田彩花・岡田奈々)
( )内の四人は靴の色を認識できなかったが、8人ずつだと仮定すると白。

lay downの後のMC:高島・平田・前田・岩立・内山・大森・橋本・梅田
司会は平田梨奈、あなたは何派。こっち派かあっち派か。お客さんにも聞いちゃいます。
指名する時にきちんと名前を読んでいた。梅たん、内山ちゃん、ひかりちゃん

岩立沙穂:ヘアアレンジで、ストレート派か、ポニーテール派か。(お客に聞く)
ポニーテールの方が少し多い。雑誌のアンケートと同じでした。

前田美月:朝ごはん、パン派か、ご飯派か。日本人ならご飯でしょう。
(めん、との声に)
岩立沙穂:朝から、めんとかあるんですか。
平田梨奈:前の日の残り物。いいこと言った。

平田梨奈:タトゥータイツか、生足か。男性の方は生足。女性はタイツという声も。やっぱり、生足で頑張ろう。

後半のMC:岡田奈々・篠崎・森川・佐々木・北澤・岡田彩花・大島・西野
お弁当のおかずというお題
佐々木優佳里:冷凍食品のたらこスパゲッティ。食べ終わったら占いが書いてある。

僕の太陽の後のMCは、岩立沙穂。モニターでは姿が見えませんでしたが声で分かりました。
MC4ギンガムチェック
最後のMC、森川彩香

最初から最後までモニター観戦。土曜日の14時から16時。ロビーはすいていました。
夜公演は、内山奈月の生誕祭。

ナッキー
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石田優美のモカパンチ受けてみたい(KC)

2012-09-30 09:33:27 | SKE48/NMB48/HKT48
石田優美のモカパンチ受けてみたい(KC)

土曜日に受信した石田優美のモバメに返事。

優美さん
ゆうみん★のタイトルよかった!
写メ会参加できませんが、日曜日の公演当選しました。
残念ながら優美さん出演しない14時の公演
さらに残念なのは、台風で新幹線止まりそうなので行けない。
優美さん出演の公演当たってたら、台風くる前に大阪に行って泊まってでも見に行くのに。
いつかステージでの優美さんの姿を見る日がきますように

本日の公演メンバー、城恵理子は卒業したので出演しない。
14:00-
沖田彩華、川上礼奈、木下百花、島田玲奈、
高野祐衣、肥川彩愛、三田麻央、村上文香、
村瀬紗英、矢倉楓子、山岸奈津美、鵜野みずき、
古賀成美、小柳有沙、中川紘美、山本ひとみ(予定)
チームM11人、休演は4人、太田、谷川、藤田、與儀
研究生ー5人

18:00-
太田里織菜、沖田彩華、川上礼奈、木下百花、
島田玲奈、高野祐衣、肥川彩愛、三田麻央、
村上文香、村瀬紗英、矢倉楓子、山岸奈津美、
東由樹、石田優美、林萌々香、山本ひとみ(予定)
チームM12人、休演は3人、谷川、藤田、與儀
研究生ー4人
山本ひとみだけ、両方の公演に出演、城恵理子ポジションで残念少女を歌うのだろうか。KC


今日写メ会だぁー
楽しみすぎる!
今日来る? 
こなかったらモカパンチ(笑)
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こんな音楽番組が観たい2(ピーナッツ)

2012-09-30 07:21:37 | AKB48
『ハッピーMusic』,『僕らの音楽』,『新堂本兄弟』,『EXILE魂』,『カウントダウンTV』…etc。
比較的遅い時間の音楽番組は 好きだ。きっと、それは、番組スタッフ & MC が、音楽番組としてのこだわりと出演者に対するリスペクト、さらに、その曲 LOVE!を感じる瞬間が多いからだと思う。
ただ、僕は、中でも、次に挙げる音楽番組が、1番すごいと思っている。そして、新しい。
その番組とは…知らないだろうなぁ~? ま、いっか… 『ザッツ・エンカ・テインメント』(テレ朝系)。
演歌の専門番組だ。
で、この番組の何よりもすごいところは、本人ではなく、友近の3人の分身(スナックの友近ママ, 西尾一男, 水谷千恵子)が、それぞれのコーナーの司会を担当しているところ。
とにかく、この中身…友近の "演歌を愛する気持ち, 演歌歌手そのものを愛する気持ち, 本当は歌手になりたかった…その気持ち" が、その日のゲストだけでなく、番組に関わる全ての人に対して、もうもう溢れちゃってて、バカなんだけど、演歌バカ。
ものすごい爽快感だ。
だから、若い頃、ゲストと2人…島根の営業で大変だった…とかの完全純度100%のウソ話でも、五木さん, 冠さん, 藤あや子さん…みんな、話を合わせてくれる。30分の番組中、友近の演歌LOVE!が、ビシビシ伝わって来てるからね。
また、"ももクロちゃんがね…。
AKBちゃんのセンター、私、あと5歳若かったら 頑張っちゃったかも…って バカ言ってる" …こんなコントのノリにも、大御所の方とか、楽しんでついてきてくれる。
これは、言ってることとか、もう全部ウソなんだけど、伍代ちゃん(伍代夏子)も AKBちゃんも みんな好き! これが、ちゃんと伝わっているからだ。
ザ・ボーダーレス。
いつの日か、この番組の出張 JーPOP版…しかも、ゲストにAKB…なんか、そういうのが見てみたくなった。
あと、友近は、基本、歌手としてのAKB48しか興味ないので、今までとは全く違う顔(表情)が見られるかもしれない…そんなことも思った。
全部ウソだけど、全部本当の音楽番組がある。
あの番組は 凄い。
あ! しまった! こっちじゃなかった…言いたかったの。
僕の妄想音楽番組シミュレーション…僕の妄想MC。
それは、僕が昔からファンだというのもあると思う。でも、彼らが、キャリアの中で、唯一、手を出していなかった分野…それが、音楽番組のMC。
これをやってほしいと思った。
ウッチャンナンチャン。
ダウンタウン, とんねるず(石橋貴明)との決定的な違いは…これ! "人の土俵で出来る!" ということ。
たしかに、ウンナン司会の番組だと、「ジョンソン」は 生まれないし、「焼き銀杏」も誕生しないと思う。でも、(例えば)AKBの場合だったら、「歌手 : AKB48」の部分を、もっと輝かせることが出来る。
" (歌手としての)誇り" に繋がる部分っていうのかな? で、そいつは、さっきの友近と同じ部分…"リスペクト"が、キーワードだ。
そのキッカケ…僕は、昔、このシーンを観たから、そう思うようになったのかもしれない。
あれは、199×年のある日、『ポップジャム』(NHK/ 司会:爆笑問題)を観ていた時のことだ。その日のゲストは、モーニング娘。
と ポケット・ビスケッツ…初共演だ。
そして、爆笑問題とモーニング娘。のトーク中、千秋1人が、舞台上手から…その輪を目指し、ゆっくりと…。
当然、太田は、あの調子(千秋をバカにした感じ)だったんだけど、千秋は、それを完全無視。
モーニング娘。の方に、真っ直ぐに近づいていき、たった一言…

" いい曲~! " 。
モーニング娘。全員の顔が一気に和らいだ。中澤姉さん, なっち …をはじめ、正直、あんないい顔を見たことがなかった。
明らかに、フジやTBSでは見せない顔だった。

ところで、その時の曲は、『ふるさと』…モーニング娘。の中では、売れなかった曲だったんだけど、彼女たちが、この1曲に対して、かけた想いが、この千秋の一言で、表情になって、弾けとんだ。
本当に全員キレイだと思った。
そして、このあと、" ンー ホドミー" が言いたいだけのウッチャン, "ねぇ 笑ってぇ "…これが言いたいだけの ウドが 真っ赤な衣装(赤スカート)で乱入。
この時は、『ウリナリ!!』という番組内での人気コント 「モーニング息子。」のさわりの部分をやったんだけど(いつもは、8人)…。
持ち歌は、『抱いて HOLD ON ME ! 』1曲のみ、姉さんたちには、内緒でデビュー。
だから、今日、僕たちの存在を知ってほしかった…全力で完コピ、真剣に踊るオジサン2人の気持ちは、とにかく通じたみたいで…。
でも、それを見て、腹抱えてしゃがみこんでる彼女たちの表情…本当に 本当に いい顔、そして、いい空気だった。
番組が終わり、バックステージ。この2組が、廊下で かち合った。その時、汗びっしょりのモーニング娘。が、全員一斉に道を譲ったんだ。
芸能界の先輩3人にね…ものすごい素敵な笑顔だった。"モーニング娘。って、ちゃんとしてるんだぁ~"って思った。
それでも、"ねぇ 笑ってぇ " を本人に仕掛けるウド。対抗する飯田圭織。この雰囲気が、また、良くてね。そして、" ウド行くぞ!" + " なんか すいません"…これを同時にするウッチャンが、これまた、良くてね。
さらに、そのウッチャンに全員同時に会釈する彼女たちが、またまた、良くてね。
僕は、いつしか、"アイドルのこんな表情って、いいなぁ~。もっと見たいなぁ~…。
ウッチャン…っていうか、ウンナン、音楽番組とか、やってくんないかなぁ~"…そんな心が芽生えていた。
もちろん、ウッチャンとナンチャンには、違いがある。視点的な違いね。
例えば、ウッチャンの方は、昔、桑田佳祐さんに、"サザンの曲で、ひいきにしてくれてる曲とかあるの? 1番好きなのって…"。
この質問に対し、"『ミス・ブランニュー・デイ』です。イントロのドラムのところ(ジェスチャー付き)…あそこ ドキドキします。昔と今、ちょっと感じ方は変わってきたけど、やっぱり ドキドキします "。
完全に音楽素人ではあるんだけど、桑田佳祐さん、原さんも驚いてた。その描写の仕方と感覚を切り取っていくセンス…背伸びしてない感じ。
きっと、AKBと絡んだ場合、曲に対しては、そういう感覚的な見方をすると思う。
映画監督的な視点。
一方、ナンチャンは、言葉と動きに注目すると思う。
例えば、先日の『ヒルナンデス』…℃-uteがゲストで来た時のことだ。
『会いたい 会いたい 会いたいな』という曲を歌った後のナンチャンの第一声…"ありがとうございましたー! " ではなかった。
" 1キロ 痩せたいよね~"…つまり、曲の中の女の子の想いに対する感想を言った。あの言葉のチョイス。
何より、℃-uteの5人が、この一言…すごく嬉しそうな顔をしたの。それは、番組のラストらへんだったんだけど、最初の1時間半の笑顔とは、全くの別のものだった。
とにかく、℃-uteにとっては、1番嬉しい言葉だったのかもしれないと思った。

ウンナン, 友近…とにかく、"歌手としてのいい顔"を引き出せる人に音楽番組の司会をやってほしい。
本当に、いつもそう思っている。
( つづく?)
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新宿ピカデリー、ミューズの鏡、指原莉乃、舞台挨拶と映画の感想(ナッキー)

2012-09-29 22:52:35 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
新宿ピカデリー、ミューズの鏡、指原莉乃、舞台挨拶と映画の感想(ナッキー)

選抜総選挙ライターさんから「午後4時からネットで申し込みますが取れたら行きますか」と聞かれ、二枚当選したので同行。11:35からの舞台挨拶。12:03まで。
日本テレビのアナウンサー(男性)が司会、指原莉乃(ベージュ色のミニスカート)、福田監督
舞台挨拶の内容を、メモ残せた指原莉乃の発言は「 」で、それ以外は記憶をもとに要約。

大勢のファンがいる
「いっぱいファンがいるんですよ」
手に持っている天狗のお面は
「さっき貰ったんです。フライデイの人です。悪意を感じます。」
天狗と言われるのは
「喋り方がだめなんです」
福田監督に対する敬意
「ありますよ」
福田:全くない。タメ口
「(現場で)威厳出していない。オラオラみないな(のがない)。フォローですよ」
「1月から何月かだったか、ずっと一緒、大監督さまと」
福田:僕の作品なんか見たことないくせに

「ドラマと映画、見たことがない。」

「スピルバーグと、スイングガールの矢口監督、福田監督しか知らない」
福田:もとひろに勝った
「もとひろ監督、シングルのPV撮った。どの曲だっけ」
客:えびかつ
「Everydayカチューシャ。全員のこと撮るっていって私のこと一瞬も撮ってくれなかった。呪っている。撮影の時あまりに暇で、北原とエキストラごっこしていた。」
カメラが入っている
「みんながツイッターで書かなければ大丈夫」
切符が15分で完売した
「大分ではめっちゃ余っていて、お母さん買って、ヒロちゃんと行くって」
映画の内容について
「(皆さんは)まだ見ていなんですよね。言いたくなっちゃって」
初回の舞台挨拶で、福くんに「整形しているの」って聞かれた
福田監督が福くんに言わせた。
福くんに「天才女優」って言われたけど
「馬鹿にしていた」

福田:何一つできていない。(本人が)まだ女優だと思っていない
「女優だと思っていない。やらせていただけるならやるけど、女優やらせて下さいなんて、ドヤ顔で言えない。」
「(ほかの俳優が一流で、迷惑かけてはいけないから)、セリフ覚えないと。覚えたらOK。」
福田:学芸会、そのまま、やるだけ。私に対する質問もない。女優なら自分の色をだそうとする。
「まな板の魚、秋元先生が言っていた。鯛か鯉か。そのままの方が、大先生の考えてくれたその通りで(いいっじゃないですか)。」
「演技できていないんです。(映画見て)演技がへたくそで笑ってしまった」
福田:(テレビドラマ半年やったので)中途半端に上手くなっていたが、映画撮り始めたらすごく下手に戻っていた。
「クライマックスの楽屋のシーン。ここ、ここ、って感じ(で下手だった。)」

