AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

SKE48『前のめり』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2015-08-30 09:11:46 | ときめき研究家
『前のめり』。
タイトルからは、NMB48の『高嶺の林檎』『Don't look back』のような暑苦しい啓発ソングを予想していた。
初めて聴いたら、意外に爽やかで涼しげな曲調だった。

「ひまわり」が揺れる中、「全力で走る」君。「夏の制服」を着て、「汗」をぬぐう。冒頭からAKBグループの楽曲に何度も登場したキーアイテム(季語?)を使い、前のめりに走る生き方を推奨している歌だ。AKBグループの世界観のど真ん中を、改めて提示したような歌になっている。
2番の出だしにも「蝉」、「木漏れ日」といったキーワードを使用。「蝉しぐれの主たち」というのは洒落たフレーズだ。
極め付きは、大サビの「弾む息も 落ちる汗も」という歌詞だ。これは間違いなく『スカートひらり』の前田敦子ソロパート「弾む息 落ちる汗 全力で」からの引用だ。正にAKBグループの原点だろう。

ところで、一所懸命に走っている少女の姿を見て、自分も若い頃を思い出して走ろうと決意する男は一体誰なのだろう。
「いつの間にか走ることをやめ、歩いていた」「大人になる度、急ぐ理由を忘れてしまった」などと言っているくらいだから、少女よりかなり年上のようだ。
幼なじみの先輩、学校の教師、父親などが考えられる。先輩だとしたら、『鈴懸なんちゃら』の先輩かもしれない。教師だとすれば、『夕立の前』の音楽教師『恋を語る詩人になれなくて』の国語教師かもしれない。父親という説も有力だと思う。娘の躍動する姿を見て奮起できるというのは、父親の幸福の1つだ。
一方で、SKE48メンバーを見ている中高年ファン(私を含む)の視点とも取れる。作詞家秋元康自身の視点とも取れる。あるいは、最近加入した若いメンバーを見て、初心を思い出したベテランメンバー(宮澤やW松井など)の視点とも解釈できる。
いろいろな聴き方ができる余地があるのは、いい歌詞なのだと思う。

『素敵な罪悪感』。(チームS)
父親視点で聴くと、非常に苦々しい歌だ。
親には嘘をついて、彼氏とリゾートに旅行する歌だ。HKT48『ハワイに行こう』も同じ状況を歌った曲だったが、そちらは何か微笑ましいような雰囲気があった。『素敵な罪悪感』はただ苦々しいだけだ。
曲調も、ちょっと浮かれつつ、欲望が渦巻いている様子がありありと浮かぶギラギラしたサウンドで、苦さに輪をかけている。若い二人の視点で聴けば、ワクワクする楽しい曲だろう。
宮古島という固有名詞がリアルだ。森高千里が「沖縄」とか「サイパン」とか歌っていたのを思い出す。

「こんなにセクシーなビキニ 純情よサヨナラ」とは、どんなセクシーな水着なのだろう。言葉だけで想像させるいい歌詞だ。
過去作品にも類似例はある。「大胆すぎるビキニを選んだわけ判るかしら」(河合奈保子『エスカレーション』)。「もう少しおとなしいビキニにすればよかった 過激なポーズしてあげる」(中山美穂『クローズアップ』)。「すんげぇすんげぇすんげぇすんげぇ水着」(松浦亜弥『Yeah!めっちゃホリディ』)。「水着買ったけどこれをマジで着るのね」(松浦亜弥『トロピカール恋してーる』)。「花柄の水着だけが目立ちすぎて悲しくなるの」(Wink『淋しい熱帯魚』)。どれも想像力を喚起するセクシーな歌詞だ。

『制服を着た名探偵』。(ドリーミングガール)
楽しい曲だ。
1曲が1つの短編ミステリーになっている。アニメかゲームソフトのテーマソングなのだろうか。ポニーテールの女子高生探偵が活躍するフィクションの世界が想像できるような曲だ。同じようにストーリーのある楽曲『履物と傘の物語』と比べて、何倍もワクワクする曲だ。
歌っているメンバーも若手選抜のようで、フレッシュで元気な歌声が好ましい。
SKE48で探偵物と言うと、『この日のチャイムを忘れない』のミュージックビデオ集で探偵役を演じていた古畑奈和を思い出すが、もちろんベテランである彼女は参加していない。

『2588日』。(松井玲奈)
松井玲奈の卒業ソング。卒業ソングは、卒業するメンバーが気持ちよく歌え、そのファンがしみじみとした思いになれればそれでいいのだと思う。
松井玲奈の声は、ルックスとは少しギャップがある。整った美声を想像するが、意外にキンキンした印象的な声だ。その声をたっぷり堪能できる。
「花が枯れるのは悲しいことじゃない」「やがて僕の花びらが散る」と卒業のことを暗示していて、それは再生のステップだとポジテイブな評価をしているが、やはり「枯れる」「散る」にはちょっと違和感がある。本人とファンが気にならないのならそれでいいのだが。

『長い夢のラビリンス』(チームE)。
歌い出しが松井玲奈のソロで、『2588日』の続きのように錯覚する。
サウンドが格好良く、聴いていて高揚するような曲だ。一方で歌詞は、恋をすると迷い込む迷宮のことを歌っていて、うじうじした内容だ。「告白しなければまっすぐ家に帰れた」という部分が面白い。恋愛が他の何よりも優先される訳ではないのだ。
サビの「途方に暮れていた」「心のコンパス」という部分のメロディラインが、通常は高いラインなのだが、ラストのサビ2回繰り返しの1回目「途方に暮れていた」だけが、低いメロディラインに変えていて、お洒落な感じがする。

『焦燥がこの僕をだめにする』。(チームKⅡ)
この曲だけは、どうも掴みどころがなかった。
「気の抜けた炭酸水」は『ラムネの飲み方』の初演からも随分時間が経ってしまって、その後新公演がSKE48には与えられていないことを暗示した自虐ネタだろうか。
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指原莉乃から北原里英への手紙(総選挙分析ライター)

2015-08-27 12:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃から北原里英への手紙(総選挙分析ライター)


8月26日(水)に秋葉原のAKB48劇場で行われた横山チームK「RESET」 千秋楽公演 北原里英を送る会(注)でHKT48の指原莉乃がNGT48へ移籍した同期(AKB48 5期)の北原里英へあてた手紙が披露された。

指原から北原への手紙は筆者が知るところでは09年12月のネ申テレビと12年2月のAKBINGO!の2回なので久しぶりである。
指原莉乃と北原里英 150328

指原の手紙を読んでみると指原は北原と同じチームになりたかったがそれが叶わなかったことが残念である、1回だけ北原と些細なことで喧嘩したことを悔いている、将来北原と一緒のステージに立てるのを楽しみにしているという内容だった。


