AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ドラフトでのミス…1番悪いのは?(ピーナッツ)

2015-10-30 22:30:00 | AKB48
今回のドラフトでのミス…1番悪いのは、当然、日本プロ野球機構(NPB)だ。
理由は、″「選択権確定」か?否?を確認する義務を怠っている″から。インタビューとか、エエっちゅうねん!って話ですよ。ぶっちゃけ、ガッツポーズとかも どーでもいい。って話になると、真中監督も、あの時に、その「当たりクジ」を係のお姉さんに見せなければならなかったんだよね。
僕に言わせれば、大きな大きな不手際のNPBと、多少の不手際の真中監督。そして、″アニキ!一応、確認しよっか…″だ。
「当たりクジ」を確認することが、ドラフト会議を仕切る!って仕事。だから、あの時、NPBは、ヤクルトのテーブル行って~、阪神のテーブル行って~、ヤクルトに説明しに行って~、阪神に説明しに行って~…ってね。でも、それ、そこに時間がかかってしまい、残念ながら、インタビューの後に・・・なんだよね~。
止めとけ!っちゅうねん! いや、本来、どーでもエエねん、インタビューなんか…。
ただ、救いは、高山選手が、″何が起きるか分からないドラフトなので…″と大人の対応をしてくれたことだ。
実は、過去に、NPBは、同じミスを2度も犯している。まったく、人の人生や!っちゅうねん!って話だよ。
1回は、日本ハムに入った陽岱鋼選手のケース。どうしても、王監督と一緒に野球がしたかった陽選手。″やった!ソフトバンクだ!″と思った瞬間、王監督…それは、今回と同じパターンの早とちりだった。″日本ハム?″…あの時のうなだれた陽くんの顔を今も忘れない。
そして、もう1回は、ある意味、もっと悲惨だった。これも同じパターンの早とちりで、″選択交渉権は、オリックスー!″…明らかにうなだれて、いや、ガッカリしている様子をテレビカメラに抜かれてる辻内崇伸選手。だけど、その直後、″実は、それ、間違いで、本当は、(希望していた)巨人ですー!″って、あの時の辻内くんの笑顔よ~。
今回、高山くんの対応に、NPBは、大変、そして、真中監督は、結構、また、金本監督は、ア、リトル…救われたことをホント…感謝&自覚すべきだと思う。
大不手際ですよ、あんなの。あの2度の失敗から学べよ、大人たち…って話ですよ。
そして、NPB、も1つ…残念だったのは、中継中に、高山選手に対して、″すまんかった!″的なのが無かったことだ。言えるやろ、それぐらい。
あと、真中監督のドラフト直後のあの一言だよ。″あの時のガッツポーズを返してほしい!″って、男を下げたな、真中さん。
金本監督は、やり直し?の会場インタビューで、チャンチャン! そこで区切りをつけて、そこからは何もないようにしたかったみたいだけど、さすがに、南球団社長は、後に、異例のコメントを出したよね。″よう言うわ、(ガッツポーズを)返してほしいのは、こっちや!″ってね。

ところで、AKBでもドラフトって、やってるけど、実際の会場は、どんなんやろ?
ちなみに、僕が1番嫌いなのは、クジを引いて、ヤッター!…ま、そこまでは、エエわいな。でも、それを自分のテーブル(仲間&上司)に向かってアピール(ガッツポーズ等)してる人。
今回の場合は、真中監督。昔でいうと、藤浪を引き当てた時の和田監督…。
お客さん入ってる!っちゅうねん! 目の前、野球ファンだらけや!っちゅうねん! テレビカメラの向こう…意識してないの??って!
ああいう時って、その人が、本当に何考えてるのか?って、わかるよね~、出るよね~。
ちなみに、今回、高橋純平を引き当てた時の工藤監督って、その時、どこを向いていたと思う? 昔で言うと、松井秀喜を引き当てた時の長嶋茂雄監督、親指を立てながら…どこ向いてたと思う?
これから強くなっていく(魅力が溢れてくる)チーム(集団)の長って、結構、同じような行動をとるんだよね~。
ズバリ! そのリーダーは、ファンの方を向いている。
AKBグループの各キャプテン、いや、秋Pは、どうなんやろね? どうなってきてるんやろね~?
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指原莉乃、最高の地下アイドル(ナッキー)

2015-10-30 18:16:04 | アイドル論
指原莉乃、最高の地下アイドル(ナッキー)

何故AKB48という国民的アイドルでの二大人気者が、前田敦子と指原莉乃という、
美しくも、可愛くもないメンバーなのか、かねがね不思議に思っていたのですが、ある地下アイドルの文章を読んで、指原莉乃については納得。