テレビドラマとは違い映画ではロケもあった。ロケに出た時、指原は「フジテレビみたい」と言って、日本テレビ関係者の前で。
「月9みたいな映りだった」
「もう何も知らない」
「もう誰も止められない」
浪川大輔は37歳で学生の役。学生服が似合わず、ひげがすぐ濃くなってしまうので、そっていた。「そりまろさん。」「面白かった?」
福田:あら捜しをする映画。ロボットダンスをするシーン。上手かったらどうしようと思ったが、ああよかった。
「楽屋で寝たけど、お化け怖くないから大丈夫」
夜寝ていたら、病院からおそってきた小1くらいの気遣いお化け5人を見た話。
福田:武藏野館(みたいな単館)ではなく、みんなが目指す新宿ピカデリーでの上演

「映画を映画館で見たことなくて。これから見ようと思います。」
福田:嘘つくなよ

「恋空が最後(に見た映画)、小6」

「昨日は6時半で仕事が終わったので、帰宅してから白いごはんに、ねぎ、食べるラー油」
「昨日の仕事も演技」

司会:もしこの映画がヒットしたら
「もしって、何ですか。失礼ですよ。」
福田:日テレもヒットするとは思っていない。海猿の何百分の一の制作費
「福田監督、今はメグタン」
福田:心はこじはる
「すずらんも好き」
福田:ツイッターにすずらん好きって書いたら、浮気者って。指原好きなんて一度も言っていないのに
「映画の話しなきゃ」
「Tシャツの柄が違うところを見てください」
福田:映画は客が入らないと上映中止になる。一週間続いたら、また舞台挨拶をやったら(どうですか)
指原:AKB時代に入れていた握手会の仕事が、HKTになって空いている日がある。
来週は誰と出ようか、
「(映画を)お楽しみに。面白いと思います。何が面白いかというと分からないですが」

・テレビでは映画の宣伝しなくちゃならないので自由に話せないが、ここにいるお客さんには宣伝する必要がないから、自由に話せる。だから映画と関係のないお化けの話をさせて下さい、という趣旨の発言が途中でありました。
・指原がチーズケーキを作らないという話題は、元ネタを理解していないので、ついていけませんでした。

感想:
舞台挨拶が終わったら映画を見ないで帰るお客5―7人。アイドルに興味がるが、映画には興味のないファンがいる。

映画の感想:
出前を前進座に届けるシーンでアップになった指原莉乃はふけて見えたが、舞台挨拶の生で見る指原莉乃は、お肌つるつるという感じ。
向田マキが主役という新聞記事の写真が、指原莉乃には見えなかった。

印象に残ったセリフ
沖田監督「ド下手なロボットダンスではないのだ」
向田マキ「これからは本当の自分で生きていきます」

映画の突っ込みどころ
・ライオンと対決して、顔にライオンの爪で引っかかれた深い傷をおったマキ。3日で傷が完治していた。
・貧乏なのに、寝ている時も化粧をしているマキ。、
・初日の舞台をすっぽかしたマキ。しかし、歌手として登場し、「意気地なしマスカレード」を劇場歌う。ここまではよい。楽屋で沖田監督と口論し、「日常生活のすべてが演技であることから逃げ出したい」から芝居の初日は演じたくないと言って逃げたのは、ステージで歌いたいという望みを実現するため、つまり沖田をだますための演技だったと解釈できる。
しかし、観客が立ち上がり、光る棒で応援するのはおかしい


これを見て、「ザ・オーディション」で、森あかね(有森也実)が最優秀新人賞をとるシーンで、観客から「レイカーズ・コールが起こる」シーンを思い出した。
こちらは、レイカーズを支援する誰かが、入場券を押さえて、ファンを送り込んだと解釈できた。
あらすじをリンク
こちらのあらすじを読むと、仕組んだのは、元社長の池部良となる(登場人物で、当日動けたのは彼だけだ)

映画版「ミューズの鏡」のラストシーンは、沖田監督をだました向田マキが、初日の切符を押さえて、自分の歌を光る棒で応援する観客を動員したと解釈できる。
貧乏人の向田マキにはそんなことはできないから、劇団から、マキを自分の事務所に引き抜こうとしているジュピタープロモーションから金が出ているという落ちを暗示していた。
デビューしていない無名の向田マキが歌を歌うことをファンは知らないから、マキのファンというより、サクラとして送り込まれた観客。


もしくは、架空の世界の向田マキと、現実の世界の指原莉乃が入れ替わり、
そして、架空の世界の劇場の観客と、現実の世界の指原推しmix打ちたいファンが入れ替わり、
それを、沖田が客席後方から見たというシーンだったのか。


ナッキー
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9月29日土曜日14時公演、僕の太陽、研究生、自己紹介MCで14期のニックネーム紹介されず(ナッキー)

2012-09-29 21:38:39 | 研究生/チーム4
9月29日土曜日14時公演、僕の太陽、研究生、モニター観戦、自己紹介MCで14期のニックネーム紹介されず(ナッキー)

新宿で「ミューズの鏡」指原莉乃舞台挨拶を見てから、秋葉原へ。
メンバーを予習していかなかったが、M1からM4で16人中14人は分かりました。
モニターで見ている時の見分けるポイントとともに、自己紹介MCを。

司会:篠崎彩奈
お題:ミュージカル「オズの魔法使い」が始まりましたが、魔法が使えるとしたらどんな魔法がよいですか。

岡田奈々(顔の輪郭)
:アジア、アフリカで飢餓で苦しむ子供たちがお腹一杯になるように。

篠崎彩奈:(見分けるのが難しい、時々高島祐利奈と間違える)
奈々ちゃんの後でやりにくいけど、食べたいと思うおいしいものがでてくる魔法。

大島涼花(背が低い)
:動物になれる魔法

橋本耀(髪型ショート、肩まで届かない)
:理解力がないので授業で先生の言うことが分からないので理解力がつく魔法。

岩立沙穂(色が白い、太ももが隣で踊っているメンバーより確実に白い)
:<今日はキャッチフレーズの前の客との軽妙なやり取りなし>
自分以外の人になりたい。この人になってみたいとか思うときあるじゃないですか。他人になってみて、やっぱり自分が一番幸せだと思えればうれしい。

(二列目)
梅田綾乃(おかっぱ風の髪型)
:学校に行くのが遅いので、一瞬で行ける魔法。暑いとゆっくり歩いてしまう。ほうきでもいいや。

高島祐利奈(背が高くて、太ももが細い)
:現実的で、「ヒラリーさん」
平田梨奈: はーい。
高島:(先輩には)敬語じゃなくていいよ、と言われるんですが、さんづけで呼んでいます。簡単に、ヒラリーって呼べるようになる魔法。

西野未姫(髪型、おでこの髪が左から右へ斜め)
:お菓子の家

大森美優(意外と難しい。背が高い。今日は右耳だけでていた。)
:時を戻せるように。あの時あーすればよかったと思う時に。

前田美月(背が高い。一番高いかも。足がものすごく細い、太ももじゃなくて細もも)
:ダンス覚えるのが苦手なので、すぐに覚える魔法

平田梨奈(髪型。顔が小さい。背は意外と低くない。)
:私がヒラリーです。(と言ってからいつものキャッチフレーズ)
 みんなの望んでいることです。空を飛ぶ魔法。
 えー、みんな思うよね。  (少し引き気味の他のメンバー)

(三列目)
森川彩香(顔。背が高い)
:バリア。何にもないところでころんだり。さっきヒラリーの(キャッチフレーズの)まねしたら、足がつりそうになったから。 (バリア:悪いことが起こる前に予防する魔法の意味)

岡田彩花(難しい。分からないメンバーが長い髪なら岡田彩花か)
:あーやさんが私のことを好きになる魔法
森川:それをバリア
岡田彩:それを破る魔法   (感想:事前打合せがあったような感じでした。)

佐々木優佳里(髪型、おでこの左半分が隠れて、右半分が見える)
:シンデレラになってみたい。ガラスの靴、キラキラした服?
岡田彩:ドレス
佐々木:そう、ドレス着てみたい。

北澤早紀(背が低めで、顔が小さく、あごがとがっている)
:人を待たせることが多い。お母さんに時間は待ってくれないと言われる。時間を止める魔法

内山奈月(おかっぱ頭は梅たんと二人、この二人は全身のシルエットで見間違うことがない)
:物忘れをしてしまうので、何でも覚えられる魔法。

14期:(アイドル)岡田奈々(ジェット)前田美月(ヒグラシ)内山(愛しさの)橋本(向日葵)西野
13期:(アイドル)大島・篠崎・岩立(ジェット)北澤(愛しさの)高島(向日葵)梅田・岡田彩花
12期以前:(ジェット)森川(ヒグラシ)佐々木(愛しさの)平田(向日葵)大森

13期で欠席のメンバーとそのポジション
(―)光宗・村山・・相笠・茂木
(+)森川・佐々木・橋本・大森
大森美優の秋元才加ポジションは初めてみました。

公式モバイルサイトでは、「14期研究生のニックネーム決定」のニュース。
皆さまからお送りいただいた候補の中から、14期研究生のニックネームが決定しました。
内山奈月→なっきー
岡田奈々→なぁちゃん
小嶋真子→こじまこ
西野未姫→みきちゃん
橋本耀→→ひかり
前田美月→みつき

私のペンネームは、榊原郁恵主演のドラマ「ナッキーはつむじ風」からとりましたが、AKB48に、なっきーが登場。
今日のMCでは、14期生五人出演しましたが、一人も、ニックネームを名乗りませんでした。

ナッキー
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9月20日 僕の太陽公演 研究生バージョン 観戦記 その4

2012-09-29 20:30:00 | 研究生/チーム4
ユニット曲1曲目は「アイドルなんて呼ばないで」
この曲のイメージは私にはぱるるセンターのイメージが強烈に印象付けられています。
なのでこの日は正直期待していませんでしたが結果は期待以上でした。
メンバーは14期生の小嶋真子、篠崎、岩立サッホー、同じく14期生の岡田奈々。
正直自己紹介の時のこのメンバーは私には感じるところが無かったのですが4人で登場した時の印象は
「かっ可愛い!」
衣装が似合うのか、この4人の息が合ってるのか。
目が離せないユニット曲でした。

2曲目は「僕とジュリエットとジェットコースター」
佐伯さんのアンダー曲として個人的に思いの深い曲です。
メンバーは大森、北澤に14期生の前田美月。
大森さんの手の振りが彼女特有のやや硬い表現になっていてそれがとても良いです。
前田さんがこの曲にぴったりで良い演出です。

3曲目は村山さんと武藤さんによる「ヒグラシノコイ」
良く分かりませんでした。
武藤さん、柱の向こうだし。

4曲目は「愛しさのdefense」
メンバーはユニークで相笠さん、サイードとヒラリー
この記事を書いている時点でサイードはAKB48を辞めちゃってるんですがこの時はそんな様子は微塵も見せず。
ただ、サイード大っきい。
ヒラリーと相笠さん小柄なんで目立って大きい。
ダンスは揃っていて良かった。

ユニット曲の最後は「向日葵」
梅田さん、可愛い。 14期生の西野未姫さんやるじゃない。
茂木ちゃんも素敵でした。
岡田彩花さん、柱の影で全然見えませんでした。

テッド
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こんな音楽番組が観たい(ピーナッツ)

2012-09-29 19:49:34 | AKB48
小さい頃、あれはマジのかぶりつき? 本当に一生懸命、観てたよ…音楽番組。
でも、ここ20年ぐらいは、"ふつう"に観るようになってしまったんだ…音楽番組。
その理由は、分かってる。

1990年代の後半、現在の音楽番組の…このスタイルを決定付けるような出来事が起こった。
それは、つまり、『HEY! HEY! HEY!』のトーク部分の視聴率が、歌部分の視聴率を上回ってしまったという事実。
そして、その開きは、大きくなるばかりで…。
別に、ダウンタウンが嫌いな訳じゃない。
むしろ、メッチャ好き。ただ、「音楽番組」が、好きなだけなんだ。
しかし、視聴率…そういった流れは止められない…。
かくして、"トーク番組(音楽付き)"の「音楽番組」(?)が、世の中の大半を占めるような流れになっていったと思う。
そして、そこに、新しいものなど…何もない。
例えば、『1番ソングSHOW』や『Music Lovers』(ともに、日テレ系)は、完全に、『夜もヒッパレ!』と徳光和夫さんが 過去にMCをしてた番組スタッフの残党…幻影?が やっている番組だし、そもそも、やべっちは、そんなに音楽…好きなのかな?
ゲストの音楽等…興味あるのかな?(『やべっちFC』/テレ朝系との比較)。
そういうの…メッチャ 伝わるんだ。

例えば、『ミュージック フェア』(フジ系)は、たしか、「シオノギ製薬」の一社提供で、あれだけ、いい意味での番組伝統(スタイル)があったはずなのに、右にならえ!… 以前までの "これでいいんだ! これがいいんだ!"って感じのオットコ前さ加減は、すっかり、影を潜め、MC : 恵 俊彰の まるでカンペを読んでいるかのような 「ザ・進行」と お笑いの悪い部分の側が出てしまっている「戦略的誘い笑い(誘導笑い)」…。
昔、お前、そんなじゃなかっただろ?って思う。
ホンジャマカの名作コント 「レンタル父さん」…。
相方の石塚英彦(石ちゃん)を " 受け身スタイルのまま追い込んでいき、絶妙なタイミングで 話をコントロールする" 天才…。
やっぱ、MCも、まずは、その人本来の持ち味を出さなければ、違うと思う。

例えば、『ミュージック ステーション』(テレ朝系)は、ランキング情報その他、そして、たぶん、ゲストのプラス1枠増?… このあたりから、番組の流れが、少し淡白になっていった気がする(昔との比較)。
で、何が変わったか?って、僕は、音楽大好き!タモリさんの自由度が減っていったように思う。
つまり、"今までに影響を受けたミュージシャンとかいるの?"…こういう聞く方も 聞かれる方も活かしていくタイプの質問(投げかけ?)が、明らかに減った。
同時に、僕のワクワクも減った。
ライヴ部分とトーク部分の完全二極化? その繋がっていない感じ…。
僕の好きな 昔の『Mステ』は、そんなんじゃなかった。
例えば、TBS系は、『うたばん』→『火曜曲!』…この間にあった、『世界なんちゃらかんちゃら』?(タイトル忘れた)が、完全に失敗してるのが大きいと思った。
どうしたいの?

