AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

AKBグループのアルバムが出ない。(ときめき研究家)

2019-06-30 13:13:36 | ときめき研究家
ほぼ1年に1枚のペースで発売されていたAKBグループのアルバムが出ていない。

2010年4月『神曲たち』。
2010年7月『SET LIST グレイテストソングス完全版 』
2011年6月『ここにいたこと』。(関連記事
2012年8月『1830m』。(関連記事1
2014年1月『次の足跡』。(関連記事1
2015年1月『ここがロドスだ、ここで跳べ』。(関連記事
2015年11月『0と1の間』。(関連記事1
2017年1月『サムネイル』。(関連記事1
2018年1月『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』。(関連記事

2019年も半分過ぎたが、AKBグループの退潮を象徴する出来事が続いている。
NHKの『AKB48 SHOW』が終わった。
選抜総選挙が今年は開催されなかった。
そしてアルバムも出ない。
こういうことを敢えて書くのは寂しくもあるが、厳粛な事実である。

アルバムを出さないのはどういう考えなのだろう。
ひと頃のような握手会の動員が見込めないからだろうか。チャート1位を獲得できそうにないからだろうか。それとも、乃木坂、欅坂、日向坂の楽曲を書くのに忙しくてAKBまで手が回らないのだろうか。

人気がピークを過ぎたのは間違いないが、だからと言って自らトーンダウンをしていてはファンもますます離れて行ってしまうのではないか。アルバムだけは毎回買っているという人もいるだろう。私も、期待値がだんだん下がってはいるものの、初収録の新曲は全て配信で購入して聴いている。

下半期に力作が発売されることを願っている。

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前田敦子主演映画『旅のおわり 世界のはじまり』を観る。前田ファンは必見。ネタバレあり。(ときめき研究家)

2019-06-23 08:34:48 | ときめき研究家
自分が試される映画だ。
この映画を気に入ったのか、気に入らなかったのか、自分でもよくわからない。
他人の評価は関係ない。他人がどう言おうと好きなものは好きだと言い切れる作品なら迷いがない。でもこの作品は自分がどう受け止めたのかがよく把握できない。一筋縄では行かない作品だ。

この映画をどんな映画と定義するかによって、評価が変わるのだろう。

1.前田敦子のアイドル映画として定義するなら、文句なしの満点だ。全編彼女が出ずっぱりで、様々な表情を見せてくれる。それがどれも魅力的だ。カメラが回っている時のレポーターぶりは、ステレオタイプなまでに完璧だ。反面、オフの時の挙動不審ぶりには本当にハラハラする。そしてその両方が、生身の前田敦子の素のイメージと重なり、演技なのかプロモーションビデオなのかわからなくなる。久々に歌も聴くことができた。ただ、AKB時代の個性的な歌唱法とは違い、ごく普通の歌唱だったのは残念。

2.ウズベキスタンを舞台としたロードムービーとして観ても、かなり良い出来栄えだと思う。幻の怪魚が棲むという大きな湖、街並み、市場、交通量の多い道路、首都の大きな劇場、険しい山脈などが、ストーリーの流れの中で自然に登場する。日本とウズベキスタンの歴史的な関わりもガイドによって語られる。主人公は現地の人々との交流を拒んでいるように見えるが、それでもいくつかの印象的なエピソードが生まれる。

3.ドラマとしてはいまひとつだと思う。主人公は、レポーターの仕事をソツなくこなしながらも、ミュージカル歌手になりたいという夢を持っている。東京湾の海上消防士の彼と付き合っていて、ウズベキスタンからも頻繁にLINEを交換している。現地の言葉も分からないのに、無鉄砲にフラフラとバザールに出かけて迷子になりかける。そういう主人公に共感できないから、ドラマの世界観にリアリティを感じない。撮影隊の4人はそれぞれ短時間ながら活躍の場面があるが、ドラマに厚みをもたらすまでには至っていない。これは、前田1人にスポットを当てた作品だからやむを得ないことだろう。

4.「黒沢清監督の最新作」として観た人も多いのだと思う。これまでに観た前田敦子出演作の中で、観客が一番多かった。おそらく大半が監督目当てだ。個性的な監督だということなので、ファンの目も厳しいのだろう。本作の評価は辛辣だったり激賞だったり、両極端に分かれるのではないか。私はそうではないので、その視点での評価はない。

私は、主に1.2.として観ていたが、3.も求めてしまったので、「よくわからない」という評価になってしまったのだろう。冷静になって考えると、たぶんそうだ。
ただ1つ、確信をもって言えることは、2時間ずっと集中して、前田敦子と一体になったような感覚で、ハラハラ、ドキドキ、たまにほっこりしながら観ていたということだ。

昔、これによく似た映画を1本観たことを思い出した。長澤まさみ主演の『ガンジス川でバタフライ』だ。当時の一言感想は「長澤まさみのプロモーションビデオ」、10段階評価は9点だった。
それと比較するなら、『旅のおわり 世界のはじまり』には10点を付けるに値する。