引用開始
 もし、「一応アイドルとは名乗ってますが……」と腰が引けているメジャーなアイドルと、「私はアイドル!」とアイドル然としている地下アイドルがいたとして、どちらがより“アイドルっぽい”と思うだろうか。

パッと見たときの容姿の可愛さはメジャーなアイドルのほうが勝っていたとしても、長い目で見たら、自分が「アイドル」であることに疑問を持たずにアイドルとして振る舞っている後者のほうが、徐々にアイドルっぽく見えてきてしまいそうである。

つまり、人をアイドルたらしめるのは、容姿や技術にかかわらず、どこまで屈託なく自らを「アイドル」と思い込めるか、なのではないだろうか。

それは、インディーズかメジャーか、地下なのか誰でもなれるのか、そういった部分は関係ないのかもしれない。
引用終了

指原莉乃には、ここに書かれているような、アイドルとしての魅力がある。
前田敦子には、ここに書かれているような、アイドルとしての魅力はないのに、オーラがあるとなど、過大な評価を得たのは、依然として謎である。

ナッキー
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菊池桃子インタビュー(ナッキー)

2015-10-30 18:14:33 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
菊池桃子インタビュー(ナッキー)

ナッキーがアイドル史上最も好きだったアイドルは、ナッキーを拝命する契機となった榊原郁恵か、AKB48チームB平嶋夏海が双璧なのですが、
初めて好きになったアイドル山口百恵と、
一番熱心に情熱をアイドルに注いでいた1980年代の菊池桃子も捨てがたい。

山口百恵、榊原郁恵の時代は学生で自由に使える財源が乏しかったし、平嶋夏海の時代は既婚だったので、自由に使える時間に限界があった。(どこが?という声もある)
アイドリアンとして全盛だった時代のトップ(一推し)が、菊池桃子。

菊池桃子インタビューを読んで、自分が知らないことたくさんある。
わだち、には、「春が来るまで」を思い出しました。ナッキー
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資料その二、菊池桃子

2015-10-30 18:03:58 | 新聞・本に登場、AKB48・アイドル
資料その二、菊池桃子

http://www.sankei.com/life/news/151029/lif1510290029-n1.html

 第3次安倍晋三改造内閣の目玉政策「1億総活躍社会の実現」に向けた具体策を話し合う「1億総活躍国民会議」の初会合が29日、官邸で開かれた。民間議員に選ばれたタレントの菊池桃子氏は、会合終了後、記者団の取材に応じ、「1億総活躍」のネーミングが分かりづらいとして、「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」という新名称を提案したことを明らかにした。記者団とのやり取りの詳細は以下のとおり。



 --国民会議の初会合ではどういう発言をしたのか

 「私は、働く女性の在り方、また、その中でも『M字カーブ』について、お話をさせていただきました」

 --具体的にM字カーブというと

 「そうですね。女性の就業曲線を表すM字カーブなのですけれども、結婚、また出産を機に離職してしまう女性が子育てを一段落した段階でもう一度仕事を始めるというときに、何が壁になっていて、何が課題になっているのかということと、そして、何か有効な手立てはないかということを、いくつかお話しさせていただきました」

 --1億総活躍とは何かということを説明されたとのことだが

 「はい。1億総活躍のその定義につきましては、ちょっとなかなかご理解いただいていない部分があると思いますので、私の方からは、1つの見方として、言い方として『ソーシャル・インクルージョン』という言葉を使うのはどうでしょうかと申し上げました。ご存じのとおり、ソーシャル・インクルージョンというのは、社会の中から排除する者をつくらない、全ての人々に活躍の機会があるという言葉でございまして、反対の言葉は、対義語は「ソーシャル・エクスクルージョン」になります」

 「今、排除されているであろうと思われる方々を全て見渡して救っていくことを、あらゆる視点から、今日各大臣がご参加いただきましたので、考えていただきたいと、そのように申し上げました」

 --お子さんの話がきっかけで、子供たちのキャリア形成についていろいろ問題意識を持ち始めたとのことだが、その辺をもう少し分かりやすく教えてもらえないか

 「はい。2人の子供がおります。長男は健常で、就学の際も何も問題がなく、平等に開かれた義務教育というサービスの中で勉強させていただいていたんですが、ハンディキャップを持った2番目の子供につきましては、就学も難しく、また学習機会というのも、義務教育であるにもかかわらず、なかなかその場所がなくて、探すのに苦労したことがございました。その辺りの社会的構造に関しても、それはまさにソーシャル・エクスクルージョンになるかという思いがございました」

 「そんな観点から、最初はわが家の悩みとして勉強してたんですけれども、いつしか、この私たちの家族の経験というのが、同じように悩む方々の先輩として、社会のお役に立つかもしれないなあという気持ちに変わってまいりまして、今は教育の場でも学生にキャリア教育をさせていただいておりますから、若いみんなにも、昭和の感覚とまた違い、現在の人口減少下、その点も踏まえて、キャリア形成論というのを、広く伝えていきたいなと思って、教育活動をしています」