<北原里英を送る会 指原莉乃の手紙より>
「里英ちゃんへ AKB48ラスト公演お疲れ様。せっかくなので久しぶりにAKB48劇場にお邪魔したかったんですが、私は今博多で座長をしているのでそちらには行けませんでした。

今こうして私たちがテレビに出て、雑誌に出て、色んな活動をしているけどその原点はAKB劇場でしたね。チームBバックダンサー、チームKバックダンサー、アンダー、研究生公演と毎日劇場公演に出て、バックダンサーの時は冬はめっちゃ寒くて、夏はめっちゃ暑いエレベーターホールで出演する研究生みんなで固まって、公演が始まって公演が終わるまでずーっと喋ってたよね。話した内容覚えてる? この中でバトルロワイヤルしたら誰が生き残るか。この中で無人島でサバイバルしたら誰が生き残るか。くだらないことばっかりだったけど、今でも昨日のことのように思い出せます。

たくさんの思い出があるけど、1つだけ叶わなかったことがあります。一度でいいから里英ちゃんと同じチームになりたかったな。実は一度も同じチームになってないんだよね。指原が移籍してなかったら同じチームになることもあったのかな。移籍したあの瞬間に同じチームだったら里英ちゃんにもっと甘えてもっと相談できたのかな。一度でいいから同じチームになってみたかったな。

基本的にケンカをしたことないうちらだけど、1回だけ指原が里英ちゃんに一方的に怒ったね。内容はたいしたことないし、どっちが悪いわけでもなく、今考えたら何であんなことで怒ったんだろうって内容でした。里英ちゃんが謝りのLINEをくれたのに気まずくて返信できない自分がいました。それでずーっと返信していないその時に里英ちゃんの移籍が発表されて。あの時はマンガみたいなタイミングだったね。発表後にチームKのメンバーや後輩に囲まれる里英ちゃんにどう近づいていいのかわかりませんでした。何で怒ったのか何で返事できなかったのか、短い間に自分を責めました。里英ちゃんが指原に気づいてくれたその瞬間から涙が止まらなくて、2人で謝り合って号泣したよね。

お腹が空くと機嫌が悪くなる里英ちゃん。最近唇の色が良くなってきた里英ちゃん。お風呂上がりは色が白い里英ちゃん。誰よりも人のことを考えて優しい里英ちゃん。先輩をたて、後輩を気遣う里英ちゃん。
最後に一緒に思い出のステージに立てなかったのは残念だけど、また一緒のステージに立てるのを楽しみにしています。これからもお互い高め合って頑張りましょう。         指原莉乃」


指原はHKT48の支配人を兼務、北原は新設したNGT48のキャプテンというそれぞれ責任ある立場に就いているので、ファンとしては是非HKTとNGTがコラボした企画を2人で考えて実行してもらえればと希望している。

(注) 【出演メンバー】相笠萌・阿部マリア・石田晴香・岩佐美咲・北原里英・小嶋真子・小林香菜・後藤萌咲・島田晴香・下口ひなな・鈴木まりや・田野優花・永尾まりや・宮崎美穂・湯本亜美・横山由依(※休演予定の小嶋真子が一部出演に変更)

以上


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指原センター「ハロウィン・ナイト」初日売上100万枚突破(総選挙分析ライター)

2015-08-27 02:30:00 | 分析系 メンバー
指原センター「ハロウィン・ナイト」初日売上100万枚突破(総選挙分析ライター)


第7回選抜総選挙でトップに返り咲いたHKT48指原莉乃がセンターポジションで歌うAKB48の41枚目のメジャーシングル曲「ハロウィン・ナイト」が、8月26日より発売が開始され、初日の推定売上枚数は1,187,633枚とネットに発表された。「ハロウィン・ナイト」は初日時点で100万枚の売上を突破した。

AKB48のメジャーシングル曲で初日売上が過去100万枚を超えたのは、「フライングゲット」、「風は吹いている」、「真夏のサウンドグッド」、「さよならクロール」、「恋するフォーチュンクッキー」、「ハート・エレキ」、「ラブラトールレトリバー」、「希望的リフレイン」、「僕たち戦わない」の9曲あり、「ハロウィン・ナイト」で10曲目となる。

総選挙曲では指原が第5回目の総選挙でトップとなった時の「恋するフォーチュンクッキー」の初日売上が1,095,894枚で過去最高だったが、「ハロウィン・ナイト」はそれを91,739枚上回り、総選挙曲では歴代最高売上となった。

指原は昨日自身のTwitterで
「ハロウィン・ナイトが、初日ミリオンを達成しました!歴代最高だそうです!😭ありがとうございます! たくさんの方に愛される曲になるといいな😯✨」
との感謝のコメントを出している。

なお、前年の同じ総選挙後に発売された「心のプラカード」よりは+315,710枚多かった(136%)。


<「ヘビロテ」以後メジャーシングル曲初日売上>
・ ・ 曲名・・ ・ 初日売上 0 比率 ・ 比率 ・ センター
17 ・ ヘビロテ ・ 0340487 ・ 100 ・ 23 ・ 大島優子 (第2回総選挙曲)
18 ・ ビギナー ・ 0568095 ・ 167 ・ 39 ・ 前田敦子
19 ・ チャンス ・ 0471242 ・ 138 ・ 32 ・ 内田眞由美 (第1回じゃんけん大会曲)
20 ・ 桜の木に ・ 0655344 ・ 192 ・ 45 ・ 前田敦子
21 ・ エビカツ ・ 0942475 ・ 277 ・ 64 ・ 前田敦子 (総選挙投票券付)
22 ・ フラゲ・ ・ 1025952 ・ 301 ・ 70 ・ 前田敦子 (第3回総選挙曲)
23 ・ 風吹・・ ・ 1045937 ・ 307 ・ 71 ・ 前田敦子
24 ・ 上マリコ ・ 0959280 ・ 282 ・ 65 ・ 篠田麻里子 (第2回じゃんけん大会曲)
25 ・ GM5・ ・ 0966529 ・ 284 ・ 66 ・ 前田敦子
26 ・ 真夏・・ ・ 1170554 ・ 344 ・ 80 ・ 前田敦子 (総選挙投票券付)
27 ・ ギンガム ・ 0906617 ・ 266 ・ 62 ・ 大島優子 (第4回総選挙曲)
28 ・ UZA・ ・ 0884602 ・ 260 ・ 60 ・ 大島優子、松井珠理奈
29 ・ 永遠プレ ・ 0840043 ・ 247 ・ 57 ・ 島崎遥香 (第3回じゃんけん大会曲)
30 ・ So long・ ・ 0817530 ・ 240 ・ 56 ・ 渡辺麻友
31 ・ さよクロ ・ 1450881 ・ 426 ・ 99 ・ 渡辺麻、島崎、大島、板野友美 (総選挙投票券付)
32 ・ 恋チュン ・ 1095894 ・ 322 ・ 74 ・ 指原莉乃 (第5回総選挙曲)
33 ・ ハトエレ ・ 1020800 ・ 300 ・ 69 ・ 小嶋陽菜
34 ・ 鈴懸・・ ・ 0916912 ・ 269 ・ 62 ・ 松井珠理奈 (第4回じゃんけん大会曲)
35 ・ 前しか・ ・ 0970413 ・ 285 ・ 66 ・ 大島優子
36 ・ ラブレト ・ 1462156 ・ 429 ・ 99 ・ 渡辺麻友 (総選挙投票券付)
37 ・ ここプラ ・ 0871923 ・ 256 ・ 59 ・ 渡辺麻友 (第6回総選挙曲)
38 ・ 希望的リ ・ 1017160 ・ 299 ・ 69 ・ 宮脇咲良、渡辺麻友
39 ・ GF・・ ・ 0860269 ・ 253 ・ 58 ・ 柏木由紀、小嶋陽菜
40 ・ 僕戦・・ ・ 1472375 ・ 432 ・ 100 ・ 島崎遥香 (総選挙投票券付)
41 ・ ハロナイ ・ 1187633 ・ 349 ・ 81 ・ 指原莉乃 (第7回総選挙曲)