<これまでの前田敦子出演映画・ドラマの鑑賞記>
『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
『苦役列車』
『クロユリ団地』
『もらとりあむタマ子』
『さよなら歌舞伎町』
『イニシエーションラブ』
『ど根性ガエル』
『毒島ゆり子のせきらら日記』


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NHK朝ドラ『なつぞら』に渡辺麻友が登場。(ときめき研究家)

2019-06-09 14:08:47 | ときめき研究家
4月から放送されているNHKの朝ドラ『なつぞら』を、録画して毎日欠かさずに見ている。祖父役の草刈正雄が絶好調だった北海道編も良かったが、アニメーターを目指す東京編も面白い。
いよいよ6月7日(金)より渡辺麻友が登場した。ヒロイン広瀬すずの同僚の新人アニメーター役で、黒縁眼鏡をかけた真面目風の役柄のようだ。眼鏡姿は『さばドル』を思い出す。これからヒロインにどのように絡んで来るのか楽しみだ。

アニメーション制作会社では、一見怖い先輩役の貫地谷しほりがさすがの存在感を示している。また、広瀬の同僚としては彩色係の先輩役で伊原六花(元登美丘高校ダンス部キャプテン)がほんわかした可愛らしさを発揮している。そんな中、われらがまゆゆがどのように輝けるか期待したい。

『なつぞら』は朝ドラ100作目の記念作品ということで、非常に力が入っている。主演の広瀬すず起用もそうだが、主要な女優陣に軒並み歴代朝ドラヒロインを起用している。松島菜々子、小林綾子、比嘉愛未、山口智子、そして貫地谷しほりだ。豪華すぎてちょっと胸やけする気もするが、そんな中、朝ドラ初出演の渡辺や伊原などが、新鮮な魅力を出していってほしい。北海道編では福地桃子も良かった。

AKBグループ出身の朝ドラ出演は、『とと姉ちゃん』の川栄李奈、『ひよっこ』の島崎遥香以来3人目だと思う。川栄はその後多くのドラマに出演し、現在は大河ドラマ『いだてん』にも出演中。ヒロイン以外の役者にとっても登竜門であることに違いない。AKBグループのファン以外にはあまり知られていない渡辺の演技力、魅力が広く認められることを願う。

これまでの渡辺麻友主演作品
『いつかこの雨がやむ日まで』の感想はこちら
ミュージカル『アメリ』の感想はこちら
『サヨナラえなりくん』の感想はこちら
『戦う!書店ガール』の感想はこちら
『さばドル』の感想はこちら

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5月28日「指原莉乃11年ありがとう 大感謝祭」のセットリストに納得。(ときめき研究家)

2019-06-02 21:45:54 | ときめき研究家
当ブログの昔の記事で、「『タンスのゲン』CMはアイドル史上に残る秀逸なパフォーマンス。」という記事のアクセスが急増していた。何事かと思ったら、大感謝祭の最後の曲として披露されたとネットニュースで知った。

ネットニュースで大感謝祭のセットリストを見ると、なかなか興味深い曲が揃っている。
横浜の卒業コンサートが指原の歩みを振り返る内容だったが、そこには盛り込めなかった曲を漏らさず盛り込んだようだ。非常にマニアックな選曲になっている。

指原がバックダンサーとして初めて劇場公演に出た『純情主義』は、バックダンサーとして出演。
MVに2.5秒しか映らなかった『ヘビーローテーション』も、当時と同じ19位の立ち位置で。
バラエティタレントとしての基盤を築いた「笑っていいとも」のテーマソング『ウキウキWATCHING』。
HKT48のコンサートで初めて取り上げたAKBグループ以外の楽曲『ザ☆ピース!』。
指原自身が監督を務めたHKT48のドキュメント映画のテーマ曲『Chain of love』。
そして、横浜の卒業コンサートで発表した指原作詞のオリジナル公演のタイトル曲『いま、月は満ちる』。まだこの1曲しかできていないようだが、全曲完成して上演されるのが楽しみだ。
明治座公演で披露した『川の流れのように』は秋元康のリクエストだとか。

そして、アンコールの最後の曲として披露されたのが『タンスのゲン』だ。
タンスと踊るシュールなCMだったが、メンバー10名が躍動する素晴らしいパフォーマンスだった。「頭のおかしいHKTを見せましょう」と紹介したようだが、初めて起用されたCMの仕事はとても嬉しかったに違いない。私は当時も非常に気に入って記事も書いた。久々にユーチューブで観てみたが、今も全く色褪せないパフォーマンスだった。出演していたメンバー10名のうち、穴井、多田、指原が卒業。兒玉が休業中。宮脇は韓国。兒玉のキラキラした笑顔に複雑な気持ちになった。
今回、指原がタンスの中にマイクを仕舞ったのも、山口百恵や渡辺麻友を意識しつつもウィットに富んだエンディングだ。

アンリレとの『意気地なしマスカレード』は、結局ここでも披露されなかった。やっぱりあまり思い出したくない過去なのか。
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