 --今回民間議員に選ばれたときの感想は

 「女性のM字カーブ、もう一度働くことに向いていくときにですね、学習機会を持つことがとても有効だといわれていまして、それを言葉を換えるなら、Uターンシップとか、リターンシップと言いますが、私が大学院に行きましたことで、教育機関にもう一度戻るという1つの実例としても注目をいただいたのではないかなあというふうに、声をかけていただいたときは思いました」

 --会議の中ではどのような役割を果たしていきたいか

 「そうですね。まず、自分の経験に近いところから、女性という視点、また母親という視座から、そして、ハンディキャップを持った人たち。キャリアという言葉は、とても広い意味を持っております。職業生活に使われがちなんですけれども、キャリアという言葉の語源は、中世ラテン語の『わだち』であります。わだちのスタート地点が生まれた日と考えるならば、人生設計というのがキャリアという言葉として使えると思うんですけれども、そうやって考えますと、自分の学習したキャリア論は、生まれたときから、また亡くなるまで、性差の議論も越えて、あらゆるところに問題があると思いますので、今後も勉強して何か皆さまのお役に立つような人間になりたいと思っています」

 --今は緊張しているか、それとも意欲満々という感じか

 「いえ、緊張と言いますか、日ごろから芸能活動と教育活動と2つの仕事を両立しているんですけれども、どちらからというと、教育者としての今気持ちでここにおりまして、チャンネルを切り替えると言いますか、自分の中で調節をしながらやっておりますので、緊張というのはございません」

 --1回目の会議を終えて、印象や感想は

 「そうですね。何か新しいアイデアが出てくることを期待しているんだなあと、国は期待しているんだなあと。今までいろいろやってきたけれども、でも、かなわなかったことに、新しいアイデアを求めているんだなあという印象がございました。ですから、私一人の思いではなくて、このお役を務めている間は、より多くの方とお会いする機会を持って、また、次の会議のときに生かしたいと思っています」

 --改めて加藤勝信1億総活躍担当相から言葉をかけられたりしたか

 「皆さんと同じように、新しいアイデアをぜひ探してきてくださいと、ございました」

写真キャプション
子育てとタレント業を両立し、労働問題にも強い思い入れがあるタレントの菊池桃子さん。1億総活躍国民会議の民間議員に抜擢され、初会合のため官邸に入った=29日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

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資料その一

2015-10-30 18:02:54 | AKB48
白く積もった昨夜(ゆうべ)の雪の跡そっと 歩いたらキュッキュッキュッ 靴が鳴いた今朝は 青空いつもの通学路街が何だかきらきら 光ってる ハートの遠回り好きだと言い出せない あなたのことを考えるその度に道の日陰に続いてる轍(わだち)さえ切なくて・・・
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自分の目で見たものしか信じない。(ときめき研究家)

2015-10-27 20:14:38 | ときめき研究家
プロ野球のドラフト会議にて、明治大学高山選手の交渉権のくじ引きでトラブルがあった。
くじを引いたヤクルトの真中監督、阪神の金本監督、それからプロ野球機構事務局のそれぞれが批判されていたが、私が最も批判したいのは金本監督だ。
外れくじを当たりと勘違いして喜んだ真中監督は、軽率ではあるが罪は軽い。
当たりくじを手にしていたのに、雰囲気に流されて、封筒から出して見ることもなく放棄した金本監督は、指揮官として求められるであろう判断力や注意力に欠けている。一事が万事。例えば二軍選手を自分で一度も見ることなく、二軍スタッフの「まだ一軍に上げるのは早い」という報告を鵜呑みにするのではないか。あるいは「○○が監督を批判していた」とかいう他人の噂話を信じて、選手を評価したりするのではないか。そう思われても仕方がない。選手だとしたら、隠し玉に引っ掛ったり、アウトカウントを間違えたりするタイプではないか。

自分の目で見たものしか信じない。自分の耳で聴いたものしか信じない。自分の心で感じたことしか信じない。
アイドルを鑑賞する時に心掛けていることだ。

でもそれは案外難しいことだ。
今度の曲は名曲だ。あのメンバーはダンスが上手い。この映画は面白い。そういった他人の評判に影響されることなく、自分自身の素直な感性で評価することは、できているようでできていない。いつも何らかの先入観を持って鑑賞している自分がいる。
他人の評判がいいから自分もいいと思うというだけでなく、逆に他人の評判が悪い曲の良さを見出そうと努力するのも、他人の評判に影響されていることには変わりない。

とは言え、他人の評判を参考にしたり、そこから示唆を受けたりすることを拒絶している訳ではない。「影響を受ける」ことは許容できるが、「流される」「無批判に受け入れる」ことが許容できないのだ。