37 ・ ここプラ ・ 0871923 ・ 100
41 ・ ハロナイ ・ 1187633 ・ 136
(注)「ヘビロテ」の売上を100としたとき「ハロナイ」は349。
昨年同時期の「ここプラ」を100としたとき「ハロナイ」は136。
過去初日売上が一番多かった「僕戦」を100としたとき「ハロナイ」は81。

以上


指原センター「恋チュン」初日売上100万枚突破 130821

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アイドルの様式美、安島菜々の右手手のひら(ナッキー)

2015-08-26 22:21:07 | アイドル論
アイドルの様式美、安島菜々の右手手のひら(ナッキー)

こちらの記事で、「人間ではない、人形のアイドルが見たい」と書きましたが、もちろん、
人形のアイドルロボット・アイドルサイボーグを見たいのではなく、
人形のようなアイドル、人形に見える人間(女の子)を見たいのです。

AKB48・ももクロに代表されるダンスアイドルは、あんなに動いてしまうと、人形ではなく人間に見えるので、私にとっては、それだけで、アイドルらしさを失ったアイドル。

ライブアイドルで、最もアイドルらしく見える(人形のような)アイドルは、安島菜々。
Barbeeなる四人組アイドルで歌う時は、ダンスもあり、大きな振り付けもありなので、人形らしさは減りますが、ソロとしてライブで歌う時は、昔のアイドルを見ているよう。

今日も、川崎で、ソロライブ見ました。いつもはミニスカートの安島菜々が、今日は浴衣(ゆかた)姿。
いつものライブでは、頭から足のつま先まで見られる距離からステージを見て、人形のような足の美しさに見とれてしまうのですが、今日は浴衣に隠れて足は見えません。

マイクを左手に歌う安島菜々。右手でリズムをとり、右手の動きのみがふりつけ。
これが魅力的。特に、ふりつけで動かした右手の手のひらを開いて、胸(首と胸の間)にそえるところ。

アイドルの様式美、ここにあり。

打者野村克也(元南海ホークス)が、投手稲尾和久(元西鉄ライオンズ)に、「世間では稲尾の決め球、最も得意とする変化球はスライダーだと言われていたが、本当はシュートだった」と指摘し、稲尾がうなずいたという逸話を思い出す。
安島菜々の魅力は、足の美しさだと評価してきたが、本当は右手にあると、浴衣姿で歌うライブを見て、ようやく気がつきました。

ナッキー

安島菜々、過去の記事
シュルエットだけでも、魅力的なのが、アイドル(ナッキー)
可愛いだけなら、歌うアイドルでなくても、芸能界には大勢いるでしょう。
美人なら、アイドルよりも、女優、 かっこいいなら、アイドルよりも、モデルに多いでしょう。
アイドルの本質的な魅力は、可愛い、美人、かっこいいとは違う
たくさんの歌うアイドルを見て、時には、シュルエットだけでも、魅力的だというアイドルに、出会います。
体全体からアイドルらしさを発散している、
例えば、振り付け、手の動き、顔の傾け方
例えば、歌のリズムに合わせた足のステップ

アイドルの歌を現場でしか聴かなくなって、ライブで聴く歌に力が入ります(ナッキー)
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『太陽ノック』他.初聴き感想(ピーナッツ)

2015-08-26 20:31:49 | 分析系 曲
『太陽ノック』『もう少しの夢』『制服を脱いでサヨナラを・・・』… 最初、そのタイトルだけ、ガッツリと目に入ってしまってたせいで? なんか、違うのを連想してしまっていたよ。まあ、ドンピシャ時期だったってのもあるわね。
つまり、それは、「千本ノック」「もう少しの夢 ~遥かなる甲子園~」「ユニフォームを脱いでサヨナラを・・・」的なね…。
で、そんな状態で、今年の準決勝,決勝を観戦。
球場内では、(開場から試合開始までの数時間 & 第1試合と第2試合の間で)ずっと、ず~っと、大会歌,Superflyの「熱闘甲子園」テーマ曲,「高校野球100年の歴史」みたいな 過去の感動VTRとともに、(BGM? 箸休め? とにかく、小休憩的に)NMBの『ドリアン少年』も流されてる。
もう、甲子園…2日間で、何十回 聴いたことだろう? ものすごい、ヘビーローテーション具合だったよ。
ただ、僕、準決勝の朝8時(開場7時)には、もうすでに、こう思ってたな…
″あ!こっち(『ドリアン少年』)じゃねぇな…