時代は、本末転倒な音楽番組が 核となり、他番組は、それに傾倒していく。
そして、トーク部分専門のMCが 数多く誕生し、その人は、当日のゲストのライヴ撮りなど…見るはずもなく、そっちの活動は、さほど 興味とか…ない。
あ、タモリさんは、例外。
昔は良かったな~(懐古主義~)。だって、久米 宏さん, 黒柳徹子さん, 井上 順さん、あ! この人、この人にしよ…芳村真理さん。
この人、『夜のヒットスタジオ』のMCで、自分の専門分野である ファッションのことしか言わないの。
でも、この人、歌手の活動の本筋から離れることが、1度も無かった。とにかく、その日、目の前で見た パフォーマンスについての感想 & 質問だけ。
" あら~ 明菜ちゃ~~ん! 今日の お衣装 ステキ! このスエードの生地、あと、このラインも―…よく、これ、出せたね、曲とも合ってた。
照明とか、計算してたの? あら、やだ…。
あ、でも、ここね、私、この前、パリのショーで見たんだけど…"
この時の中森明菜の表情がね…。
僕、この時の彼女の心の底から嬉しそうな顔が忘れられないでいる。
そうだ! これだよ! 僕は、歌手…この表情が見たいんだ! けっして、"昨日、面白いことあったんです!" → " バカじゃないの?" とかから生まれてくる表情とは、全くの別…というか、質の違うもので…。
とにかく、僕は、歌手の人、もちろん AKBも そう…音楽本筋のところから出てくる笑顔とか、もっと、いっぱい見たいんだ。
作品を引っさげて、舞台に立つ人っていうのは、プライド…あると思うんだ。また、それを評価される怖さと(何があっても、そこに打ち勝つ)闘争本能は、必ず 持っている。
" カッコいいですね, カワイイですね, キレイですね" って、(表面)言われるよりも、"いい曲ですね!"…この一言の方が、10000倍 嬉しいはずなんだ。
絶対! だって、それは、全肯定なんだから…。
当然、その時のその人の顔は、スーパースペシャルなものになっているわけで…。
AKBの子…もしかしたら、そういうの…まだ見たことのない顔なのかもしれない。

ある日、突然、"『HEY! HEY! HEY!』が終わる "…と聞いて、昔、封印していた ある想いが、ムクムクっと復活してきた。
妄想音楽番組シミュレーション、妄想MC…。1組だけ、浮かんでる。桑田佳祐, モーニング娘。, ℃-ute…。
芳村真理さんとは、全く別のスタイルで、"あの日の中森明菜"と同じ顔を引き出した人。
(つづく)
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チームBのファンよりは、元チームBの指原莉乃を応援しています。(ナッキー)

2012-09-29 00:21:25 | チームB
チームBのファンよりは、元チームBの指原莉乃を応援しています。(ナッキー)

前田敦子が出演している『苦役列車』を観たときめき研究家さんの記事をよんだ、指原莉乃推しのライターは、

選抜総選挙1位の前田敦子ですら映画の集客力がないなら、指原莉乃は絶望かもしれない。
「ミューズの鏡」のTV放送は、関東と大分でしか放送されておらず知名度がない。
週刊文春の暴露記事の影響で、お蔵入りになりそうになった映画。公開のタイミングが、指原人気が上昇していた総選挙直後と状況が違う。
なんとかして、映画館にファンを集めるために、このブログはがんばろう。

AKB48は、シアターとコンサートは人気ですが、映画のように「アイドルが勝負する」のと(重なる部分は当然多いが)少しずれているジャンルは苦戦。

私も指原莉乃を応援するために、今日はモニター観戦の前に映画館へ。

ファンの皆さん、ファンでない皆さん、映画館に行きましょう。短い映画なので、たったの1000円です。

前田敦子に勝つんだ、指原。勝てば、実質総選挙1位(←フィクションです。)

そして、週刊文春にも勝つんだ。

ナッキー
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増田有華、初日、盛況でした(ナッキー)

2012-09-29 00:12:18 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
増田有華、初日、盛況でした(ナッキー)

ウィズ-オズの魔法使い-を、KAAT神奈川芸術劇場で見てきました。19時から、途中で20分の休憩あり、3時間。

終演、出演者がステージへ、ほとんどの観客が立ち上がり拍手。
私は、芝居とか、ミュージカルを評価できるほど理解力がないのですが、観客を見ている限り、盛況だったようです。

当日券を買った時、残り3枚と言われましたが、実際には15席くらい空いていました。
2階の10000円座って見える、3階の4000円席はあるけど、立たないを舞台が見えない。どちらにしますかと言われて、毎日のようにモニター観戦で疲れているので、10000円の席へ。
この劇場には初めて入ったのですが、左右の席が直角に配置されており、舞台に近い席は死角があるから、売らないようです。(満員の時は売るのでしょうが)。

客層は、普通のミュージカルよりは、男性が多かったので、AKB48・増田有華ファンがいたようです。その一方、通常のミュージカルでは見かけるけど、AKB48シアターでは見かけない、有閑マダム風の芝居見巧者のような方も大勢いました。

去年の4月に見たロンドンの「オズの魔法使い」
「オズの魔法使い」は、アメリカは、カンサスの田舎の農場が舞台で、大地を踏みしめて生きるたくましい女の子のイメージ、70年代だったら山口百恵、現代なら平嶋夏海が、適役かと。・・・と書きましたが、山口百恵は声量、平嶋夏海は音程で難しいかなと。

ロンドンのシアター公演が「一流」というのは、思い込みと偏見 という記事で引用したミュージカル鑑賞者によると、ロンドンのドロシー役は、一人が上手くて、もう一人は、「オーディションで一位に選ばれたといえ、ダニエラ役の素人っぽさが、ちょっと難あり」「9月に入り、もう大丈夫だろうと期待していたのですが、残念ながら、未だに素人の域を出ていませんでした。」
この方が今日の増田有華を見たら、上手いと評価したのか、難ありと評価したのか、ミュージカルの上手さが分からない私には興味があります。

AKB歌劇団『∞・Infinity』をご覧になった方には、今日の「オズの魔法使い」は全員が(増田有華も含め)中西勝之のように見えた、みたいな。
つまり、知識のない私にも、AKB歌劇団と、オズの魔法使いには大差があったということが分かりました。

ナッキー
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ボクの想像(ピーナッツ)

2012-09-28 00:15:47 | AKB48
対戦カードのこと, お客さん(審査員)のこと…色々と難しいのですが、歌基準で決める…という条件付きなら、僕は、次のような展開になると思っています。
まず、6回戦ぐらいまでは、互角だと思います。
エースが出てくるからです。
しかし、その後は、一見、チョットの差に見える感じで、往年のアイドルチームの優勢。
気付いたら、"こんなに…差ついちゃった"みたいな感じになると思います。

理由は、2つ。
1つ目は、AKB…なんか、"同じような表現に飽きる"という現象が(お客さんの中で)起きると思います。
人は、16回戦の長丁場…"あっちの歌い方…面白いな。
あ、こんな表現もあるよなぁ~"…もしも、心の中が 同点なら、必ず、そっちの方に 心が動くからです。
変な言い方だけど、「同じような上手さ下手さ」より、「全然…タイプの違う上手さ下手さ」の方が、それを比べた場合、圧倒的に魅力があるように映ってしまう。

2つ目は、これ…往年のアイドルの方には、名前を載せなかったけど、個人名も(分かりやすいという意味で)あえて出し、次の部分をモデルとして比較する。
曲ラストの部分…。
大島優子の "ヘビーィ-ローテ-ェショーン…" と、hiroの "あな―たぁ-のたぁめぇにいきてーゆき―たい―…" 。
僕、AKBの方…特に最後らへん、今までに1度も、正しい音程で聴いたことがない。
対して、往年のアイドルの方は、何とか耐えた。両曲とも、最低でも、100回以上は聴いている。
何が違うか?は、一目瞭然。
若い時、ボイストレーニングで、発声用の腹筋を鍛えていたか?どうか?ってことだ。
決定的なのは、音程が下がること。
音程…上がってもいいけど(本当は良くない)、下がっちゃダメだ。
歌…っていうか、発声の基本が出来ていない。後ろのバンドメンバー、下は、どうしようもないんだよね、上なら、口の調整…本番は、なんとかなる。
音程…下がったら、下手は、より下手に感じちゃう。
損損。
対して、往年のアイドル…80年代ぐらいまでは、ダン池田や岡本章夫とゲイスターズの後ろからのプレッシャーと、一時でも闘ってきた人達だ。
ま、条件が違ったら、また、色々…変わるんだけどね。

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島崎遥香は、「ぽんこつ」ではなく…(ピーナッツ)

2012-09-28 00:00:00 | 研究生/チーム4
テレビを観ていたら、"島崎遥香は、本当に、「ぽんこつ」なのか ?" … それをドッキリ風に 実験&検証していく番組とか やってて…。
で、ボクが率直に思ったこと。
"島崎遥香…けっして、「ぽんこつ」ではないな、と。
ていうか、どちらかというと、「あまり、サービス心のない子」…いや、「いい意味で…一般人」,「限りなく…ふつう」,「ふつう中の…ふつう」だなぁ~" って。
彼女が、将来、AKB内で売れて、外の世界に単独…出た時のことをチョット考えたりした。
「ぽんこつ」…出会った人のほとんどが、こう思うんじゃないかなぁ~?
"いや~… ふつうじゃん!" ってさ。

1つ、良かったのは、彼女、自分のこと…あまり、「ぽんこつ」だとは 思っていないこと。
それを実感してる そぶりが、まるでないこと。とにかく、そこ…すごくいいと思った。
まあ、性格なんでしょうね? でもって、こういう部分は、きっと、今後も変わらない。
よくいるもんね。若い子で、誰も何にも言ってないのに、"わたし、「天然」なんですぅ~" って子。
実は、全然、そうじゃない子。
なんか、イラッ! っとする子。
彼女は、そういうのとは、正反対…つまり、のちのち、女性に推されるタイプだと思った。
でも、島崎遥香…ていうか、秋P、「ぽんこつ」以外…第2の愛称 なかったのかよ? とか、チョと思う。
だって、これ、変な言い方だけど、"愛称負け" しちゃってるよ。それと、やっぱ、こういうのって、"みんなからも そう思われてて、同時に、自分もチョットだけ 自覚がある" 的な方が、もっと広く愛されると思う…長く続くポイントだと思うんだよね。
でも、秋P…気持ち チョットだけ分かるよ。あれでしょ? 「固有名詞1文字目 パ行…カワイイ & 売れ筋理論」でしょ? 例えば、
パフィー, パピヨン, パンケーキ, ピクミン, ピスタチオ, ピンポンパン, ぷっちょ, プリキュア, ペンギン, ポニー, ポッキー, ポケモン, ポンキッキ…etc。
破裂音って、基本…カワイイもんね。とりわけ、パ行は、最強だと思う。それに、そいつを口に出すと、より気持ちいいという特性を持っているしね。
もしも、これ、1文字目が、濁音だったら…って、ゾッとするよ…コワイコワイ。

あ、もっといい例があった。…「はるごん」。
もしも、「はるごん」が、…「ぱるごん」だったら、さらにカワイイ(童顔イメージ)だと思うし、逆に、「ばるごん」だったら、はるごん…本当の怪獣になってしまう。
また、「バルゴン」だったら、ゴキブリ退治の新製品になっちゃうし、「ハルゴン」だったら、中国? モンゴル? とか…一瞬 思っちゃう。
「はるごん」が、丁度いい。
そして、人は、その人のことを想う時、顔を思い出してる時、必ず、その活字も同時に浮かんでる。
だから、あなどれないよ…愛称(選び)は。
話を少し戻して、やっぱ、カワイイ世界において、どうしても、「固有名詞1文字目 パ行」って、最強なんだと思う。
で、秋P…実は、ちょっと知っててやったでしょ? … 「ぽんこつ」。
でもね、「ぽんこつ」…いくら それを、ひらがな表記に変えて(操作して?)、表現を、"ほんわか " に逃がそうとしても、やっぱ、その語源である 「ポンコツ車, 解体, ハンマー, 廃車, 使い物にならなくなったもの」…そういう機械的 or 鉄的なイメージって、人の心に一瞬…流れると思う。
ぶっちゃけ、外の世界…司会者の人(特に、昔の人)、さすがに、「ぽんこつ」は 広げにくいワードや~ね。あまり、得策ではないよ。
ま、それより何より、もうちょっとだけ 血の通った…というか なんちゅうか…まずは、聴覚的に "温度" を感じさせる愛称の方が、AKB外では良いように思った。
さらにさらに、島崎遥香…実は、2つ持ってるんだよね。
「ぱるる」と「ぽんこつ」…。
で、その2つともが、「パ行 カワイイ戦法」。
チョット、しつこく感じてね。
せっかく、じゃんけん大会…次の日の情報番組、アナウンサーの人も、コメンテーターの人も、政治ジャーナリストの人も、無理矢理? いや、恥ずかしがりながら、「ぱるる」って、発音してくれてんだから…さらに、「ぽんこつ」も…。
でも、朝、お子さんの送り向かえの準備等…忙しくしてる 全国の主婦の皆さんは、さすがに…2つ…それも似たようなのは、覚えられませんて。
記憶に残りませんて。
それに、島崎遥香…彼女は、"ぽんこつかよ!"って、人にツッこまれるよりも、"ふつうかよ!"って、ツッこまれるように もっていってあげた方が、"魅力がより出る"…というか、"らしさ"が溢れるように思うんだよね。
ところで、これさ…よくよく考えてみると、「ぱるる」,「ぽんこつ」っていっても、所詮、「島崎遥香」という料理メニューからしたら、単なる 1 調味料に過ぎないんだよね。ただ、塩加減が、ものすごく丁度いい料理って、本当…奇跡的に美味しいからさ…。"甘さが増す "というか、"料理本体のコクと旨みが 際立つ " というか…。で、その逆もあるんだよね~。
正直、「島崎遥香」に、同系統の塩(調味料)…2つもいりませんて。
かっらいかっらい(辛い辛い)。
僕は、「ぱるる」(パ行 最強の1個)だけでいいと思ってる。…の方が、絶対にいいと思う。
たかが愛称、されど愛称だよ。
とにかく、僕は、「ぽんこつ」ではないと思った。