ネット上には、多くの評判があふれている。残念なのは、「○○は糞曲」とか「○○はブス」とか「劣化した」とか、短い言葉だけで一刀両断に貶しているような言説が多いことだ。逆に「○○は神曲」と、一言だけで褒めている場合も同様だ。
参考にしたり示唆を得ようとしても、どこがどのように糞曲と感じるのか、神曲と感じるのか、説明がないと全く判らない。伝わらない。共感も反論もできない。それでは独り言を呟いているのと変わらない。せっかくネットという表現の場を得て、誰かに読ませようとして書いているのだろうから、少しでも伝わるような発信をした方がいいと思う。
私自身、時に饒舌に過ぎるかもしれないが、いつもそれは心掛けている。

だから単に「金本監督は不適格だ」みたいな発信はしないようにしたい。
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『どーなる、どーする、AKB48』公演を携帯音楽プレーヤーで聴く。(ときめき研究家)

2015-10-23 23:00:00 | ときめき研究家
田原総一郎セレクトの『どーなる、どーする、AKB48』も、早速携帯音楽プレーヤーのプレイリストに登録して、通勤途上に聴いてみた。

1 『希望的リフレイン』
2 『風は吹いている』
3 『制服が邪魔をする』
4 『フライングゲット』
5 『愛しさのアクセル』
6 『Bird』
7 『純愛のクレッシェンド』
8 『Bye Bye Bye』
9 『1994年の雷鳴』
10 『思い出のほとんど』
11 『ファースト・ラビット』
12 『軽蔑していた愛情』
13 『ハロウィン・ナイト』
14 『僕たちは戦わない』
EC1 『目撃者』
EC2 『桜の花びらたち』
EC3 『Pioneer』

オリジナル音源からプレイリストにしているので、すぐに気づいた。5曲目『愛しさのアクセル』から10曲目『思い出のほとんど』まで、いわゆるユニット曲部分は、高橋みなみの歌声ばかりだ。そう、彼女が参加したユニット曲ばかり選曲している。それ以外の曲も、シングル曲か、チームAまたはひまわり組の公演曲で構成されている。
つまり、全曲、高橋みなみの参加曲だ。
そう言えば、田原総一郎は高橋みなみ推しだと聞いた記憶がある。そう、このセットリストは、高橋みなみの足跡を辿るセットリストなのだ。
公演タイトルも、間近に迫った彼女の卒業を前に、これからのAKBはどうなるのか、どうして行くのかを問いかけているのだろう。『桜の花びらたち』で高橋みなみの卒業を、『Pioneer』で彼女の精神を引き継いで行くAKB48の未来を暗示していると解釈した。

非常に分かりやすい、コンセプトのしっかりしたセットリストである。

個別に見ると、シングル曲を7曲と多目に入れているが、一般的な人気曲は敢えて入れておらず、通好みである。『RIVER』や『Beginner』ではなく、『風は吹いている』。『ポニーテールとシュシュ』や『Everyday、カチューシャ』ではなく、『フライングゲット』。ダークなイメージの『制服が邪魔をする』『軽蔑していた愛情』を2曲とも入れている。今年のシングル曲『希望的リフレイン』『僕たちは戦わない』『ハロウィン・ナイト』が3曲とも入っているのは、現役の出演メンバーが歌いやすい曲との配慮だろうか。

『思い出のほとんど』は、発表当時も感動したが、改めて聴いても、前田敦子と高橋みなみの絶妙の呼吸で、滅多に聴けないようなパフォーマンスだと思う。今回劇場公演で披露しているメンバーにはやや荷が重い曲かもしれない。


『イブはアダムの肋骨』公演の感想はこちら。

『青春はまだ終わらない』公演の感想はこちら。

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本日11日ぶりのアイドル現場(ナッキー)

2015-10-22 22:13:52 | 本ブログライターの話題
本日11日ぶりのアイドル現場(ナッキー)

家族が入院して退院しても付き添っていたので、10日間アイドルの現場を離れた。海外出張以外の理由で、10日もアイドルの現場を離れたのはいつ以来のことだろう。
去年の6月は一か月の出張、それ以来長期の出張はしていない。手帳にアイドル観戦記録をつけているので、チェックした。

