AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

こんな音楽番組が観たい(ピーナッツ)

2012-09-29 19:49:34 | AKB48
小さい頃、あれはマジのかぶりつき? 本当に一生懸命、観てたよ…音楽番組。
でも、ここ20年ぐらいは、"ふつう"に観るようになってしまったんだ…音楽番組。
その理由は、分かってる。

1990年代の後半、現在の音楽番組の…このスタイルを決定付けるような出来事が起こった。
それは、つまり、『HEY! HEY! HEY!』のトーク部分の視聴率が、歌部分の視聴率を上回ってしまったという事実。
そして、その開きは、大きくなるばかりで…。
別に、ダウンタウンが嫌いな訳じゃない。
むしろ、メッチャ好き。ただ、「音楽番組」が、好きなだけなんだ。
しかし、視聴率…そういった流れは止められない…。
かくして、"トーク番組(音楽付き)"の「音楽番組」(?)が、世の中の大半を占めるような流れになっていったと思う。
そして、そこに、新しいものなど…何もない。
例えば、『1番ソングSHOW』や『Music Lovers』(ともに、日テレ系)は、完全に、『夜もヒッパレ!』と徳光和夫さんが 過去にMCをしてた番組スタッフの残党…幻影?が やっている番組だし、そもそも、やべっちは、そんなに音楽…好きなのかな?
ゲストの音楽等…興味あるのかな?(『やべっちFC』/テレ朝系との比較)。
そういうの…メッチャ 伝わるんだ。

例えば、『ミュージック フェア』(フジ系)は、たしか、「シオノギ製薬」の一社提供で、あれだけ、いい意味での番組伝統(スタイル)があったはずなのに、右にならえ!… 以前までの "これでいいんだ! これがいいんだ!"って感じのオットコ前さ加減は、すっかり、影を潜め、MC : 恵 俊彰の まるでカンペを読んでいるかのような 「ザ・進行」と お笑いの悪い部分の側が出てしまっている「戦略的誘い笑い(誘導笑い)」…。
昔、お前、そんなじゃなかっただろ?って思う。
ホンジャマカの名作コント 「レンタル父さん」…。
相方の石塚英彦(石ちゃん)を " 受け身スタイルのまま追い込んでいき、絶妙なタイミングで 話をコントロールする" 天才…。
やっぱ、MCも、まずは、その人本来の持ち味を出さなければ、違うと思う。

例えば、『ミュージック ステーション』(テレ朝系)は、ランキング情報その他、そして、たぶん、ゲストのプラス1枠増?… このあたりから、番組の流れが、少し淡白になっていった気がする(昔との比較)。
で、何が変わったか?って、僕は、音楽大好き!タモリさんの自由度が減っていったように思う。
つまり、"今までに影響を受けたミュージシャンとかいるの?"…こういう聞く方も 聞かれる方も活かしていくタイプの質問(投げかけ?)が、明らかに減った。
同時に、僕のワクワクも減った。
ライヴ部分とトーク部分の完全二極化? その繋がっていない感じ…。
僕の好きな 昔の『Mステ』は、そんなんじゃなかった。
例えば、TBS系は、『うたばん』→『火曜曲!』…この間にあった、『世界なんちゃらかんちゃら』?(タイトル忘れた)が、完全に失敗してるのが大きいと思った。
どうしたいの?

時代は、本末転倒な音楽番組が 核となり、他番組は、それに傾倒していく。
そして、トーク部分専門のMCが 数多く誕生し、その人は、当日のゲストのライヴ撮りなど…見るはずもなく、そっちの活動は、さほど 興味とか…ない。
あ、タモリさんは、例外。
昔は良かったな~(懐古主義~)。だって、久米 宏さん, 黒柳徹子さん, 井上 順さん、あ! この人、この人にしよ…芳村真理さん。
この人、『夜のヒットスタジオ』のMCで、自分の専門分野である ファッションのことしか言わないの。
でも、この人、歌手の活動の本筋から離れることが、1度も無かった。とにかく、その日、目の前で見た パフォーマンスについての感想 & 質問だけ。
" あら~ 明菜ちゃ~~ん! 今日の お衣装 ステキ! このスエードの生地、あと、このラインも―…よく、これ、出せたね、曲とも合ってた。
照明とか、計算してたの? あら、やだ…。
あ、でも、ここね、私、この前、パリのショーで見たんだけど…"
この時の中森明菜の表情がね…。
僕、この時の彼女の心の底から嬉しそうな顔が忘れられないでいる。
そうだ! これだよ! 僕は、歌手…この表情が見たいんだ! けっして、"昨日、面白いことあったんです!" → " バカじゃないの?" とかから生まれてくる表情とは、全くの別…というか、質の違うもので…。
とにかく、僕は、歌手の人、もちろん AKBも そう…音楽本筋のところから出てくる笑顔とか、もっと、いっぱい見たいんだ。
作品を引っさげて、舞台に立つ人っていうのは、プライド…あると思うんだ。また、それを評価される怖さと(何があっても、そこに打ち勝つ)闘争本能は、必ず 持っている。
" カッコいいですね, カワイイですね, キレイですね" って、(表面)言われるよりも、"いい曲ですね!"…この一言の方が、10000倍 嬉しいはずなんだ。
絶対! だって、それは、全肯定なんだから…。
当然、その時のその人の顔は、スーパースペシャルなものになっているわけで…。
AKBの子…もしかしたら、そういうの…まだ見たことのない顔なのかもしれない。

ある日、突然、"『HEY! HEY! HEY!』が終わる "…と聞いて、昔、封印していた ある想いが、ムクムクっと復活してきた。
妄想音楽番組シミュレーション、妄想MC…。1組だけ、浮かんでる。桑田佳祐, モーニング娘。, ℃-ute…。
芳村真理さんとは、全く別のスタイルで、"あの日の中森明菜"と同じ顔を引き出した人。
(つづく)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チームBのファンよりは、元... | トップ | 9月20日 僕の太陽公演 研究... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

AKB48」カテゴリの最新記事