『太陽ノック』
…こないだ聴いた曲(『太陽ノック』)の方だな!″と。『太陽ノック』の方が、甲子園に映える…ってさ。
また、そっと 思い出してみると、歌詞の内容も結構合ってるよな?…と。どっちともとれる…どうとも解釈できる…あの感じ、あの感じだ。それは、「ノック」も「Grab」も「情熱的」も…てか、もう全部だな。
昔、箕島高校の尾藤監督が、監督を退く際、″ノックが出来なくなったので(体調が理由)、監督を辞めます。子供たちとの大切な会話の時間なので…″って言ってたことを なんか 思い出してた。
でも、たぶん、この曲でも、「ノック」… ここから広げてほしい!って思う、作り手側の気持ち…あったと思うんだよね。1番わかりやすいしね。
で、その場合、ノッカーってのは、「太陽」でも、「親友」でも、「見知らぬ人」でも、別に、誰でもいい…何でもいいんだ。
″思い立ったが、吉日!″って、思えることだけが、実は、重要で、キッカケめいたこと(理由)は、別に、自然に…でも、(自分の中で)半ば強引に…でも、人のせいにしても、全然いい。
で、乃木坂は、そんな 8月の「アツさ」を表現しよう!と…しれっとね、表現。そして、「アツさ」あっての「寂しさ」も同時にね…。″「アツさ」「激しさ」…(恥ずかしかったら)とりあえず、夏のせいにしときなよ!″的な逃げ道積極性とともにね。これは、そういう応援歌なんだと思ったりしている。
あと、これ、僕の感覚だけど、この曲をAKBが歌うと、「激しさ」9,「寂しさ」1 …みたいな感じになると思うんだな。
でも、乃木坂の場合はね、7,3 … かな? たぶん、それぐらい…そんな印象の曲に仕上がってると思う。比べた場合はね。
まあ、好み好み。どっちが?ってことじゃない。個性個性。丁度良さは、人それぞれ…。

ま~、とにかく、こっちの曲(『太陽ノック』)の方で、早稲田実の…関東第一の…仙台育英の…東海大相模の試合前ノックとか見たかったな。こっちで、内野のボール回しとか見たかったな。
おそらく、『太陽ノック』ってのは、甲子園の雰囲気に スッゴく似合ってる曲だよ。
別に、大阪だからって、NMBの『ドリアン少年』…変な 気ぃ遣わなくていいのに…って思ったな。すごく思った。


『もう少しの夢』
メロディー,歌詞…そうでもないかな?と。
「最後まで」「絶対」「今までの私と違う」「たった一つ」「今度だけ」… これだけのラインナップを揃えても、なんか…″弱い″気がするんだよね。
でも、軸のベースライン…そのピアノとギターのブレンド具合は、素晴らしいと思ったんだ。ワンセットとしてのその配合だよね。そこで生み出されているアンソロジー感…。上モノが、イマイチかな?
とにかく、編曲の土台は、とってもいいだけに、なんか…もったいない感じがした。
昔、FUNKY MONKEY BABYSの曲に『あとひとつ』ってのがあったけど、あれって、たぶん、(メロディー的にも 歌詞的にも)「ひとつ」推しだったのが、良かったような気が すんだよね。「あと一粒の涙」「あとひとつの坂道」「ひとつだけの夜」… この部分を とにかく印象的に!という…ピンポイントの作りだよね。
この曲は、なんか(いろいろと)散らばってるような気がするよ。正直、「少し」を もっと強烈に、しつこく、かつ、もっとドラマチックに登場させたったら…とか思ったよ。集中集中。
静かだけど、″強い″って、あるからね。
あと、(たしか?)この曲を歌ってる子… 前は、結構やるな…とか 思ってた記憶あるけど、今回は、そんな良くない…というか、あんま…ノっていない気がする。ま、本人に聞かにゃ分からんけど…。
あと、「努力は報われる」って言葉…だよね。
これは、AKBでは、高橋みなみが発した言葉でもあるから、特別なモノであることは、ま、分かるんだけど、実際は、微妙な言霊だ。特に、AKB世界ではね…。
同じ「努力」を扱った言葉でも、あっちの方を もっと使ったら?とか 思ったりすることがあるよ。無理かな~? いや、でも、新しいモノが生まれるんじゃないかな~?ってさ。
それは、松井秀喜さんの父親が、幼き松井少年に贈った言葉…「努力できることが、才能である」だ。
そっちテーマ…ガッツリの曲も聴いてみたいな。
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P.IDL、定期公演を初観戦(ナッキー)

2015-08-24 22:18:23 | 現代のアイドル
P.IDL (ぴーあいでぃーえる)、定期公演を初観戦(ナッキー)

毎日のようにアイドルの現場で鑑賞中なるもブログ記事を書く時間と体力がない。P.IDLファンの方から、「ライブを観に行けないけど、ナッキーさんの感想が聞きたい」との依頼を受け初観戦。依頼に基づきレポート。

AKB48:コンセプトは、会いに行けるアイドル
P.IDL:コンセプトは、働くアイドル

AKB48:秋葉原で常設シアター、毎日公演。
2時間弱、MC長い、ゲストなし、椅子席+立ち見。
P.IDL:表参道のライブハウスで、毎週月曜日公演。
1時間45分、MC短い、ゲスト5曲、全席立ち見、最後列に5席だけ椅子。

AKB48:16人のステージ。多彩な衣装、一公演で全体曲5、ユニット曲5、合計10種類
P.IDL: 15人。制服風の衣装一つ。白いスニーカー。靴下基本はひざ下紺。赤のチェックスカートとネクタイは(多分)15種類、白い半袖(一部長袖をまくっていた)

AKB48:ダンス経験ない子がレッスンを受けてステージで披露。中には、明らかにダンス苦手なメンバーがいる。(佐々木優佳里、朝長美桜)
P.IDL:ダンススクールの子たちが、ダンスだけでは客を呼べないから、手段としてアイドルをやっている感じ。
AKB48等のアイドルのダンス上手を「キレがある」と評するが、それはメンバー誰かのダンスが目立つということ。
一方、P.IDLのダンスは、リズム感が「アイドルっぽくなく、ビートがききすぎ」で誰かが目立つという感じがない。その結果、佐々木優佳里や朝長美桜のような、ステージに立つだけでアイドルとして輝く子はいなかった。

AKB48:基本黒髪、例外的に茶髪の加藤玲奈がいると醜く(アイドルらしくない、という意味)見える。
P.IDL:働くアイドルなので高齢なのか、茶髪率50%、黒髪だけど少し色つき25%、純粋の黒髪25%。黒髪というだけで、注目してしまい、可愛く見える。全般的にルックスは地下アイドルとして普通(AKB48と比較すると、かなり落ちる)

AKB48:多彩な曲。
P.IDL:前半のダンス曲はつまらなかったが、後半は歌謡曲風にリズムがついた感じでよかった。
知らず知らずに誰かを傷つける前に、僕らに愛を下さい とはメッセージか
朝がくると苦しくなる(ほど、あなたを愛してる)
恋に落ちるにはいいシチュエーション、恋愛シミュレーション とは韻を踏む。

AKB48:もう一度見に行きたい、何度でも見たいが、当選しないので、申し込む気力が続かない。
P.IDL:ソロライブもう一度行くことはない。P.IDLは悪くはない出来だが、他に見たい魅力的なアイドルがたくさんいるから。10分前の入場で前の方で観ることができた。途中で最後列椅子席へ。