現場回数と最長現場不在連続日数を記載。
2014年
7月 アイドル19回、相撲3日、新潟遠征、名古屋(相撲+SKE48)・京都遠征 <現場不在連続4日>
8月 アイドル15回、秋田遠征、 <現場不在連続6日>
9月 アイドル11回、相撲8日、 
10月 アイドル15回、新潟遠征、  <現場不在連続10日、義母死去>
11月 アイドル13回、相撲4日、博多遠征(相撲、ついでにアイドル。ホテルが取れずに松田聖子の故郷・久留米に宿泊)
12月 アイドル19回 <インフルエンザにかかり、現場不在連続7日>
2015年
1月 アイドル22回、相撲7日
2月 アイドル18回
3月 アイドル15回、相撲2日 <アイドル現場不在連続12日、大阪場所見ている途中で体調不良となり、帰宅してしばらく会社休む>
4月 アイドル25回
5月 アイドル17回、新潟遠征、相撲5日 <長女が結婚>
6月 アイドル22回、博多(HKT48)・大阪遠征
7月 アイドル26回
8月 アイドル20回
9月 アイドル18回、相撲8日
10月 アイドル今日まで6回 (2014年9月の11回にとどくか微妙)<現場不在連続10日>
厳密な定義では映画は生の現場とは言えないが、上記のアイドル回数の10回程度は映画。

妻が若い頃から病気がちなので、家事全般の代行能力あり、必要な時は現場に行かないで家にいる。逆に、いつ、妻が再び寝たきりの病気になるか分からないので、自分が家にいる必要のない時は、現場を基本としている。

KCさん奥様の命令でアイドル現場禁止となっているが、私も2010年から2013年にかけて長期の海外出張が多かったので、物理的にアイドル現場から離れる経験は多い。その時は、DVDやyoutube、Kindleで写真集鑑賞ので書斎派に転向。アイドルの楽しみは現場だけでない。

むしろ、アイドリアンの本流は書斎派であり、現場は書斎を充実させるためのスパイスに過ぎない。
にもかかわらず、ミイラ取りがミイラになり、書斎能力を失ったナッキーは現場に依存。

ナッキー
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中山忍『決心』は後世に残すべき文化遺産。(ときめき研究家)

2015-10-18 07:00:00 | ときめき研究家
ナッキーさんの記事に触発されて、中山忍のアルバム3枚を聴き直してみた。

ポップなセカンドアルバム『虹のリトグラフ』、前衛的なサードアルバム『箱入り娘』もいいが、やはりファーストアルバム『決心』が最高傑作である。

内気で臆病な少女の、狭い日常と堂々巡りの心象を描いた曲ばかり10曲。シングル曲3曲を含む。アルバム全体を通して統一感があり、完成度が高い。
消極的で、自分からは告白できない。遠くから見つめているだけで、そんな自分をもどかしく思っている。そんな少女は、1988年当時でも珍しかった。あまりにステレオタイプで、時代錯誤感さえあった。いわば古典復興(ルネッサンス)。おニャン子旋風が全てをなぎ倒してしまった後の、アイドルの原点への復帰でもあったのだろう。

中山忍の歌唱が、また絶妙だった。
ナッキーさんが書いているように、声量が極端に小さい。ささやくような歌い方で、過剰なエコーがそれを補っている。更に発音が不明瞭で、歌詞がよく聞き取れない。「ときめき」が「どぎめき」に聞こえる。加えてリズム感もいまひとつで、曲に乗り切れていない箇所が随所に見られる。要するに技術的には粗だらけで、つまり下手だ。
それなのに感動する。下手なのに感動させるのは真のプロだ。

楽曲が彼女の歌唱を引き立てる素晴らしい出来だ。
正統的なアレンジが、彼女の声を1つの楽器として取り込んで、心地よい音楽として昇華させている。そのため、歌詞がよく聞き取れないことがむしろプラスに作用している。

一番好きな曲は9曲目の『恋はお伽噺じゃない』だ。
この曲の歌詞には、『小さな決心』『涙、止まれ』『負けないで、勇気』というシングル曲3曲のタイトルが織り込まれている。これはキャンディーズの『微笑返し』と同じ趣向だ。歌詞の最後に「明日の私が微笑(わら)う」と、『微笑返し』のタイトルまで織り込んでいる。
それから、紅茶を飲みながら過去を回想しているという状況は、岩崎宏美の『思秋期』を下敷きにしている。しかし曲調は『思秋期』と違ってアップテンポだ。
もう1つ。ナッキーさんから指摘があったが、「臆病だった自分が妹に思える」という歌詞の「妹」は、中山美穂の妹ということを暗示しているのだろう。

「恋はお伽噺じゃない」とは、ハッピーエンドが約束された恋などない、多くの恋は失恋で終わるという意味だろう。
『恋はお伽噺じゃないから』という、林寛子のシングル曲もある。
薬師丸ひろ子のアルバム曲には『おとぎばなし』(中島みゆき作詞、作曲)という曲がある。「おとぎばなしを聞かせてよ 恋はかなうと聞かせてよ」と、恋がかなうのはお伽噺だと歌っている。
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アイドルの握手会が全く後ろめたくなく、AV鑑賞が(妻に対して)後ろめたい理由(KC)