会社帰りのクルマの中、最近つけてる地元放送局のラジオより…。
DJ : 観ました~?
ゲスト? : 何をですか?
DJ : AKBの…
ゲ : じゃんけん?
( 中略 )
ゲ : 1位の子、可愛らしかったですよね、ふつうのお嬢さんで…
DJ : 島崎遥香ちゃん(新聞を見ながら喋っている感じ)
ゲ : ニックネームとか、ありましたよね、朝、新聞に大きく出てたけど(覗きこんでる?)…え~、「ぱるる」「ぱるる」、そうそう…。
   あれ? もう1つ あったけど…朝、覚えてたんだけど…
DJ : 「ぽんこつ 」じゃないですか?
ゲ : そ~れ…それ! なんか、似てて 覚えづらいな~って、朝…。
   どっち 覚えといたらいいんですかね?
DJ : いやいや、「島崎遥香ちゃん」で いいじゃないですか…

良かったぁ~って、思った。
同じようなこと 考えている人 いるー! って。

「ぱるる」と「ぽんこつ」と「島崎遥香」…。
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指原莉乃 「ミューズの鏡」第1話~第6話(総選挙分析ライター)

2012-09-27 23:10:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
指原莉乃 「ミューズの鏡」第1話~第6話(総選挙分析ライター)


指原莉乃「ミューズの鏡」第1話 マキ登場

指原莉乃の主演映画「劇場版ミューズの鏡 マイプリティドール」の全国公開日が9月29日に決定したそうだ。出演者はTVの面々に加えて新たにマイケル富岡、大西結花、平沼紀久、ドロンズ石本なども出演するという。

6月14日の文春報道によってHKT48へ移籍となり、その混乱の中で映画の上映も見送られるのかと心配していたが、6月23日の指祭りの成功、7月5日のHKT48劇場デビュー、7月23日のAKB48劇場での指原莉乃壮行会などによってスキャンダルのダメージが軽減され落ち着いてきたことを見ての判断なのだろう。再スタートを切った新しい指原莉乃のイメージが早く確立されていくことを望みたい。

さて、「ミューズの鏡」だがTVでは一月から六月まで24回の放送が行われた。一話11分という短い作品であるものの、今回全てに目を通してみると一話、一話けっこう話が込み入っていて、最初に見ていた印象とは大きく異なることに気がついた。

劇場版の上映に先立ち、一話、一話を振り返ってみる。

2012年1月14日放送の第1話で指原は稽古場を覗き見する向田マキという役柄で登場する。初主演の姿は白の割烹着を着て、岡持ちを持っての登場という予想外な格好(実はこれが定番の衣装)だった。初めてのセリフは「ご、ごめんなさい。わたし覗いてなんていません」劇団のドラマらしく、指原を初めとして出演者全員声のトーンが非常に強く大きい。マキ(指原)は一万円札も見たことがないという貧乏を絵に描いたような家庭の出という役柄のため、それを受けて指原(マキ)の表情はまじめで固く多少沈んで暗く明るさがない。(なお、この貧乏という設定がこのドラマのトーンを終始暗く印象づけることになったようだ。)

以外感があったのは、指原が「ロミオとジュリエット」の台本を音読するが、声のトーンが高くきれいだったところ。こんなに声が響き渡り、きれいなんだとびっくりした。

ストーリー的には、マキが稽古場を覗き見していて劇団員に見つかり稽古場に入って覗き見していた理由を説明する場面が最初の山場、メインはマキが沖田を腹筋の力で吹き飛ばしマキの底知れぬ潜在パワーを感じさせるところとマキによる「ロミオとジュリエット」の美しい朗読。最後にマキが母の由美子から平手打ちを受けるシーンはこの後の展開が波乱に満ちたものであることを予感させる。

ミューズの鏡 第1話 2012年1月14日放送
稽古場でやめた劇団員のうわさ話をするともか(上田眞央)、あやの(荒井萌)、麗子(水沢奈子)の3人。演出家の沖田(池田成志)の厳しい指導のため、劇団員がその指導についていけなくてやめていき、劇団員が減って芝居の上演が難しくなっている。しかし、その厳しい指導によって沖田は今まで幾多の名女優を輩出してきた。そのうわさ話の様子を覗き見していたマキ(指原莉乃)。マキは芝居が大好きなのだ。ただ、マキは一万円を見たことがないほどお金がないため舞台は見たことがないという。その話を聞いて驚く麗子とあやのは、稽古場からマキを追い出そうとする。ちょうどそのときに稽古場に入ってきたうらら(平野綾)は、マキに「芝居に経験は必要ない。やりたければやればいい。お金の有る無しは女優に関係ない」と言って稽古の見学を奨める。うららはマキに対して内心「まるで何かに憑かれたような目をしている。今にも何かを演じたくてたまらない顔。一度ここに足を踏み入れてしまったら、二度とここを出られない。そんな情念を感じ」たのだ。だが、マキはそのうららの言葉にもかかわらずあっさりバイトに行ってしまう。

稽古場で発声練習をするうらら、あやの、ともか、麗子の4人、そこに沖田が入ってきて、4人への厳しいレッスンが始まる。「腹筋を使って腹から声を絞り出すのだ。おまえ達の腹筋はいったいどうなっているのだ?(沖田)」と言うと、いきなり、麗子、ともか、あやののおなかにパンチを見舞うと3人はその痛さにのけぞってしまう。「腹筋がないからこんなザマになるのだ(沖田)」 しかし、うららにパンチを入れるとうららはそのこぶしを腹筋の力で跳ね除けてしまう。「さすがだな。綾吹うらら(沖田)」、「当然ですわ(うらら)」

そこに突然稽古場へ駆け込んできたマキ。「わたし、やっぱり演じたい。わたしにお芝居をさせてください」と劇団員らに訴える。その言葉に興味を持った沖田は、「おもしろい。今、ちょうど発声練習を行っていたところだ。いっしょにどうかな。だが、その前にお前の腹筋をためさせてもらう」と言うやマキのおなかにパンチを入れると、マキは腹筋の力で沖田を3~4メートルも吹き飛ばしてしまったのだ。驚く劇団員たち。「おまえー(沖田)」、「お芝居がしたい(マキ)」、「なにこの女(あやの)」、「こわい(麗子)」、「ふふふふ、おもしろい、ふふふふ、おもしろいぞ、ははははは(沖田)」

そこに君島(浪川大輔) と近衛(竹財輝之助)が入ってきて、倒れてよりかかっている沖田に驚きかけよる。マキは机に置かれていた「ロミオとジュリエット」の台本をおもむろに手にして読み出す。「君は誰なんだ?(近衛)」、「なんだと、ベテラン女優でも難しいと言われるジュリエットの役を見事に演じきっている(君島)」、「稽古場をのぞきにきた素人ですわ(うらら)」、「信じられない(近衛)」、「ふふふふ、おもしろい、おもしろいわ、ははははは(沖田)」

家の中でも一心に台本を読むマキ。そこにマキの母・由美子(陽月華)が帰ってきて「マキ、あんたまたバイトを休んだそうじゃないか。いいかげんにしないかマキ」と言って、台本を取り上げでマキの前で破り捨ててしまう。「芝居なんて、金持ちの道楽なんだよ」とマキをさとす母だが、マキは「どんな鉄壁であろうとこの恋の邪魔をすることはできないでしょう。恋とは欲する事ならどんなことであろうとも・・・」とセリフを言い続ける。「おやめ、もうそんなのおやめ(由美子)」と言ってマキの頬を平手打ちし泣き崩れる母。「おかあさま(マキ)」・・・

この日マキの中に眠っていた何かが目覚めた。お芝居の神、ミューズに愛された少女、向田マキ。ミューズはマキの体を借りて舞台に降り立ったのだ。マキは女優というイバラの道を歩まなければならない。


指原莉乃「ミューズの鏡」第2話 蝉のエチュード

2012年1月21日放送第2話の注目点は、冒頭、マキ(指原)が母・由美子と朝食を食べるシーンでのマキ(指原)の衣装。マキは半そでの黄色のTシャツとジーンズという姿で出ているが、半そで黄色のTシャツ姿はこのときだけ。Tシャツには水玉模様の水鳥?の絵が中央に描かれている。「ミューズの鏡」の衣装のバリュエーシュンは極めて少ないため、この冒頭の半そでシーンの映像は貴重だということは全編を通して観たあと初めて気がついた。

もう一つのポイントはマキ(指原)がうらら(平野綾)が演じる蝶のエチュードを見て、「見える。蝶ちょが飛んでいる。お花畑まで。これが、これが演技」と言うときにマキ(指原)がにっこり微笑む。「ミューズの鏡」は全編を通して暗いことは以前指摘したが、そのためマキ(指原)が微笑んだり、笑ったりするシーンも極めて少ない。数少ない指原が笑顔で微笑むシーン。

第2話最大の見所はマキ(指原)が演じる蝉のエチュード。マキ(指原)は蝉の幼虫が土から出てきて孵化し、空を飛び回り、木に止まり、オシッコをして死ぬまでを演じる。指原の独演会シーン。指原の演技、見ていてなにかおもしろくなる。

ミューズの鏡 第2話 2012年1月21日放送
家で(陽月華)と粗末な朝ご飯を食べるマキ(指原莉乃)、このあと朝からバイトに行くのだ。母はマキに「芝居に興味を持つ時間など無い」と強くさとす。

一方、稽古場では沖田(池田成志)が麗子(水沢奈子)、あやの(荒井萌)、ともか(上田眞央)3人の発声を鍛えている。だが、人気女優のうらら(平野綾)はその練習には加わろうとはしない。その理由を問う沖田に対して、うららは「わたくしにあの台本を演じさせてください」と沖田に直談判し始めるが、沖田はうららを殴りつけてその訴えを無視する。そこにバイト(出前)の途中立ち寄ったマキが入ってくる。「どうしても足がここを向いてしまうんです。止められなくて(マキ)」 ともかが月3万円の月謝を払えばレッスンが受けられるとマキに説明するがマキは「3万円・・・」と聞いて驚きその場に倒れてしまう。

気がついたマキの前には君島(浪川大輔)がいた、マキの出前は君島が届けてくれた。稽古場では決められた設定で台本なしに演じるエチュードが行われていて、あやのがミツバチを演じていた。その演技を見て「女優なんかやめてしまえ!」と厳しくダメ出しする沖田。「きょうは昆虫を演じるエチュードなのだ」とマキに教えてくれる君島。次に演じたのはうらら。まったく動かないうららの演技を「さなぎ」と言い当てるマキ。さなぎから羽化した蝶が蜘蛛の巣にかかるさまを演じるうらら、だが蜘蛛に食べられるまでも演じきらなかったうららの甘さを沖田は鋭く指摘する。

沖田がマキに「どろぼう猫、起きていたのか」と言うと、舞台に駆け寄ったマキは突然演技を始める。マキは蝉の幼虫が土から出てきて孵化し、空を飛び回り、木に止まり、オシッコをして死ぬまでの姿を演じたのだ。「今のオシッコでおまえの負けだな、うらら」と沖田に言われたうららは泣きながら稽古場を出て行ってしまう。

「大変、早くお店にもどらなくちゃ」と我にかえったマキは、駆け出して稽古場を出て行く。「天才的な演技を見せたかと思えば、バイトを忘れるおっちょこちょい(君島)」、「どうした清次郎、おまえらしくもない、やさしい目をしてるぜ(近衛)」、「好きになっちゃうかもなぁ」と内心思う君島。

蝉の生き様を演じきったマキに長らく待ち焦がれた女優の姿を予感する沖田であった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第3話 マクベス夫人

2012年1月28日放送第3話の注目点は、沖田(池田成志)が今日の稽古はシェイクスピアの「マクベス」だと発表。セリフを覚える時間はたったの1分。時間が短いと驚く劇団員に沖田は「マクベス夫人の気持ちさえ入ればセリフなど口をついて出てくるわ」と皿を飛ばしながら叱りとばすシーン。横の椅子に座ってその説明を聞いている指原が、皿を激しく飛ばして劇団員を罵倒する沖田(池田)の演技に本当に驚いてすくんでいる。池田成志の声の大きさとその気迫に指原がたじろぎ、びっくりしている表情がありありと出ている。