毎日専用劇場でライブ:AKB48、仮面女子
毎週ライブハウスで定期公演:P.IDL、Ange☆Reve(確実に毎週ではない)RYUTist(確実に毎週ではない)
毎月wallopで公開放送:loop、メグリアイ、こけぴよ、Barbee

AKB48のような大人数のアイドルが定期公演とは、P.IDL以外にはいるのでしょうか。
レポーターは、ナッキーでした。
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習近平Xi Jinping、江沢民Jiang Zemin、拘束、軟禁、逮捕?天安門事件、目撃者(ナッキー)

2015-08-24 07:14:10 | 注目の記事
習近平Xi Jinping、江沢民Jiang Zemin、拘束、軟禁、逮捕?天安門事件、目撃者(ナッキー)

習近平Xi Jinpingが江 沢民Jiang Zeminを拘束したという8月22日英文報道を読んで、

“placed under control,” meaning that their freedom of movement has been temporarily restricted.と書いてあり、拘束であるが、逮捕とはいえない

AKB48のことが頭の中の私は、天安門事件が再評価され、「目撃者」が中国でも歌えるようになる、と妄想した。
「目撃者」が天安門事件を歌っているというのも妄想、
中国政府が「目撃者」を禁止しているというのも妄想。過去記事を再録。ナッキー

次に引用した記事を含め「目撃者」に関する記事をまとめ

「目撃者」は、AKB48初の政治メッセージソングか 「ベルリンの壁」映像の解釈(ナッキー)
2010-08-25 20:56:40 | 分析系 曲

一つ前の記事で、「目撃者」は、メッセージソングであり、プロテストソングであり、政治性のある歌だと論じました。

では、この曲は、AKB48初の政治メッセージソングなのでしょうか。

当ブログ内を検索したところ、ときめき研究家さん記事では、
『Glory Days』: 特徴的なのは2番で、戦争と平和に目を向けている。KCさんは唐突と言うが、今時の若者でも、少しくらい世界情勢に目を向けるのはおかしくない。
『誰かのために』では「愚かな戦争をニュースで観るより声が届くように私は歌おう」と歌うことで少しは世界を変えようという意欲を示していた。これはありがち。
『街角のパーティー』では「肌の色だって言葉の壁だって宗教だって関係ないよ・・・・・これがほんとのピース」と、街角の放水ごっこに過大な効果を期待している。「宗教」という言葉の使用は、「政治」より更に珍しい。
『Glory Days』の「世界中の人たちを幸せにするその理想にはあまりに僕は無力と知って」とは、あまりにドンキホーテ的な挫折だが、共感はできる。でもそこで「誰かヒーローになる日を待った」のにはがっかり。そして、歌の主人公自身もそんな自分にがっかりしているのだ。

KCさん記事では、
「誰かのために」は、人間は、誰かとともに、誰かのために生きている、一人で生きていけない という曲でテーマは「愛」である。「誰かのために私ができることは、争いをなくすために、歌うこと」という文脈だが、曲全体からすると、この部分だけが、異質で、唐突。

「わがままな流れ星」は、大人になってしまった私だけど、子供の頃に信じていたことを今でも信じていたい、というテーマ。
「美人になれるように」祈っている女性が、「サンタクロースがパパであることを知った」ことと、洗脳教育を結びつけて語るのが唐突。
歌詞を忠実に解釈すると、サンタクロースの秘密を知ることは、大人の知恵がついたことであり、大人の知恵をつけるのが教育の目的であり、成果だから、それを私は肯定するという意味。

「Glory Days」は、やるせない青春を輝かせるためには、どう生きるのがよいのだろうか、その答えが出ない、だから、もっとジタバタしながら、自分で生きていくしかない、
と悩みながら最後には、決心している歌である。
その中に、他人を幸せにする力は自分にはない、というメッセージは、唐突に聞こえる。ここ以外の歌詞は自分について語っているのに、ここだけが他人について触れているから。
「誰かヒーローになる日を待った」という歌詞は、エイリッヒ・フロムが「自由からの逃走」で、「人間は自由を得ると不安になり、判断を他人に委ねてしまう。」に通じる。公共の善を実現する手段を、自分で都度判断するのは苦しいので、政治的カリスマ(この曲ではヒーローと表現されている)に全面的に委ねて、思考を停止する。

分析の結論として、

いずれの曲も、政治を語らなくてはならない、芸術的必然性がない、つまり、唐突なのである。そして、政治的歌詞がなくても、曲は成立する。
通常、世の中で歌われている政治メッセージソングは、メッセージが中心で、曲は手段にすぎないし、多くは付けたしである。
秋元康は、逆に、アイドルが歌う曲を中心にして、政治メッセージを付けたしに使っている。    (引用はここまで)


私は、曲の最初から最後まで、メッセージをこめた歌は、これまでAKB48にはなかったと思います。
よって、「目撃者」は、AKB48初の政治メッセージソングであると、当面は位置づけておきます。(有力な反証がでれば、撤回しますが、『誰かのために』『Glory Days』は違うと判断しました。)


「目撃者」の歌詞  「目の前の偽りを、見過ごすわけに、いかない」「けして目をそらさない。今起きた出来事を・・・伝え」によると、目の前で起きていることは、政治的弾圧と解釈するしかありません。


ドイツだったら、東ドイツから西ドイツに自由を求めて、ベルリンの壁を乗り越えようとして殺された人、
チェコだったら、プラハの春の後のソ連軍の介入
韓国だったら、光州事件
中国だったら、天安門事件 
 
これらが、「目撃者」で歌われている見過ごすわけにはいかない場面であり、シアターで流れた、ベルリンの壁の解放は、勝利の場面であり、歌詞と一致していません。

日本人の私でも、天安門事件を連想しましたので、この曲は、現在の政治体制の中国では、放送禁止になると思います。
1曲だけの放送禁止ならいいのですが、「目撃者」はセットリストのタイトルですから、公演からはずすわけにはいかないので、中国に、AKB48というフォーマットを輸出(ライセンス供与で、BJN48、SHG48 を現地で売り出そうと)する時に、このセットリストは公演できません。
それどころか、こういう曲を歌うAKB48そのものが、中国出入り禁止となるかもしれません。

そういう事態を防ぐために、天安門ではなく、ベルリンの壁を歌ったものだ という準備された釈明が、あの映像   昨日まではこう思っていました。しかし、

今日、昼寝さんから頂いた 聞き取り歌詞 を読んで、
この歌詞では、ベルリンの壁の映像を流しても、中国では、歌えない と思い直しました。

売れていない歌手なら、当局も関与しませんが、中国でのAKB48の人気は、当局の管理の視界には入るでしょう。それも分かった上で、作詞しなのでしょう。その方が面白いという遊び心で。