2015-10-17 20:55:22 | 本ブログライターの話題
アイドルの握手会が全く後ろめたくなく、AV鑑賞が(妻に対して)後ろめたい理由(KC)

妻がアイドルとの握手会やチェキを禁止するのは、アイドルとファンの間に親密な関係が成立するという誤った前提がある。
アイドルの握手会やチェキ撮影を何度か(20回から30回くらいか)経験している私は、アイドルとファンが親密な関係になれる可能性はゼロだと感じる。

何故、私の妻はこのような誤まった認識をしてしまったのか。
理由1:アイドルの握手会を見たことがないから。
理由2:指原莉乃が研究生時代にファンとセックスをした事実が週刊文春に公表されたから。

理由1に対して、百聞は一見にしかず。だが、アイドルを毛嫌いしている妻は握手会を見ることはないだろう。
理由2に対して、指原莉乃とセックスした相手は、ファンだったでしょうけど若い男性で、年齢的にはおじさんもおじいさんでもではない。私も妻も年寄である。

アイドルの握手会・チェキ撮影は、妻に対して何ら後ろめたい気持ちを抱かない。
アイドルとは、美術品を鑑賞するようなものであり、絵画や彫刻を見るのと同じ
違いは、絵画や彫刻は生きていないが、アイドルは現場派鑑賞なら対象は人間である。
書斎派アイドリアンは、生きている人間が作り出す作品のみを鑑賞するので、美術品鑑賞と同じと言ってよい

AV鑑賞は、妻に対して、大変後ろめたい。セックスだからである。
アイドル握手・チェキが妻に対して全く後ろめたくない。セックスの匂いが全くないから。その意味でアイドル鑑賞は大相撲鑑賞に近い。ホモセクシャル以外の男性は(私はホモではない)力士にセックスを感じないように、KCはアイドルにセックスを感じない。

アイドルとは、セックスレスの存在。
セックスを感じさせた時点で、その女性はアイドルでなくなる。

抱きたい(=セックスしたい)と感じさせる女の子はアイドルにあらず」「抱きしめたい(=いとおしい)と感じさせる女の子がアイドルである」 詠み人知らず

KC
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AV女優のセックスを映像で見るのと、アイドルとのチェキは、どちらが妻に対して不実なのか(KC)

2015-10-13 00:00:11 | 本ブログライターの話題
AV女優のセックスを映像で見るのと、アイドルとのチェキは、どちらが妻に対して不実なのか(KC)

アイドルは不倫を防ぐ、異性への情熱の和には上限がある(KC)で書いたように、アイドルの現場禁止となった私は、アイドル研究の情熱を外(アイドル)ではなく、内に向けることにした。

アイドルの現場には行きたいけど、これは、妻が死んでからの楽しみとして、
アイドルの現場に行っている時には時間がとれずに、できなかった研究テーマ「AV女優が可愛くなったから、アイドルが売れなくなった」という説は正しかったのかを自分自身で検証してみようと。

AKB48以降のアイドルは、AKB48グループだけなく、地方アイドル・ライブアイドル・地下アイドルと、アイドル文化のすそ野を広げ、「アイドルが売れている」、売れているかどうかは問わなければ、「アイドルが盛んな」時代である。
しかし、アイドルには冬の時代があった。その時の一つの解釈・解説として、AVで可愛い女の子の裸とセックスが見られるのに、男の子は「まどろっこしい」アイドル (それもAVより可愛くない子も多い)などにお金を使わない、という論。
当時、真偽を確かめるために、ビデオを借りてきて、いくつか見たが、大量に見て比べることはできなかった。

もう一つの動機は、ブログライター仲間で、「AKB48メンバーがAV女優になるという堕落をいかに防止するのか。秋元康と運営は手を打つべき。」という議論に対して、私は、
「AKB48は(女の子が)夢を実現するための場である」のなら、「AV女優になりたい女の子が、AKB48を踏み台にして、売名して、当初の夢を実現しているのは、AKB48にとっても本人にとっても、よいことではないか」と思ったが口にしなかった。AVを知らないから。

三つ目の動機は、
AVを見るのは、アイドル現場禁止でたまった恋愛エネルギーが不倫に向かうのを防止できるのか?
AVは、アイドルとのチェキ・握手と同等の効果があるのか、自分をモルモットにして研究。

今は、ネットで、安く、AVが大量に見られる。クリックするだけで見られるので、借りる手間がなく面倒くさくない。
研究として見るので、次から次へと、いろんな女優・作品を見るのに、便利な世の中になったものだ。(筆者はdmmの月額サービスを利用。もともとdmmはAKB48グループのネット配信を見るために愛用していたので、パソコン音痴の私でも使うことができた。)