次の注目点は家に帰ったマキ(指原)の衣装。第2話の冒頭で着ていた黄色のTシャツの上にクリーム色をベースにこげ茶色の二本線が入った厚手のカーディガンを着ている。この後、白の割烹着かこの服装で押し通した。

見所は、マキ(指原)がマクベス夫人を演じるシーン。舞台に上がって振り向いた瞬間のマキ(指原)の顔つきが、暗く深く沈み目が冷たく据わっている。この表情は、当然ながらアイドルの映像としてはありえないものなので、極めて貴重。一度も見たことがない指原の顔。人を寄せ付けないような冷たい美しいすごみがあり、思わず「ぞくっ」として身震いした。「ミューズの鏡」全編の中でも指原の表情としては、最高の映像。(実にいい表情、惚れ直した)

ミューズの鏡 第3話 2012年1月28日放送
稽古場でともか(上田眞央)、あやの(荒井萌)、麗子(水沢奈子)の3人が話をしている。話はうららがいつも口にする「あの台本」のことだ。その台本とは「ミューズの鏡、沖田先生(池田成志)が10年前に発表し演劇賞を総なめにした伝説のお芝居なの、ただ沖田先生が溺愛した主演女優が事故で死んで、それから先生はミューズの鏡を封印したの(麗子)」 そこに近衛(竹財輝之助)と君島(浪川大輔) が駆け込んできた。直後に沖田がうどん屋でバイト中のマキ(指原莉乃)を強引に稽古場に連れて来た。戸惑う劇団員とマキに対して沖田は「おまえ(マキ)は、ここで毎日演技をするんだ」と宣言する。

沖田は劇団員に今日の稽古はシェイクスピアの「マクベス」だと発表する。セリフを覚える時間はたったの1分。時間が短いと驚く劇団員たちに沖田は「マクベス夫人の気持ちさえ入ればセリフなど口をついて出てくるわ」と叱りとばす。1分間で必死にセリフを覚える劇団員たち。初めに近衛とあやのが演技をするがセリフが途中で出てこなくなってしまい打ち切られる。そこにドラマに出演していた人気女優のうらら(平野綾)が入ってきて、この練習を見て驚く。次は君島と麗子が挑戦するが、麗子はまったくダメ、君島はおしいところまでいくが完全には覚えきれずに終わる。「マクベスは俺にも降りてきてはくれなかった」とつぶやく君島。

「よーし、次はいよいよどろぼう猫の番だな、返事がなーい」と言う沖田に、無言で立ち上がり舞台に向かうマキ。舞台に上がって振り向いたその形相はマクベス夫人に一変していた。「あの目はマクベス夫人(沖田)」、「夫マクベスを操り、自らの欲望を果たさんとする業深き女マクベス夫人の目(うらら)」、「シェイクスピアが求めた真の姿なのか(君島)」 セリフをあたかも台本を平読みするようにたんたんと言うマキに沖田は「レイカだ、レイカと同じだ」、「レイカ?あの花柳レイカと同じ!(うらら)」、「あいつもカンペを読むようにセリフを言っていたっけ、そうか、やはりそうだったのか(沖田)」、「こいつは、とんでもない娘があらわれたのかもしれんな(君島)」

家に帰ったマキ、内職中の母・由美子(陽月華)から「きょうはお給料日だろ、早く出しな」と言われ、「すいません。おかあさま。わたくしくびになってしまいました。わたくしがあまりにお仕事ができないのが原因です。(マキ)」、「お芝居かい、出ておいき、出ておいきったら出ておいき、お前なんかおかあさんの子じゃないよ(由美子)」、「おかあさま、そんな(マキ)」、「今から次の仕事を決めておいで、決めるまで帰ってくるんじゃないよ!(由美子)」

貧乏を恨むか才能を恨むか、悩みの淵をさまようマキであった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第4話 最後のレッスン

2012年2月4日放送第4話、ストーリー的には冒頭マキの母・由美子(陽月華)がマキ(指原)のために見つけてきたバイトがすごいので驚き。朝は新聞と牛乳配達、学校の昼休みは駅前で30分チリ紙配り、学校が終わってからはガソリンスタンドでバイト、学校が休みの日曜日はマキが泳げないにもかかわらず遠い海で海女さんになってあわびとり。さらに、まだマキが免許をとっていないにもかかわらず20歳になったらデコトラの運転手を決めてきたという。女工哀史か蟹工船の世界。

注目点は沖田(池田成志)がマキ(指原)に行う最後のレッスンでマキが電車へ乗車するシーン。設定していた電車の乗車口とはまったく違うところからマキが電車に乗り込み、沖田が「駅に着いてもいないのに、ふらりと乗りよった。型破りな演技を見せてくれることよ」と言ったシーン。たぶん、指原が間違ったのだろう。

もう一つは、電車に乗り込み座席に座り、周囲をチラ見するところ。指原がアンダーガールズ時代に出ている「Choose me!」のPVによく似たシーンとなっている。

見所は沖田がマキ(指原)に「そんなに母親が大事か、おまえはどうする?おまえはどこに行くんだ?」とマキに迫り、沖田はライオンが自らの子を千尋の谷に突き落とす例でマキを説得しようとする。その沖田にマキが返答するシーン。沖田のマキへの問いにマキが真正面から真摯に耳を傾け、目を大きく見開いて「わかります」と答える緊張感は秀逸。指原の顔がアップで映り、張り詰めた表情は劇団型ドラマならではの緊張感が伝わってくる。

ミューズの鏡 第4話 2012年2月4日放送
仕事が決められないマキ(指原莉乃)のためバイトを見つけてきた母・由美子(陽月華)。朝は新聞と牛乳配達、学校の昼休みは駅前で30分チリ紙配り、学校が終わってからはガソリンスタンド、学校が休みの日曜日は海で海女さん。20歳になったらデコトラの運転手の予定だ。

稽古場では、うらら(平野綾)と君島(浪川大輔)が小さいころの思い出を語りあったあと「どう思う、向田マキ?(君島)」、「どう思うって?(うらら)」、「彼女は天才かもしれないな。花柳レイカのミューズの鏡、彼女ならやれるかも(君島)」、「やめて、なんてこと言うの(うらら)」、「ごめん、うららもやりたかったんだよな、あの伝説の戯曲を(君島)」、「絶対にわたくしのものよ(うらら)」

そこにマキが入ってきて、「きょうは皆さんにお別れを言いに来たんです。新しいバイトを始めたが、休む時間がなくて。先生には毎日来るように言われているが、お金のないわたしには無理なんです」と2人に説明するマキ。

ともか(上田眞央)、あやの(荒井萌)、麗子(水沢奈子)、近衛(竹財輝之助)の4人も現れ、マキは劇団員に「芝居をしたいが、おかあさんを楽にしてあげたいので芝居を忘れることにしました。失礼します」と挨拶して稽古場に別れを告げようとする。そこに沖田(池田成志)が「そんなに母親が大事か、おまえはどうする?おまえはどこに行くんだ?おまえは何をしたい?」とマキに迫る。「わたしは演技がしたい」が母親をとると言うマキに沖田は最後のレッスンをすることにした。

舞台では電車内という設定で、近衛、ともか、あやのがつり革につかまり、麗子と君島が座席に座ったポーズをしている。「よし、うらら、次の駅で乗ってみろ(沖田)」 うららは電車に乗るとつり革につかまっている近衛の横で本を読み始めるが、突然、「やめてください。この人痴漢です」と叫んで近衛の腕をとり大きく振り上げる。乗客は騒然とする。その騒ぎの中に「入ってみろ(沖田)」と言われたマキは、席に座るとこの騒ぎをチラ見するだけで騒ぎに加わろうとはせず、なんと本当に眠ってしまったのだ。「やっぱり天才女優だったのだ。生まれつきの女優だったのだ。一瞬にして疲れきったOLを演じきったぞ」と沖田はマキを絶賛した。「演じきったのではない。彼女は疲れきったOLそのもの(うらら)」 あやのに起こされたマキは「もうこんな時間、先生、最後のレッスンありがとうございました」と言って出て行ってしまう。

「どこまで俺を翻弄する気だ。向田マキ」最後と決めたレッスンで、三たび心捕まれた沖田、その背中に今はなき花柳レイカの面影を見るのだった。


指原莉乃「ミューズの鏡」特別編 福田雄一との対談

「カッコイイ自分を演出することをあえてしない私」・・・指原莉乃

2012年12月12日に放送された指原莉乃主演ドラマ「ミューズの鏡」は、指原と監督(脚本・演出)の福田雄一が第4話までを振り返っての対談(特別編)だった。

この対談は監督の福田が、「女優指原の仕事を訴えたい」という気持ちから企画したものだが、ジャンルが指原にとって初主演のドラマ(演劇)という分野であることや対談者の福田監督が指原から本音を引き出そうと第4話までの指原の演技をもとにしたさまざまな質問、さらに指原の早口も加わり、見ていて決してわかりやすいというものではなかった。

福田監督が指原に聞いた内容は、主役が決まったときの感想、女優の仕事をどう感じるか、どのような気持ちで、またどのようことを考えながら主人公向田マキを演じているか、女優としての今後の目標など盛りだくさんである。

対談の中で、福田監督が指原を評価しているのは、セリフを真剣に覚え、演技も真剣で、真面目に女優業に取り組んでいるところや、「欲のない演技」をしているところである。

特に演技においては、指原の「一瞬の視線のそらし方」、全力の迫力をこめた「わかります」という返事、「岡持を置いての倒れ方」、ステージへいやらしくなく「乗る」ところ(後記載)など、それぞれのシーンにおいて期待以上(120%)の演技をしており、福田監督をして指原を『天才』とまで言わしている。

一方、福田の質問に対して指原は、「ミューズの鏡」を最初コントだと聞かされ後でドラマとわかり驚いたことや「女優をやっていると言いたくない」、「余裕がなくて人を笑わせる演技」など思いもよらず、「演技の経験が無いのでちゃんとやんなきゃという気持ちだけ」で監督の言うとおりに「真剣に」やっている。そして、あえて「カッコイイ自分を演出しない」などと返答している。

最初はまじめに一生懸命答えていた指原だが最後の方で、バラエティー・トークにおける持ち前の受け狙いを押さえきれなくなったのか、福田監督から「カッコイイ自分を演出しない」自分がカッコイイと思っているといやらしさが出るので、そこをわかっていて、なおかつ、そこをちゃんと狙いにいかずにやるのは女優の仕事だと言われると「もしかしたら自分は女優なのかもしれないと思い出してきちゃった。」と茶目っけ気味に答え、最後に福田監督から今後の女優としての目標を聞かれた際には「11時台のドラマに出演したい」とユーモアを交えて返答し福田の笑いを誘って締めくくっている。さすが指原と言うべきか、指原恐るべしと言うべきか、圧巻である。

冒頭では対談が盛りだくさんの内容で必ずしもわかりやすいものではないと述べたが、そもそも、約10分間という比較的長い時間、指原が一つのテーマについて語った記録自体珍しいし、話された内容が初めて経験する「女優」の体験談なので真剣である。そういう点から評価してみると、わかりやすくはないが貴重なものと言えるだろう。

また、普段バラエティやトークで話題を集める指原が、初めて経験する女優業でのとまどいや女優という仕事に対して一途にひた向きでまじめな態度で臨んでいる姿を素直に語っているので共感が持てる。

このほか、対談に答える指原の表情がすまし顔や真剣な表情、真剣なまなざし、まじめな表情やどや顔、嘘くさい真剣なまなざし等いろいろ変化する。その表情の変化を追っていくだけでも大いに楽しめる内容である。

対談において指原が福田監督から受けた主な質問と答えた内容は以下のとおり。

「ミューズの鏡の主役については(福田)?」
⇒初めコントと聞いていたので、後で、ドラマとわかり、えっと思った。そのため、いまでもドラマなのかコントなのかわからない気持ちで撮影に臨んでいる。そのせいか、イマイチ女優としての実感(イメージ)がわかない。撮ってみたら、マジだったので話が違うと思ったが、同時にがんばらなくてはいけないと思った。・・・指原

「女優の仕事をしているという感覚については(福田)?」
⇒女優の感覚があると言ったらウザイし、女優を感じていることが嫌で、女優をやっていると言いたくない。セリフを真剣に覚えるのは、せっかく仕事をいただいているのに、やってないと思われるのが嫌だから。女優(業)は、余裕があれば楽しいと思う・・・指原

「ミューズを表立ってコメディと言わず、みんなシリアスな顔をしてやっていることについては(福田)?」
⇒ブログのコメントにサッシーはとてもかわいそうという深刻なコメントがあってそんな真剣に見てくださっているんだと思っている。・・・指原

「マクベスの台本を取り上げられた時にすごくいい顔をするシーンについては(福田)?」
⇒計算づくの表情。私としては、マキの気持ちに入って、読んでいる時にパッと取られて。ハッどうしよう、ハイというやつ。もらって、取られて、あっもっとやりたかったのに、ということを表現した。・・・指原

「うまく見てもらおうとか笑ってもらおうとか私を見てなにか感じてほしいという欲のない演技をしていることについては(福田)?」
⇒見せるとかそういうことに余裕がなくて、台本を覚えるだけで、アドリブがきかない。ドラマのときにおもしろい演技、人を笑わせる演技をできると思ったことは1回もない。私は本当に演技の経験が無いので、ちゃんとやんなきゃという気持ちだけ。私の演技で進行を妨げたくない。だから、真剣に演技するだけではなく、こうした方がいいとのアドバイスをそのままやるだけで、私は何もしていない。・・・指原