阿木曜子が、NHK放送禁止(歌詞改変)になると確信犯で、「プレイバックPart2」を書いたように。

SDN48のチェン・チューがこの曲を演じることを、夢想してしまいました。(明日は、SDN48当選して、見に行きます。)

ナッキー
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博多座「指原莉乃座長公演」8/22昼ライブヴューイングを見て(総選挙分析ライター)

2015-08-23 17:00:00 | 分析系 メンバー
博多座「指原莉乃座長公演」8/22昼ライブヴューイングを見て(総選挙分析ライター)


8月15日(土)から始まった博多座での「指原莉乃座長公演」のライブヴューイングがあったので8月22日(土)の昼の部を映画館で見てきた。

参考<博多座開催日時>
8月15日(土) 開場16:00/開演17:00
8月16日(日) 開場11:00/開演12:00
8月16日(日) 開場16:00/開演17:00
8月17日(月) 開場16:00/開演17:00
8月20日(木) 開場16:00/開演17:00
8月22日(土) 開場11:00/開演12:00 ←ライブヴューイング視聴
8月22日(土) 開場16:00/開演17:00
8月26日(水) 開場12:00/開演13:00
8月26日(水) 開場17:00/開演18:00
8月27日(木) 開場11:00/開演12:00
8月29日(土) 開場11:00/開演12:00
8月29日(土) 開場16:00/開演17:00
8月30日(日) 開場11:00/開演12:00
8月30日(日) 開場16:00/開演17:00
8月31日(月) 開場11:00/開演12:00

この春に行われた明治座の公演は4/11(土)の昼の部を見ている。明治座での公演は大変印象深かったのでもう一度見たいものだと思っていたら、運営の味な計らいで博多座での公演をライブヴューイングしてくれたのは大変うれしかった。
明治座「HKT48指原莉乃座長公演」まとめ 150425

筆者のようなライトファンにとっては会場に行って喧騒の中で米粒みたい小さく見えるメンバーを立って見るより、映画館で静かに座ってしっかり観賞するほうが性に合っている。

4/11の明治座は2階席中断だったのでメンバーの些細な表情はほとんどわからなかったが、今回のライブヴューイングでは非常に細かなところまでハッキリ見ることが出来て大満足だった。ライブヴューイングの良さはまさにこの点だろう。


さて、公演だが明治座では出演していなかったが、今回の博多座から出演していたメンバーが2人いてそれは秋吉優花と神志那結衣だった。2人とも豊臣秀吉の側近という役柄で出番も多かった。秋吉は持ち前のユーモアある演技をしっかり披露して観客の笑いを取り、神志那は天草四郎時貞のような衣装を着て石田三成の役を男前で凛々しく演じていた。2人とも存在感があった。

参考<出演メンバー>
座長:指原莉乃、秋吉優花・穴井千尋・今田美奈・植木南央・多田愛佳・熊沢世莉奈・神志那結衣・兒玉遥・坂口理子・田島芽瑠・朝長美桜・松岡菜摘・宮脇咲良・村重杏奈・本村碧唯・森保まどか・矢吹奈子

ほかに見ていて目を惹いたメンバーは、キャプテンの穴井と本村が可愛くなっていた。本村のキレのあるダンスは見応えがあった。多田と村重がスリムになり綺麗になっていた。公演に合わせて減量をしたのかも? 今田はどことは言えないが存在感があり目が行った。田島は天真爛漫で明るかった。声量があり声が響きわたっていた。朝長はちょっと肥えたのかまるまるしていたがそこが可愛さを増しているような気がした。兒玉の綺麗さは磨きがかかってきて輝いているようだった。

矢吹は口が達者になり指原も手を焼いているようだった。頭の回転が速そう。植木はMCで指原からアンチ攻撃(指原は植木にだけ声をかけない、ハイタッチしない)を受けていることをバラされたが、うまくかわしていた。MC対応が上手になっていた。宮脇の歌は明治座の時よりかなり進歩していた。聞き取りやすくなり、声量も増していた。相当練習をしたのかもしれない。

最後に座長の指原は、博多少女歌舞伎の演技も第2部のライブも落ち着いてこなしていて安定感が抜群で貫録があった。安心して見ることができた。明治座に出演したときよりも可愛さは増し、さらに綺麗になっていて年齢相応のエレガントさも出ていた。総選挙でトップに返り咲き精神面で充実しているのかもしれない。いよいよ”HKT王国”の「女王」の風格が出てきたようだった。

なお、第2部のライブのセットリストは以下のとおりで、明治座の時に歌われた「会いたかった」が「12秒」に、「恋チュン」が「ハロウィン・ナイト」に変わっていた。

1 川の流れのように / 指原莉乃
2 フライングゲット
3 Baby! Baby! Baby!
4 制服が邪魔をする
5 今度こそエクスタシー
6 君の名は希望 / 指原莉乃・宮脇咲良
7 風は吹いている
8 overture (HKT48 ver.)
9 スキ! スキ! スキップ!
10 桜、みんなで食べた
11 12秒
12 あなたがいてくれたから

アンコール
13 ロックだよ、人生は…
14 ハロウィン・ナイト
15 メロンジュース


以上

<参考ニュース>
HKT48指原莉乃座長、博多座凱旋公演が開幕 2015-08-15 20:30 オリコン
HKT48指原莉乃座長公演 地元・博多で凱旋スタート 2015-08-15 20:32 東スポ
指原莉乃 HKT公演新キャストを紹介 14歳でオヤジ役 8月15日(土)20時46分 デイリースポーツ
指原座長の凱旋公演スタートも兒玉遥がキスシーンに困惑! 8月16日(日)6時12分Webザテレビジョン

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乃木坂46『太陽ノック』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2015-08-21 21:09:08 | ときめき研究家
以前にも書いたが、乃木坂46の曲は、透明と言うか、つかみどころがないと言うか、この曲はこんな曲と自分の中ではっきりと把握して、感想を書けるようになるまで時間がかかった。それが乃木坂46の個性なのかもしれない。

『太陽ノック』。
シングル表題曲のこの曲だけは、輪郭がはっきりしていて、すぐに覚えられる曲だ。AKB48の初期のシングル曲のような雰囲気だ。「一人きり閉じこもってた」というメロディは『会いたかった』の「好きならば好きだと言おう」に少し似ている。
曲名から、ソフトボールを扱ったドラマの主題歌だから、守備練習の「ノック」のことかと思った。「火の球ノック」的な、激しい打球を浴びせる歌かと思ったが、そうではなかった。夏の太陽が引きこもりの子のドアを「ノック」する歌だ。「夏だからやっちゃおう」という『真夏のFree & Easy』とも共通するテーマだ。