アイドルの現場に行かなくなってから、AV映像をパソコンで見続けていて、

アイドルとチェキをとったり、アイドルと握手をするより、

愛妻に対して、ずっと背徳的なことをやっている気分。

KC
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中山忍 「決心」 M2「優しい予感」(ナッキー)

2015-10-12 18:53:52 | アイドルを回想(AKB48を含む)分析系
中山忍 「決心」 M2「優しい予感」(ナッキー)

中山忍のファーストアルバム一曲目「負けないで、勇気 (New Remix Version)」が終わると、ノンストップで、
(2)優しい予感  のイントロが始まるところは、数多くのアイドルのアルバムの中でも秀逸だと感じるのだが、
これは私が買ったCDの製造ミスなのか、他のCDも同じトラックになっているのだろうか、昔から疑問。質問すれば、すぐに分かるのだけど。

アイドル歌謡の季語: 
「待ちぼうけ」、女の子の心情としては待ちぼうけなのだが、約束の時間より早く着いた女の子、時間通りに着いた男の子、という解釈。
「一人でいたの」、天地真理「ひとりじゃないの」のオマージュ
「あの子の噂」、彼からの電話でデートに誘われたけど、あの子と付き合っているという噂を気にする。「まちぶせ」「接近(アプローチ)」=南野陽子と違って、中山忍は積極的ではない女の子(を演じている?)。
「貸してくれた教科書」、佐野量子の「教科書のイニシャル」のオマージュ
「(微妙な)友達」、25年前は今の様に「微妙」という言葉が濫用されていなかったような記憶あり。

この曲でナッキーが一番好きなところは、靴ばかり見ている私、と、女の子が恥ずかしくてうつむいている状態を表現している。
曲には男の子目線は全く出てこないが、「上目づかいが魅力的」が隠れたメッセージ。

中山忍の、一生懸命歌っているけど、声量がない。最近のアイドルでは、寺嶋由芙の歌唱が中山忍オマージュ。
AKB48のメンバーの中では、キャラクターイメージは、佐々木優佳里が近い。けど、「ヒグラシ」ソロパートをモニター観戦で聴いた歌唱は中山忍ではなかった。あれが口パクで、本当は、佐々木優佳里は中山忍のような・・・・と妄想。

「優しい予感」では、それでも  あなたが  好きよ  と声がかすれてしまう、ところ。

声量がないから魅力的なアイドルは、伊藤つかさ、と、中山忍 が双璧。
アイドル歴史の教科書に、三大声量歌手を載せるとしたら、もう一人は誰なのでしょうか。AKB48グループから一人選ぶとしたら、朝長美桜は候補かもしれません。

アイドルの曲を聴いていて、気持ちよく感じるのは、アレンジに負うところが大きい。
前曲からイントロとトライアングル風、間奏のトランペット風。何回もリピートで聴いても飽きない。

ナッキー

中山忍 アルバム、シングルの発売日を付記
決心(1989年6月1日)
(1)負けないで、勇気(New Remix Version)(1989年5月1日)シングル3
(2)優しい予感
(3)夢と風の季節
(4)光る風
(5)涙、止まれ!(1989年2月1日)シングル2
(6)青空は大キライ
(7)星空の冒険者
(8)視線だけのハート・ブレイク
(9)恋はお伽噺じゃない
(10)小さな決心(1988年11月2日)シングル1

虹のリトグラフ(1989年12月1日)
(1)二度目のウィンター
(2)駈けてきた処女(おとめ)(1989年11月1日)シングル5
(3)最後のDay Dream
(4)CALL ME A GIRL
(5)水の中のアネモネ
(6)夏に恋するAWATENBO(1989年8月10日)シングル4
(7)瞳を閉じれば

箱入り娘~このままじゃいられないわ〜(1990年8月1日)
(1)箱入り娘の嘆き(Reprise)
(2)涙のピチカート
(3)千年の難破船
(4)ペパーミント・レインボー
(5)ラメントNo.5
(6)ホタル
(7)僕がむかえにいくよ
(8)記憶鮮明
(9)銀の蓋
(10)箱入り娘の嘆き(1990年7月1日)シングル7

シングル
光のオペラ (1990年3月1日)シングル6
ロマンティック (1990年12月21日)シングル8
「楽天使」名義(河田純子、田山真美子との期間限定ユニット) 天使たちのシンフォニー (1989年12月17日)
「七つ星」名義(河田純子、田山真美子、Lip's、宍戸留美)との期間限定ユニット  リボン結びのWAKU WAKU(1990年11月21日)

アルバム
今日までそして明日から(1991年1月1日)
アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 中山忍(2005年11月30日)
• 「楽天使」名義 楽天使(1990年1月1日)
• 「七つ星」名義 聖夜七つ星(1990年12月1日)

以上

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攻める日テレ(ピーナッツ)