「岡持置いて倒れるシーンはあそこまでやってと言っていなかったが(福田)?」
⇒監督が置いてと言ったから置いた。でも、置くという自然の動作がわからないから、置いてと言われたら置くしかない。・・・指原
⇒「置こうと思って置いて、倒れろと言われたから倒れた。天才なんじゃないの。(福田)・・・指原を大絶賛」

「シャープ4の電車のエチュードで舞台の正面から乗っていくマキの演技については(福田)?」
⇒監督がステージに乗ってと言われたからステージに乗った。(そこにおもしろく乗ってやろうという気持ちは)ない。乗れと言われたから乗った。(ちょっとおもしろくしてやろうということ)については、こいつおもしろいことをしてるという空気が嫌。カッコイイ自分を演出することをあえてしない私。あらためて、そう思って見てほしい。(こういうことをやる自分は)もしかしたら女優なのかもしれないと思い出してきた。・・・指原

「この先女優としてやっていったときの目標は(福田)?」
⇒女優としてなんでもやりたいが、とりあえず11時台のドラマに出たい。・・・指原 ドーン

2012年12月12日25:55 指原莉乃「ミューズの鏡」特別編 福田雄一との対談
福田「今日はミューズの鏡の特別編といいますか、僕はもともとこれをやりたかったんですよ。最初この企画を出したときに10分ぐらいドラマをやった後に毎回その回の収録を終えたサッシーにその回の自分の演技に関してのコメントをもらって終わりにするという構成にしたかった。女優指原の仕事であるということを割りと前半で訴えたいというのが僕の方にあって、みんながそれを聞きたいと思っているので。今回主役の仕事が来たよ、ということで伝わったわけですよね。」
指原「はい。(多少スマシ顔)」
福田「最初どう思ったですか?普通に。」
指原「私、コントと聞いていたんですよ。ほんとにコントの仕事だと言われて。私、次の日、仕事がちゃんと決まって、放送時間帯がこうこうこういう内容だよ。福田さんがこうこうだよという話を伺って、公式の発表がされたじゃないですか。そうしたら、私、ブログを見たら、コメントにドラマ主演らしいですね、と書いてあって。(大きな声で)えっ、ドラマかと思った。」
福田「新聞に載って初めてドラマだとわかったんだ。」
指原「そうなんですよ。だからいまでもドラマなのかコントなのかわからない気持ちで撮影に臨んでいるから。女優としてどうなのと言われてもイマイチ女優って・・・(すまし顔)」
福田「最初にお母さんとのシーンから入ったじゃないですか。陽月さんがかなりストイックなお芝居だったでしょう。そこでどう思いましたか?」
指原「私としては話が違うと思った。そっちか。マジの方や。撮ってみたら案の定マジの方だったから。」
福田「案の定、マジの方だったね。」
指原「すごい。これはがんばらなくてはいけんやつだと思いましたね。(真剣な表情)」(思わず大分弁が出てしまう。)

福田「コントだったらワーとやってハイ終わりでいくじゃないですか。指原さんのワンショットだけいきます。一言だけください、というみたいのがあるじゃないですか。ああいうのは女優の仕事をしているなという感覚はないですか?」
指原「あると言ったらウザイですよね~。」
福田「そんなことはない。」
平野綾「私はまったくそういうふうには感じない。」
指原「あると言ったらウザクないですか。女優を感じている感じがして嫌なんですけれど。」
福田「逆に女優を感じてもらわないと困るもんね。」
指原「お仕事としてはちゃんとやっているんですがそういうふうに言いたくないだけなんですけれど。私女優やっているわよ、と言いたくない。」
福田「どうしてですか。今回、女優の仕事ですよ。」
平野「本当に謙虚ですよね。現場の雰囲気なんかも自らなごませてくれたりとか。話しかけてくださったりとか。」
福田「たんにおしゃべりなだけだとか。」
指原「そう、よくしゃべるんです。」
平野「はっと見ると台本に集中していて。こういうところはストイックなんだなという感じを出している。」
福田「前の夜とかすごい悲痛なブログとかを書いているんですよ。」
指原「プッ、覚えるのが遅いから。」
平野「間違えたことないですよね。」
福田「すごい真剣に覚えてきているんですよ。」
指原「それは、せっかく指原がお仕事いただいているのに、やってきてないじゃんと思われるのが嫌なんですよ。(まじめな表情)」
福田「それはどんな仕事でも同じ臨み方なんですか。」
指原「私がやってきてないと、ほら、やっぱりな、となるじゃないですか。」
福田「女優、女優業は楽しいですか?」
指原「う~~ん。(目をつむり上を向く)余裕があれば楽しいです。」

福田「今回のミューズで、表立ってコメディと言ってないじゃないですか。みんなものすごくシリアスな顔をしてやっているじゃないですか。」
指原「ブログのコメントなんかにサッシーはものすごく貧乏な家庭の役なんですね。とてもかわいそうです、という深刻なコメントがあってそんな真剣に見てくださっているんだと・・・」
福田「本当にそうですよ。本当にサッシーが真面目に女優業に取り組んでいると思っているのではないかな。」

福田「僕すごく好きなシーンがあって沖田先生にマクベスの台本を渡されるシーンがあるじゃないですか。取り上げられた時にすごくいい顔をするんですよ。」
指原「(大きな声で)オー」
平野「一瞬、視線をそらすやつですよね。」
福田「そう、そう、そう。」
指原「(一段と大きな声で)エー、毎回入れましょうよ。」
福田「やってくれないと。入らないですけれど。あれを意識してやっているのかを聞きたかった。」
指原「まったくしてないです。(まじめに)」
福田「視線をくくってそらすやつです。」
指原「それは計算ずみの、ハイ。(大きくわざとらしくうなずく)」
平野「そうなんだ。」
福田「あれはどんな演技理論に基づいているのですか。ちらっとはずすのは。」
指原「そうですね。私としては、マキの気持ちに入って、読んでいる時にパッと取られて。(大きな声で)ハッどうしよう、ハイというやつ。(照れ笑い)」
福田「ん?」
平野「今のハイの部分ですか?」
指原「そうです。もらって、取られて、(大きな声で)あっもっとやりたかったのに(一瞬、視線をそらす)、ということですかね。(ドヤ顔)」
福田「なるほどね~。」

福田「今までシャープ4まで放送されているんですけれど。僕がずっと編集の時に言っていたのは、欲のない演技ということをずっと言っていた。いわゆるうまく見てもらおうとか。笑ってもらおうとか。私を見てなにかしら感じてほしいという欲がまったくない、という感じがした。」
指原「なんですかねえ。たぶん、見せるとかそういうことに余裕がなくて。台本を覚えて、アドリブがきかない。」
指原「だって真剣ですもの。」
福田「本当に真剣だよね。でも、自分でちょっとおもしろいと思っているところあるでしょう?」
指原「ドラマの時はいっさい思わないです。ドラマのときに成志さんみたいにおもしろい演技、人を笑わせる演技をできるなと思ったことは1回もないです。(真剣な表情)」
福田「成志さんがたとえ話が適切ではないという話をするところがあるじゃないですか。『だから俺はたとえ話はせん。わかるな。』と言ったときに『わかります。』と言うじゃないですか。あの『わかります。』は、僕は120点だと思うんですよ。」
指原「へー、やった。」
福田「『わかります。』と言ったって、本当はわかっちゃいけないところでしょう。あそこって、『わかるな』、あんなんでわかるなと言われていることがおかしいでしょう。それをあんなに一生懸命『わかります。』とひたむきに言うのはなかなかないと思うんですよね。なんかこう全力の迫力があるんですよね。それはある程度の演技プランに基づいた全力なんですか?」
指原「なんというんですかね。私は本当に演技の経験が無いので、ちゃんとやんなきゃという気持ちだけですね。(真剣な表情)」
福田「ちゃんとやんなきゃというのは、皆さんに迷惑をかけてはいけないという・・」
指原「そう、そうです。私の演技で進行を妨げたくない。(真剣な表情)だから、真剣にだけではなくて、こうした方がいいよ、といものは私にちゃんとアドバイスしてくださるので、それをそのままやるだけで、私何もしていないですよね。」

福田「岡持こう置いて倒れるシーンなんて、あそこまでやってくださいと言っていなかった気がする。」
指原「置いてと言われたから置いたんです。」
平野「あれちがうんですか?」
指原「監督が置いてと言ったから置いたんです。でも、置くという自然の動作がわからないから、置いてと言われたら置くしかない。(ひた向きな表情)」
福田「置こうと思って置いて、倒れろと言われたから倒れた。天才なんじゃないの。」
平野「本当にマキみたいですね。」
福田「本当に本当。本当。本当にシャープ4の電車のエチュードをやっていてウララがちゃんと駅に着いたという設定で出入り口から入ってくるのに対してなんの関係もなく舞台の正面からドーンと乗っていくマキがいるわけじゃないですか。なにもいやらしい考えがない背中なんですよ。だから気持ちよく笑える。あれも普通にこう・・・」
指原「あれも監督がゆき?ところでステージに乗ってと言われたからステージに乗ったんです。」
福田「そこにおもしろく乗ってやろうという気持ちは?」
指原「ないですよ。のれと言われたから乗ったんですよ。(真剣な表情)」
福田「ウララの振りがあって正面からドンとのっちゃうことが笑いにつながることがなんとなくわかったうえですよね。そうするとちょっとおもしろくしてやろうと普通は思うんじゃないですか?」
指原「こいつおもしろいことしてるという空気が嫌なんです。(明るくさわやかな表情)」
福田「なるほど。それを感じさせたくない。」
指原「そうです。だからカッコイイ自分を演出してやれ、をあえてしない私。(ドヤ顔)」
福田・平野「カッコイイですね。」
福田「カッコイイこと言ったなあ。」
指原「あらためて、そう思って見てください。(堂々としたドヤ顔)」
福田「そこって、あえて狙わない自分がカッコイイと思っているといやらしさが出る、そこを出さない理論が何かあるんじゃないかと思って。」
指原「(笑いながら)なんですかねえ。」
福田「そこをわかっていて、なおかつ、そこをちゃんと狙いにいかずにやるということ、それはもう女優の仕事だと思う。」
指原「そう言われるともしかしたら自分は女優なのかもしれないと思い出してきちゃった。(嘘くさい真剣なまなざし)」
福田「(笑い)」

福田「最後にこの先女優さんとしてやっていったときに自分の目標はどこに置きますか?」
指原「女優としてやらしてもらえるならばの話ですが、やらしてもらえるならばなんでもやりたいですが(上を向いて少し考えて)、じゃあ、11時台のドラマに出たいです。(ニヤ顔)」
福田「(下を向いてくすくす笑いをしながら)11時台ですね。」


指原莉乃「ミューズの鏡」第6話 地面を這いつくばる

2012年2月18日放送第6話の注目ポイントは最終場面でうららがマキ(指原)にチェーホフの『桜の園』が観られるように1万円札を渡すシーンがあり、その一万円札が聖徳太子の旧一万円札だということ。この一万円札は1958年から1984年まで流通しているので、「ミューズの鏡」の時代背景は今から約28年前以前ということがわかる。

第6話は「ミューズの鏡」全編の中でストリー的には最も暗い。それは、貧しさ故にチェーホフの『桜の園』の切符を買うことができないマキに麗子(水沢奈子)が3回まわってワンと言えば自分の持っている余った切符を渡すと言っておきながら、その約束を反故にしてマキの前で切符をこなごなに破り棄ててしまうという陰湿ないじめシーンがあるからだ。「ミューズの鏡」というドラマが持つ暗さの象徴的シーンのひとつである。

このシーンを演じる指原も迫真の気迫で演じている。麗子(水沢奈子)に「券が欲しければ、3回まわってワンと言え」と言われたときの指原の表情は、目を大きく見開き麗子の顔をしっかり見つめ人間不信の感情を露わにしている。さらに、「お芝居が見られるなら何回でも回ります」と言って、麗子の前をなかばやけくそに何度もまわり、ワンワンワンと吠えている。ドラマとはいえトップアイドルがここまで人間性を否定した演技を受け入れると胸が苦しく痛くなるばかりか気分が悪くなる。

筆者的にはストーリーにまったく楽しい気持ちになれるところがないので、第6話は何度も見たいとは思わない。

ミューズの鏡 第6話 2012年2月18日放送
マキ(指原莉乃)の母・由美子(陽月華)を訪ねる沖田(池田成志)。一方、マキは沖田から稽古場にいることを命じられる。

稽古場では劇団の面々がチェーホフの『桜の園』を観に行くという。貧乏でお金がないマキは観たいが観ることができない。すると麗子(水沢奈子)が余分な券をもう一枚持っていると言い出すが、マキにあげるぐらいなら捨てると言ってマキにあげようとはしない。欲しければ、3回まわってワンと言えとマキに迫る。「お芝居が観られるなら何回だってまわります」と言って麗子の前で必死に何度もまわり、ワンワンワンと吠えるマキ。だが、麗子は非情にもマキの前で芝居の券をこなごなに破り棄ててしまった。「地面を這いつくばる人間が観るものじゃないのよ、『桜の園』は」麗子はマキにそう言い捨ててあやのと出て行ってしまう。