1番のギラギラ輝く真夏の太陽が乱反射している所は、『直角Sunshine』を思い出させる。
一転して2番では「光輝いてもやがて夏は過ぎ去って行く」という夏の終わりの感傷を匂わせていて、それは『ギンガムチェック』を思わせる。
激しさと寂しさ、その両者が併存しているのがこの曲の特徴だ。
「未来とは今が入口」は、『未来とは?』の「未来とは一秒後」に通じるテーゼ。まだ他の曲にも似たようなフレーズがあった気がする。
「不安な雲も 切ない雨も」という天候の擬人化は、『君のことが好きだから』『心の端のソファー』『夕立の前』などにも見られたレトリックだ。
そういったAKBグループのテイスト満載なのに、どこかまだ薄味な気がするのは、やはり乃木坂48の持ち味か。
ラストの歌詞は「Grab a chance」(チャンスをつかめ)。ソフトボールのグローブを意識しており、やはりドラマと関係があった。

『無表情』。
カップリング曲の中で一番気に入ったのはこの曲。
生田絵梨花と松村沙友理が歌っているようだ。2人の声質が違うのではっきり聞き分けられ、楽しい。生真面目な生田と、ちょっととぼけたような松村。いいコントラストになっている。(島崎と横山ほどの凸凹ぶりではないが)
また、歌詞が面白い。「女の子の親友ってメンドクサイ」「男の子のアプローチって回りくどい」といったあけすけな本音を歌っていて清々しい。そんな周りから自分を守る「無表情」というバリアを誰かに破ってほしいという願望を歌い、綺麗にまとまっている。

『魚たちのLOVE SONG』。
非常に抽象的、暗示的な歌だ。何もない水の中でも、魚たちは歌を歌い、意志を通じ合っている。自分も孤独な世界の中で愛の歌を歌い続けていたい。そのような意味だろうか。
神秘的なメロディに無色透明な乃木坂46の歌唱がマッチして、独特の後味が残る曲だ。

『制服を脱いでサヨナラを・・・』。
AKBグループにとって制服は重要なアイテムだ。『制服アイデンティティ』『制服レジスタンス』『JK眠り姫』『女子高生はやめられない』『最後の制服』『カメレオン女子高生』など、制服を歌った曲は多数あり、いずれも制服には魔法の力がある前提となっている。
『制服を脱いでサヨナラを・・・』もその1曲。しかし、この彼女は敢えてその制服を足枷と考えていて、積極的に脱ごうとしている。「制服を脱いで自由になろう JKの特権にサヨナラ イノセントな鎖など必要ない」と一刀両断で小気味よい。

『もう少しの夢』。
西野七瀬のソロ曲。前田敦子のカップリング曲にあったような、アンニュイなメロディだ。
歌詞は、同じ西野七瀬のソロ曲『ひとりよがり』の続編のような歌詞だ。『ひとりよがり』で、夢のために恋人と別れて旅立った彼女が、やがて挫折しそうになるが、もう少し頑張りたいと歌うのが『もう少しの夢』だ。
「努力は報われる」という、高橋みなみの名文句を引用されている。

『別れ際、もっと好きになる』。
恋人との別れ際に、まだ一緒にいたい気持ちをシンプルに歌っている。
大袈裟なアレンジと陰鬱な歌唱で、あまり繰り返し聴く気になれない曲だ。

『羽根の記憶』。
10年後の自分に思いを馳せ、未来の可能性は無限にあると歌っている。
空は飛ぶためにある、鳥は自分からは篭に入らない、自分の背中にも見えない羽根があるんだ、そういう三段論法ではないが、ややわかりにくい理屈を展開している。
『制服の羽根』とは全く関係がない。
コメント (1)
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21人目(ナッキー)

2015-08-20 18:18:52 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
21人目(ナッキー)

今日は、女神座の初日、お芝居を見に行きます。

前回見たのが、7月11日、感想、山川ひろみサイン

アイドルが出演する面白いお芝居を、探し求めては見にいきますが、女神座はナッキーにとって最大のヒット。でも、公演数が少なく、一年に一回?
今年の調子で、頻繁に公演お願いします。

7月公演は、入場券に握手権利あり、参加しました。
メモ帳に、山川ひろみにサインしていただきました。

安い、粗末なメモ帳なのに、「こんな大事なものに(サインして)よろしいのですか」と言われて、こちらの方が恐縮する一方で、次回サイン会の機会があったら、アイドリアンとして、本当に大事なものにサインしてもらおうと、本日はある写真を持参。

「21人目、山川ひろみ」

と写真の裏にサインもらい、表を見せて、その意味を知らせる。
これを実行する勇気あるのか、ナッキー。
今日、握手会権利がなかったら、ドキドキしないで観劇できる。ナッキー
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なっちゃん、新事務所決定!(ピーナッツ)

2015-08-14 23:00:00 | 平嶋夏海
フリー・・・ 。宙に浮いたカタチとなっていた…なっちゃん(平嶋夏海)。その新事務所が 決まったのだという…。
よかった、よかった。とりあえず、乾杯を…。本当にありがたいことだ。
さて、その事務所とは、「ワンエイトプロモーション」。2004年4月設立の、ま、比較的新しい事務所みたいやね。
方針は、″マルチな才能、それぞれの…″と うたっているみたいやけど、実質は、タレント・モデルを中心にやっていってる感じの事務所だ。
で、今現在のタレント数は、計32名(男性:2人,女性:30人)。まあ、中規模の事務所だな。
さて、なっちゃんが 新しくお世話になる…そんな「ワンエイトプロモーション」。(現在の)事務所のトップは?というと、
吉岡美穂さん(35)…主に、バラエティーで活躍中(夫・IZAMさんとのセット売りも)の人だ。
続いて、2,3,4番目は、
辰巳奈穂子さん(27),KONANさん(30),麻倉かなさん(26)…。いずれも、主戦場は、バラエティーだ。
で、なっちゃんは、写真の位置 & 順番から推測すると、5番手だな。
″ふ~ん、そうかぁ~ そうなのかぁ~″とか思いながら、ズラズラ~っと、今度は、後ろから(32番目から)″他には、どんな人 いんのんかな~?″って、ボーッと見をしてると、あっ!あ!あーー!って、見つけたよ。いや、見つけてしまったよ。
その人の名は、「市川直歩」さん。僕が、このところ…注目してた人だったんだよね。そして、″なっちゃん、こんな感じになっていったらいいなー″とか、密かに思っていた人。ちなみに、なっちゃんと同い年の23歳。基本的には、舞台 & 映画の人だ。
″あ、この事務所なんだ~!″と。
最近では、『痛快TV!スカッとジャパン』の「イヤミ課長」シリーズで、木下ほうかさん演ずる「馬場課長」とバチバチの対決。で、ラストには、一発逆転!豪快に成敗してしまう「玉ちゃん」としてお馴染みのキャラクター。正直、大活躍だ。
武器は、その演技力と圧倒的な美貌。そして、いざ勝負!に出る時に外すメガネ…からの~ ギャップ! そして、水戸黄門的な印籠感…存在感。彼女は、あっという間に、レギュラーみたくなっちゃった。
たぶん、なっちゃんは、この人を意識する(することになる)だろうな。だって、ズラッと見渡した中で、芝居中心の活動ってのも、明らかに彼女だけ。ぶっちゃけ、浮いちゃってるからね。
ライバルは、いた方がいい。しかも近くに…同い年。
てか、なっちゃんも あの番組(『スカッとジャパン』)に呼ばれないかな? だって、20歳前後…若い俳優さんたちの登竜門的な番組になっちゃってる部分あるしね。全滅惨敗のフジの中で、ここんとこ…唯一 成功してる番組やからね。
とにかく、なっちゃんには、ウッチャン(この番組のMC)に出会ってほしいんだな。
なっちゃん…いい事務所に入ったと思う。もう、さすがに、″AKBしばり″とか…ないやろうし、演りたい作品,なりたい人物… オーディション 受けまくってほしいな。受けさせたってほしいな。

ま、とりあえず、二杯目を…。
よかった、よかった。
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平均年齢84歳のアイドル(ピーナッツ)

2015-08-13 21:30:00 | AKB48
今まで、「○ ○ 48」… AKBに乗っかった企画グループってのを数多く見てきたけど、今日の朝の特集で やってたのは、いいな~!と思った。
シャレが効いてて、インスパイヤ… いやいや、超えちゃってる感が、スゴイ。もはや、モノマネじゃないんじゃないかな? なんか、そんな感じの…。
今さらだけど、こんなのなら、もっと増えればいいのに…とか 思っちゃったな。
とりあえず、プロフィール等の御紹介を。

グループ名:「KBG 84」(小浜島 ばあちゃん 合唱団の略)
メンバー:33人
平均年齢:84歳(最高齢は、97歳)
入団資格:沖縄在住の女性であること + 80歳以上であること(80歳未満は、研究生待遇)
キャッチフレーズ:「天国に一番近いアイドル」
Wセンター:山城ハル(97)…チャームポイント「真っ白な入れ歯」。目仲トミ(92)…チャームポイント「上半身が床と平行」。
デビュー曲:『Come on and Dance 小浜島』

朝イチの衝撃。とにかく、あそこまで やってると気持ちがいい。いや、逆に、あそこまでやらないと、パクリからインスパイヤにならない…のかも?
なんか、教えられたな…あのスゴい画に。
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指原莉乃 AKBINGO!「ハロウィン・ナイト」でAKB48のセンター(総選挙分析ライター)

2015-08-12 16:15:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 AKBINGO!「ハロウィン・ナイト」でAKB48のセンター(総選挙分析ライター)


昨晩(8月11日)のAKBINGO!にHKT48の指原莉乃が出演して「ハロウィン・ナイト」を歌った。指原のAKBINGO!の出演は昨年のラッキーガールランキング以来だと思うので随分久しぶりである。

そして今回披露した「ハロウィン・ナイト」のメンバーが非常に異色だった。指原以外は全てAKB48のメンバー。選抜メンバーで出演したのは指原のほかは渡辺麻友、島崎遥香、武藤十夢の4人。あとのメンバーは高橋朱里、加藤玲奈、岡田奈々、大島涼花、川本紗矢、谷口めぐ、込山榛香、小嶋菜月、中西智代梨、西野未姫、岩田華怜、山田菜々美らの若手。

このメンバーで指原がセンターで歌うと指原の貫録と大物感がハンパでなかった。

随分昔の話になるが、2012年6月の第4回選抜総選挙で指原が4位をとったときの上位は、1位大島優子(チームK)、2位渡辺麻友(チームB)、3位柏木由紀(チームB)。この年に前田敦子が卒業することが決まっていたので、前田卒業後のチームAのセンターに総選挙で一番上位になった指原がなるのではないか、と筆者はひそかに期待していた。

しかし、総選挙が終わって間もなくして文春にスキャンダル記事を掲載されて指原はHKT48へ移籍となり、指原のAKB48(チームA)でのセンターは残念ながら筆者のまぼろし(=夢)となってしまった。

ところが、昨日のAKBINGO!で指原が15人のAKB48メンバーの先頭に立って「ハロウィン・ナイト」を歌っているではないか。なんと夢が実現したのである。あれから3年たったが指原を応援してきてよかったなとつくづく思った。

「ハロウィン・ナイト」AKBINGO! 150811

以上

「ハロウィン・ナイト」 The music day 150704
「ハロウィン・ナイト」 FNS歌謡祭 150729
「ハロウィン・ナイト」

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あの作品と同じ…(ピーナッツ)

2015-08-11 12:55:00 | AKB48
ひろし,京子ちゃん,ゴリライモ + ぴょん吉…。のび太,しずかちゃん,ジャイアン + ドラえもん…。
僕、基本的には、構図等…あの作品と同じだと思っている。
あと、時は経っても、あんま関係性とか 変わらない…あの感じだよね。町ごと変わらない…というか、ノスタルジー…というか、三丁目の夕日…というか。
だから、ひろし = 寅さん…とか言われるのだと思う。
周りの人,関わった人たちは、彼らを見て、メッチャ 成長していくんだよね。だけど、本人は???って…。でも、実は、その ひろしも(ひろしなりには)成長してたりする。で、そのことを周りの人は、実は、感づいてる。口には出さない。
さて、これからの展開としては、僕、梅さんが、キーだと思っている。だって、彼は、ひろしの将来?でもあるからね。
まあ、前田敦子は、いいドラマに出させてもらっているな、と。1番の理由は、日テレだということ。皆まで言わない。単純に、1本の女優として、思いっきり演れてんじゃないかな?
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さくらんぼんBom、8月8日@池袋、8月10日@新宿(ナッキー)

2015-08-10 22:55:24 | 現代のアイドル
アイドルの現場には足を運んでいますが、夏の暑さと体力不足で、ブログ原稿が書けない日々が続き、
土曜と、今日、対バンライブで見た、さくらんぼんBom、あまりに素敵だったので、写真。

三曲のうち、一曲ソロを歌った「のの」さん。

ナッキーというペンネームは、榊原郁恵のドラマ「ナッキーはつむじ風」から。「のの」さん、庶民的な、素朴な、アイドルとしての素晴らしさは、榊原郁恵のデビュー当時を彷彿。

公式ツイッターの本日のステージ。半袖の衣装、普通の女の子っぽくて気に入りました。ナッキー
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