場面は変わりマキの家を訪ねた沖田は由美子に「私に向田マキを預からしていただきたい。あなたは彼女を育てる必要はない。彼女は私が育てる。あなたは一人でどこぞへと行くがいい。私は彼女を救いに来た」と言い放つ。それに対して、「(由美子)バカを言わないでおくれ。私はあの子を働かせて少しでも楽がしたいんだよ。」、「(沖田)娘さんはあなたの奴隷ではない。娘さんにも将来を選ぶ権利がある。夢を選ぶ権利がある。なにより彼女には才能がある」、「(由美子)あたしはねえ。あいつがどうなったっていいのさ。」、「(沖田)ほほう。母親の言うセリフではありませんね。」、「(由美子)母親じゃないのさ。私は、あの子の実の母親じゃないのさ。他人の、他人の子なんだよ」、「(沖田)それを彼女は、彼女は知っているのか?」、「(由美子)ははは、知るわけないだろ」、「(沖田)なんてことだ」、「(由美子)そんな他人の子をここまで育ててきたんだ。働かせて何が悪いんだい」

一人稽古場でうずくまり、こなごなになった券をつなぎ合わせるマキ。そこにうらら(平野綾)が入ってくる。「(うらら)何をしているの?」、「(マキ)『桜の園』の券がばらばらになってしまって」、「(うらら)そんなになってしまってはもう使えないわね」、「(マキ)いえ、集めてくっつけたらきっと入れてくれるはず」、「(うらら)無理よ、半券を離されてしまったらもう最後、ただの紙屑なんだから」、「(マキ)観たい、『桜の園』が観たい」「(うらら)おやめなさい、あなた」、「(マキ)観たい、観たい」、「(うらら)おやめなさい、見てられない」、「(マキ)やめて、あっうららさま」

「なんなのこの娘をここまでつき動かすものは?初めてだわ、こんな恐怖を感じるのは。負ける。こんな娘と同じ舞台に立ったら。私は負ける。この綾吹うららが」 うららがマキに一万円札を差し出しすとマキはひったくるようにうららからその一万円札をとって飛び出して行った。「そうやって女優としてどんどん成長すればいい。わたくしと同じ舞台で闘える女優になるの。楽しみね。待っているわ(うらら)」

由美子と床を同じくする沖田。決して開いてはならぬ扉を開けた沖田、それを知るよしもないマキであった。


以上
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指原莉乃 「ミューズの鏡」第7話~第12話(総選挙分析ライター)

2012-09-27 23:05:00 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
指原莉乃 「ミューズの鏡」第7話~第12話(総選挙分析ライター)


指原莉乃「ミューズの鏡」第7話 死のエチュード

2012年2月25日放送の第7話の注目点は、冒頭の衝撃的なシーンの中にある。すなわち、マキ(指原)の母が包丁を握り締め、寝ているマキの枕元にすわり、「一緒に死のうか」とつぶやくと包丁をマキの頸もとまでもっていき、「無理心中」をはかろうとする。だが、すやすやと眠るマキ(指原)の寝顔を見て思いとどまる。この「指原の寝顔」が注目だ。この表情がなかなかいい。

指原の寝顔はWONDAのモーニングショットHOT BLACKの15秒CMでほんの一瞬の映像がある。これはあくまでCM用で「突き指の指に関が原の原で指原(注)」という寝言をつぶやきながらのワンシーン。一方、冒頭に紹介した映像は、ぐっすり眠っている指原のアップの映像。まぶたに大きな二重の切り込みが入っているところが特徴的。アイドルの目を開けた写真や映像は無数にあるが、目を閉じて寝ている姿の映像は極めて稀なので貴重と言える。

見所は、指原が演じる「死」のエチュード。歩いている途中で撃たれ、その痛みに耐えつつ助けを求めるが、最後は絶命するさまをリアルに演じている。見ているこちらも痛そうに感じるくらいだからなかなかいい演技。

(注)2011年8月21日放送『EXILE魂』で秋元康氏が指原を「突き指の指に関が原の原と書いて指原」といいます、とEXILEのメンバーに紹介。

ミューズの鏡 第7話 2012年2月25日放送
台所から包丁を取り出し、思いつめた表情で居間に向かうマキ(指原莉乃)の母、由美子(陽月華)。居間ではマキ(指原莉乃)が床に就き眠っている。「マキ、一緒に死のうか。それが一番幸せさ」とつぶやき両手で握り締めた包丁をマキの頸もとまで持っていくが、「出来ない」と言って包丁を棄ててしまう。「私にはそんなことできやしない」と泣き崩れる由美子。

稽古場で『罪と罰』を見る近衛(竹財輝之助)、そこに君島(浪川大輔)が入ってくる。「僕はどうしてあのときマキちゃんを救ってあげられなかったんだろう」と自問する近衛(司)。「俺もそれはずっと考えていたよ」と返答する君島。「僕には彼女に手を差し伸べる勇気がなかった」と自虐的に言う司。「おまえ、まさか、彼女のことを」と問う君島に「やめてくれよ」と言う司。「そうだよな、司は綾吹うらら一筋だものな」

舞台で発声をしているうらら(平野綾)、麗子(水沢奈子)、あやの(荒井萌)、ともか(上田眞央)、君島、近衛の前に沖田(池田成志)が現れ、「新しい劇団員を紹介する。入れ」と言ってマキが皆に前に現れる。「なぜあなたが?(麗子)、バイトするんじゃなかったの?(あやの)」と疑問を投げる劇団員に対して、沖田は「もう忘れろ。どうやら母上が納得してくれたようだ」と説明する。「レッスン料の3万円は?」と問うあやのに「それは免除だ。えこひいきだ」と言い放つ沖田。「あなたには才能があるからよ。いっしょにがんばりましょう」と言ううらら。本当に自分に才能があるのかと問うマキに対して、沖田はマキに「うぬぼれるな、まだ薄汚い原石だ」と忠告する。「がんばってね」とマキに声をかけ応援するともか。

きょうのレッスンは「死」のエチュード(決められた設定で台本なしの演じる演技)と劇団員に宣言する沖田。死は体験できないだけに演技するのが難しいと劇団員に説く沖田。真っ先に演技を名乗り出たのは売れっ子女優のうらら。毒薬をあおって死ぬ演技をするが、沖田から「おまえの死の表現は絵空事だ、人間はそんなに美しく死ねるものではない。いつまでもそんな綺麗ごとをやっているからアイドル女優を抜け出せない」との厳しいダメ出しが出る。

次に名乗り出て挑戦したのがマキ。舞台に上がり振り返ると、ひどく沈んだ表情のマキがそこにあった。歩きながら「バキューン。うっ。痛い痛い痛い痛い。あーけっこう血が出てきた。あー病院連れて行ってください。あー、痛いから。おなかも痛くなってきた。足も痛い。(マキ)」、「すごーい。これが、これが人間が死に直面する真の姿なのか(君島)」、「やめて、そんなに悲しみを投げつけないで(うらら)」、「こんなにも人の死の演技に心を動かされたことはない(司)」、「天才だ。天才すぎる。悲しさどころかともすると見るものに痛みさへも与えてしまう。しかし、その痛みこそが感動を与えるのだ(沖田)」。「あー死ぬ。がくっ」と言って倒れるマキ。「見事だったわ」と言い拍手をするうらら。「誰か、俺の涙を止めてくれ。いや、誰にも止めることはできないだろう。あんなにも悲しい死を見せられたのだから」と絶賛する沖田。ともかに起こされたマキは「死んだおばあちゃんが川の向こうまで迎えにきていました」と言ってみんなをびっくりさせたのだった。

演劇の常識を超える天才女優マキ、人知れずある決心をする沖田であった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第8話 恋愛のエチュード オフネ

2012年3月3日放送第8話の見所は、マキ(指原)と君島(浪川大輔)が演じる恋愛のエチュードでの指原の『変顔』初披露シーン。

沖田から君島とのキスをためらったことを叱責されたマキが、自分が演じる“オフネ”の気持ちを必死にわかろうと念じると、突如、オフネがマキに降臨する。オフネが降臨したマキ(指原)は、あたりはばからず恋人セイゾウ(君島)にキスをもとめセイゾウを追い掛け回す。その際の指原(オフネ)の表情が白目を向いて唇を突き出した強烈な『変顔』。トップアイドルとは思えないすさまじい顔だ。指原、捨て身の演技。要必見。

ミューズの鏡 第8話 2012年3月3日放送
家までマキ(指原莉乃)を送ってきた君島(浪川大輔)が母・由美子(陽月華)に挨拶したいと言う。君島が由美子に挨拶を始めた途端に由美子の表情が一変して、「出ておゆき。さっさと出ておゆき。お前の顔など二度とみたくないよ。消えうせろ」と言って君島を家から追い出してしまう。「あー信じられない」とつぶやく由美子だった。

場面は変わり稽古場。ともか(上田眞央)、麗子(水沢奈子)、あやの(荒井萌)の前で床の雑巾がけをするマキ。麗子はマキに油性マジックで汚れた箇所をきれいにしろと意地悪を言う。そこへ近衛司(竹財輝之助)と君島が入ってくる。麗子のマキに対する意地悪を君島が麗子に注意をするが、マキは自分が掃除をすると言い出したと主張して黙々と掃除を続ける。それを見かねた近衛と君島はマキの雑巾がけを手伝う。「ほっといてください」と言うマキに近衛と君島は同時に「ほっとけないよ」と言って顔を見合わせる。麗子は「なんなんですか。この女のことが好きなんですか?」と2人を問い詰める。そこに人気女優のうらら(平野綾)が入って来て「何をしているの?(うらら)」、「あら司、生まれて一度も床を拭いたことがないあなたがどうして?(うらら)」、「彼女が困っていたから(司)」、「ずいぶんとお優しいのね(うらら)」

この光景を陰から見ていた沖田(池田成志)は「どうやら君島と近衛は向田マキにぞっこんらしいな」と言いながら入って来て、「きょうは恋愛のエチュード」をすると劇団員たちに告げる。

沖田は君島とマキを指名して2人を舞台に上げ、「2人は恋人同士、君島は太平洋戦争に行き無事帰還、マキは恋人の無事を祈り続けていた女、おまえ達は5年ぶりに再会をはたす、男の名はセイゾウ、女はオフネ」という設定を与えて演技を始めさせた。2人は再会後抱擁をするが、沖田からキスシーンを求められキスをしようとする君島をためらうマキに沖田は激怒、マキを殴りつける。沖田は「天才女優が聞いてあきれるわ。今おまえはオフネという人間を棄て向田マキに戻った。君島、マキ、おまえ達は今役者でもなんでもない。だだの恥じらいボーイandガール、そしてそれを止めていたおまえ達もただの素人さん」と酷評し稽古場を出て行こうとした。

その直後、マキは「オフネさん、あなたは何を考えているの?オフネさん、あなたがセイゾウさんとしたいことは何?」とつぶやくとマキにオフネが降臨、「チューしてください。チューしてください。セイゾウさん」と何度も言ってマキ(オフネ)は君島に迫り始める。しかし、マキ(オフネ)の鬼気迫る求愛にたじろいだ君島は「僕には無理だ」と逃げまわる。「よし、そこまでだ」という沖田の一言で倒れるマキ、自分が何をしていたかも全く覚えていなかった。「あなたはオフネという女優を完膚なきまで演じきった(うらら)」、「それはお前がオフネだったからだよ。君島お前の負けだな(沖田)」

劇団に嵐を予感させる恋のスクランブル、もう止めることはできない。


指原莉乃「ミューズの鏡」第9話 悪魔に魂を売る

2012年3月10日放送第9話の注目点は、第8話に引き続き指原の「変顔」シーンがあること。人気女優のうらら(平野綾)が「役者とは悪魔に魂を売った生きもの」だとの沖田の意見に同意し、沖田がマキに気持ちの覚悟を迫ると、マキは即座に悪魔に魂を売ってしまい悪魔が乗り移り悪魔の顔になってしまう。目を丸く大きく見開き、口を横にひん曲げた奇怪な顔つき、まさにこれが指原の演じる「悪魔」の顔だ。なかなかの表情。(なお、第8話では恋人を5年待ち焦がれた「オフネ」の求愛を“白目を向いて唇を突き出す”という顔の表情で演じている。)

もう一つの注目点は、マキ(指原)が演じる「草」。最初は「草」を立って演じ、次は横たわって手と足を動かして表現、最後はあお向けに横たわり動かなくなる。この変化はおもしろい。

見所は第9話の一番最後のマキ(指原)が「草さんが教えてくれたんです。僕は家の中には生えないよって」と言う場面。このときの指原の表情は明るく茶目っ気に満ち、目の瞳を横にそらす表情が愛らしくかわいい。全編の中で最も指原が輝いた表情をしている。

ミューズの鏡 第9話 2012年3月10日放送
家で母・由美子(陽月華)といっしょに内職をするマキ(指原莉乃)、家計が苦しく2週間も銭湯に行けていない。由美子は高熱を出して倒れてしまうが、お金がなくて薬も買えない。

稽古場では沖田(池田成志)が『若草物語』の上演を劇団員たちに発表し、マキにも役が与えられようとする。だが、母親の病気が心配なマキは帰りたいと申し出る。そんなマキを「どんな不幸も演技の糧にしろ」と叱咤する沖田、うらら(平野綾)も「役者とは悪魔に魂を売った生きもの」と沖田に同意する。選択を迫られるマキだが、マキは即座に悪魔に魂を売ってしまい悪魔が乗り移り悪魔の顔になってしまう。驚く沖田と劇団員たち。そんなマキに沖田は「草」の役を与える。「草」と聞きとまどうマキ。

『若草物語』の稽古が始まるが、マキの「草」の演技に沖田は「おまえは草のことをまったく理解していない。おまえにとって草とはなんだ。まだ母親のことを考えているのではないか」とダメ出しをして、練習を打ち切ってしまう。

マキはひとり路上の草に「なにかわたしに話して、あなたはどうしてそこに生きているの」と語りかける。

再び、稽古が続くが、沖田は「ダメだ、ダメだ、ダメだ、草が違う」とマキにダメ出しをする。

母の看病をするマキ、そのとき何かに気付く。 マキは「草さんわたしわかった気がするの。やっと話してくれた。それで正しいのよね」と路上の草に語りかける。

「きょうの稽古がダメなら『若草物語』の公演はとりやめる」と劇団員たちに宣言して稽古を始める沖田、稽古が始まるとマキは舞台であお向けに横たわり微動だにしない。マキを心配するうららや君島(浪川大輔)、沖田はマキをじっと見つめる。「ふはははは。完璧なんだよ。マキはとうとう答えを見つけたのだ。この素人どもに言ってやれ、おまえが見つけた答えを(沖田)」 起き上がったマキは「家の設定だから、草は生えていない」と力強く説明する。驚く劇団員たち。「それであなたは床を演じていたの?(うらら)」、「はい(マキ)」、「もう一度、もう一度見せてくれ、おまえの床を。すごい、すごすぎる。油断したら間違えて踏んでしまいそうだぞ(沖田)」、「もはや床にしか見えない(うらら)」、「人は、役者は床になれるのか(君島)」、「草さんが教えてくれたんです。僕は家の中には生えないよって(マキ)」

沖田からの難題を克服し、さらなる成長を遂げたマキであった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第10話 ゴリラ顔

2012年3月17日放送の第10話の注目点も指原の「変顔」。この第10話では、指原の「変顔」が2回ある。

最初の変顔は、稽古場で映画出演の決まったマキ(指原)を人気女優のうらら(平野綾)が祝福し、自分も「映画の現場に入ったら、悪魔に魂を売るのであなたもそうしなさい」と言いかけたとたんにマキの顔が悪魔の顔になるシーン。このときの悪魔顔は第9話同様目を丸く大きく見開き、口を横にひん曲げた表情。

次の変顔は、マキの映画出演をおもしろく思わないあやの(荒井萌)がマキに怪我をさせようと更衣室のロッカー前にバナナの皮を敷き詰めてマキを滑らせようとするが、逆にマキがバナナの皮を手に持って「ゴリラ顔」で更衣室から出てくるシーン。この「ゴリラ顔」は目を大きく見開き、あごを前に突き出して口びるを下方向にへの字にした顔。 

これで指原の変顔は、第8話の“白目を向いて唇を突き出す”という「オフネ」求愛変顔、第9話の“目を丸く大きく見開き、口を横にひん曲げた”「悪魔」変顔、第10話の“目を大きく見開き、あごを前に突き出して口びるを下方向にへの字にした”「ゴリラ」変顔の3種類が披露されたことになる。

もう一つの注目点は指原の服装。冒頭の家の中のシーンまでは黄色のTシャツの上にクリーム色をベースにこげ茶色の二本線が入った厚手のカーディガンと下はジーンズだったが、バイトを再開したのでこれ以後は物語の初めに着ていた白の割烹着姿に戻った。

見所は、冒頭母の由美子からマキがバイトをやめたので生活が苦しくなり今日の食事が海の水を蒸発させた「塩」だけだと聞かされた瞬間のマキの驚きととまどい、そして自分が芝居を続けたいがためこんなことになってしまったのだという悔根の念と母に申し訳ないという感情が入り混じったマキの憂いの表情が秀逸。

もう一つの見所は、沖田から映画出演の話をもらったときにマキは最初、自分には無理で麗子が適任だと言って固辞していたにもかかわらず、出演料が高いと聞かされると豹変して「やらしてくれ」と頼み込むシーンの指原の演技。指原の「どや顔」の表情が見てとれる。

ミューズの鏡 第10話 2012年3月17日放送
家で母・由美子(陽月華)といっしょに内職をするマキ(指原莉乃)、家計が苦しく母が出した今日の食事は、海の水を汲んで蒸発させた「塩」のみ。マキがバイトをやめたので、家賃を払うのが精一杯の状況だ。マキはまたバイトを始めると母に言う。塩を舐めて「おいしい」と言うマキに対して、「塩がおいしいわけはないんだ」と激高し泣き崩れる母・由美子。

稽古場で発声練習をする劇団員たち、そこに白の割烹着を着たマキが遅れて入ってくる。服装を聞かれたマキは、「自分でもう一度バイトをすることに決めた」と説明する。稽古が続けられるのか?と心配する劇団員たち。

そこに沖田(池田成志)が入ってきて、マキがバイトを再び始めたことを知る。沖田は映画出演の話があり、主役は人気女優のうらら(平野綾)に親友の役は『向田マキ』という新人女優を抜擢しろとお願いしたと劇団員たちに案内する。その話を聞いて反発するあやの(荒井萌)、無理だと言うマキ、動揺する人気女優のうらら、だが沖田は「天才に経験などいらない」と叫びそれらの声を相手にしない。だが、マキは麗子(水沢奈子)が適任だと言って絶対引き受けないと最初は言い張るが、高い給料が出ると沖田に教えられると、一転手のひらを返したように「やります。わたし映画が大好きなんです。ぜひ、出てみたかったんです。何が何でもわたしにやらせてください」と沖田に頼み込む始末、そのあまりの変わり身の速さに沖田や劇団員たちをあきれさせた。

場面は変わり、稽古場の床を雑巾がけするマキ。そこに歩み寄ったうららが映画出演の決まったマキを祝福する。うららはマキに「映画の現場に入ったら先輩も後輩もない、自分も悪魔に魂を売るのであなたもそうしなさい」と言いかけると、すでにマキの顔は悪魔が乗り移り悪魔の顔になっていた。驚くうららは「何度言ったらわかるの、悪魔になれとは言っていない」とマキに言い残して出て行った。

マキの映画出演をおもしろく思わないあやの(荒井萌)はマキに怪我をさせようと更衣室のロッカー前にバナナの皮を敷き詰めてマキを滑らせようとするが、逆にマキはバナナの皮を両手一杯に持ってゴリラ顔で更衣室から出てくる。「あの女初めて怒っているわよ(麗子)」、「やばい、やばい、やばい、貧乏人が怒ると恐いんですよ」と言って麗子の陰に隠れるあやの。だが、おなかのすいたマキはゴリラと同様に人がバナナの皮を食べることができるのかを聞きに来たのだ。皮が食べられないことをともか(上田眞央)から教えられたマキは、今度はバナナの実を持ってきて口一杯ほおばるのだった。

マキの家を訪ねた沖田は由美子に「一年ほどマキの前から消えてほしい。もうあなたのことを考えさせたくない。向田マキはこの1年で大女優に変貌する。そうなったら豪勢な暮らしができますよ、あなたの望みどおりに・・・失踪してください」と頼むが、由美子は「また、無茶を言うんだね」、「また、はっはっはっは、そこまでしょっちゅう無茶を言っているつもりはありませんが(沖田)」、由美子は「ふん、ばかばかしい。本当にあたしのことを覚えていないのかい?」と言って家を出て行った。

「なに?覚えている・・・あっ!」驚愕する沖田。 とうとう禁断の過去を思い出した沖田、これがマキにさらなる不幸をもたらすことになろうとは誰も知るよしもなかった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第11話 悪魔の呟き

2012年3月24日放送第11話の注目点は、冒頭、ともか(上田眞央)が稽古場で倒れたマキ(指原)を家まで送り、介抱してマキと仲良くなるが、その際にマキと交わす会話の中でマキがともかに笑いかけるシーン。何度も触れたが「ミューズの鏡」は暗いシーンが多く、明るいシーンは稀。その関係で、流れの中でマキが軽く微笑むシーンはいくつかあったが、「笑った」シーンはこれが最初。劇中でも、ともかがマキに「マキの笑顔、初めて見た」というセリフがあるくらい。

見所は、マキが悪魔の言葉を「語る」シーン。第9、10話では、マキに悪魔が乗り移っても悪魔の顔(変顔)になるだけで、悪魔はしゃべらなかったが、第11話ではマキを通して悪魔が演技に対する野望と「世界征服」という恐ろしい企みを呟く。顔と口を横に捻じ曲げ、甲高い声で悪魔が高笑いする。その悪魔の言葉を呟くマキ(指原)の顔の表情と悪魔の「声」がなかなかの出来栄え。特に指原の話し方と悪魔の声がいい。

ミューズの鏡 第11話 2012年3月24日放送
稽古場での発声練習中に突然倒れたマキ(指原莉乃)。家で目が覚めたマキはともか(上田眞央)が介抱してくれていることに気付く。君島(浪川大輔)、近衛(竹財輝之助)、ともかが家までマキを運んでくれたのだ。最初はともかに対して心底打ち解けなかったマキだが、ともかがマキのことを会った最初から好きだったとマキに打ち明け、そのことを知ったマキは、ともかに心を許し、母の由美子(陽月華)が5日前から家出をしたのでバイトや稽古が終わった後に一晩中母を捜していたことを打ち明けた。その疲労のためにマキは倒れたのだ。マキは、また母を捜しに行こうとする。

そこに沖田(池田成志)が現れマキに母を捜しに行かなくてもよい、そして「もう母上のことは忘れろ。もう母親はいないと思え。おまえにとって母親の存在は邪魔なだけだ。これから先の未来に広がる輝かしいおまえの女優人生に母親はいらんのだ」と告げる。その言葉に反発するマキだが、沖田から「おまえは向田マキという悲劇の主人公を演じているのではないか?」と冷酷に言われてしまう。動揺するマキ。

「覚えているかマキ、どんな悲しいことも演技の糧にする、悪魔に魂を売るのが女優の仕事だ」と沖田がマキに問うとマキの顔は悪魔に一変する。その悪魔となったマキが「母親がいなくなるなんてなかなか経験できないぞ。これで最高の演技ができるわ、はっはっは。これで母親がいなくなる役がまわってくれば最高だ。だれもが驚く演技ができるぞ。日本中をびっくりさせてやるのだ。そしてやがては世界征服をするのだ。はっはっは(マキ=悪魔)」 これを見た沖田はマキに「やはりおまえは、悪魔に魂を売った女優という魔物なのだな」 そう言われたマキは「あたしが本当は悲しいと思っていない。おかあさまがいなくなったことを演技の糧にしようとしている。うそよ、そんなのうそよ」と自問する。「いや、悲しいかなおまえは普通の女ではない。女優という魔物なのだ(沖田)」「いやです。そんなのいやです(マキ)」「いやでも仕方がない。才能を選ぶのは神だ、そうおまえは神に選ばれし天才なのだ(沖田)」「すべて演技・・・」と絶句するマキ。

演劇の悪魔と運命のイタズラが確実にマキを変貌させるのだった。


指原莉乃「ミューズの鏡」第12話 マキの魅力

2012年3月31日放送第12話は、指原の出番が比較的少ない。前半は近衛(竹財輝之助)とうらら(平野綾)の別れ話。後半はマキをめぐって君島と近衛のけんかという展開。

見所は、話の中段から登場したマキ(指原)に沖田が「おまえは悪魔に魂を売ったんだ」と言ってもマキに悪魔は取り憑かず、マキが沖田の顔を憂いに満ちた目でじっと見つめるシーン。指原の表情がなかなかいい。

直後に沖田は「おい、悪魔はどこだ?」とマキに言うがその際に、マキは一瞬悪魔の顔(変顔)になりかけるがすぐにもとのマキの顔に戻ってしまう。ここは要注目箇所。この一瞬の悪魔の顔(変顔)への変化はすばらしい。片目を大きく見開き、もう一方の目は半開きにしながらつりあげ、それと同時に口もねじ曲げるように上にそらしている。奇怪な表情を一瞬で表現している。実にうまいと思う。

ミューズの鏡 第12話 2012年3月31日放送
近衛(竹財輝之助)は稽古場にうらら(平野綾)を呼び出してはっきりしない2人の関係を清算しようと切り出そうとするが、逆にうららは映画出演のためにスキャンダルは避けたいと近衛に別れ話を切り出した。「裏切りだと思わないでよね。むしろ裏切ったのは・・・別にいいわ(うらら)」

練習を始めようと稽古場に現れた沖田(池田成志)はマキ(指原莉乃)が来ていないことに気付き劇団員たちに理由を尋ねると劇団員たちからバイトで練習がままならないマキの映画出演は無理ではないかとの意見を言われマキのことを苦々しく思う。そこへマキが遅刻して走りこんできたので激怒して、マキを殴り倒す。マキは出前の途中なので出前が終わったら絶対に戻ると言うが劇団員たちや沖田が納得しない。沖田はマキに「おまえは悪魔に魂を売ったんだ」と言うがマキに悪魔は取り憑かなくなっていた。「この女、普通の女に成り下がったというのか(沖田)」 出前に行くならば映画の仕事はなしだと迫る沖田に、マキは店の主人が優しく一度くびにした私をもう一度雇ってくれたので裏切ることはできないと言って出前に行こうとする。

その話を聞いていた君島(浪川大輔)は、マキの代わりに自分が出前を届けると言ってでる。沖田は君島に対しても出前に行くならば映画の仕事がなくなるぞと迫る。出前をめぐってマキ、君島、うららの押し問答が続くのを見ていた司(近衛)が出前に行くことを買って出る。それは司が映画に出ないからだ。その近衛に対しても、沖田は出前に行ったら劇団をくびにすると迫る。

君島と近衛の間でどちらが出前にいくかをめぐって口論となり、あげくの果てに2人は殴りあいをして2人とも倒れてしまうが、それは2人ともマキが「好き」だからだ。「俺はマキちゃんのことが好きなのだ(君島)」、「僕のほうが好きだ(近衛)」、「どうして?わたしのために(マキ)」

マキの魅力が劇団と自らを苦しめてしまうのだった。

以上
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