2015-10-11 15:00:00 | AKB48
「デスノート」「ど根性ガエル」…と、実写化フォーマットが、確立しつつある日テレドラマ。
で、その次回作が、企画段階…「天才バカボン」なんだという。映画では、前に1度あったのかな? ま、いいや。
主要キャスト、次の人が挙がっているのだそうで…。つまり、バカボン/オカリナ(おかずクラブ),バカボンのママ/松下奈緒,バカボンのパパ/上田晋也(くりぃむしちゅー)…。てことは、あとは、「はじめちゃん」「ウナギイヌ」「警官」だけか…。
AKBで、狙い目…は、「はじめちゃん」と「ウナギイヌ」…だな。ただいま、あてはまる人物を考え中。
しかし、日テレは、今期のドラマでも、天海祐希,新垣結衣,上川隆也…と、″(その人のキャリアの中における)新しい挑戦″をさせている。
日テレは、いろんな意味で攻めている。ここに食い込んで欲しいかな。
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前田敦子出演ドラマ『ど根性ガエル』を最終回まで観る。ネタバレあり。(ときめき研究家)

2015-10-10 08:21:03 | ときめき研究家
第5回まで観た段階でブログ記事を書き、予定調和でない結末を期待すると書いた。
最終回まで観たが、確かに予定調和ではなかった。

ピョン吉との別れはなかったし、ヒロシはそれほど成長しなかった。
梅さんはよし子先生に遂にプロポーズしたかと思いきや「結婚を前提にお付き合いさせて下さい」って、今と何が変わるのかというオチだった。

気心の知れたいつもの仲間たちと平凡な日々を過ごすことの幸福を描いていたのだろう。
無理に成長したり、劇的な変化を起こしたり、新たな世界に飛び出したりしない。普通のドラマは現実よりもドラマチックなものだが、このドラマは現実よりもっとドラマチックではなかった。(カエルがシャツの中で生きているという設定を除けば。)

前田敦子が演じた京子ちゃんは、ヒロシとゴリライモのどちらを選ぶこともなく、仲間の1人として終わった。どちらかと結婚して物語の世界を激変させたくないという、ドラマのコンセプトの一環だろう。
ゴリライモが「選挙に当選したらプロポーズする」と宣言した時には、「自分のことしか考えていない。それじゃあヒロシ君と同じだ。」と激怒した。そして「そんなんじゃなくて、私も仲間に入れて」と訴えた。マドンナ扱いしてほしくない、1人の人間として扱ってほしいという思いだったのだろう。その回が前田敦子の一番の見せ場だった。

そもそも京子ちゃんは離婚して実家に帰って来たという設定だったが、その話が深堀りされることはなかった。どんな人と結婚して、どんな理由で離婚したのか。スピンアウトのような感じの回が1回あってもよかったと思う。ヒロシと正反対の大人の男性だったが、大事に扱われ過ぎて退屈したのか。それとも月並みだが、マザコンとか、DV男だったのか。前田敦子にスポットを当てて、かなり面白い話が作れたのではないか。


<これまでの前田敦子出演映画の鑑賞記>
『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
『苦役列車』
『クロユリ団地』
『もらとりあむタマ子』
『さよなら歌舞伎町』
『イニシエーションラブ』
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劇団神保町界隈、南野陽子オマージュと解釈(ナッキー)

2015-10-09 00:21:19 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
劇団神保町界隈、南野陽子オマージュと解釈(ナッキー)

本日見た芝居:スター誕生「エスター始動」
劇団:神保町界隈(第三回公演)
内容:主役の歌唱5曲、ライバルの歌唱2曲
設定:音楽大学を卒業して細々の歌手を続ける主人公、(1)ストリートライブ・ライブハウス活動で売れない歌手がチャンスをつかむ。(2)作曲家の彼(恋仲であることは秘密)が病気で亡くなる。主人公は彼が彼女に作った歌を歌い続けることを誓う。

(1) はセイントフォーの「ザ・オーディション」のオマージュ
(2) は、ちあきなおみの「喝采」のオマージュ

劇中で主人公が歌う芝居の(口パク)曲は、
一曲目が、南野陽子のデビューアルバムの曲のオマージュ(歌詞ではなく曲調)この曲を始め、歌唱力のある南野陽子が歌っている感じの曲がつづく。
二曲目、プロデューサーが、「パイナップルプリンセス」のオマージュで「ココナッツプリンセス」と曲紹介。曲調はAKB48 B4のユニット曲「キャンディ」
意味深な歌でした。

アイドルはプリンセス、美しいプリンセル、誰のものでもない、誰かが恋している。
ぐすぐすしていると波にさらわれて流されてしまうかも
歌おうよプリンセス、踊ろうよプリンセス、ココナツ(常夏)のプリンセル、君はいつ気づくのかな

後半で歌うバラードが、「北国のエチュード」あたりの河合奈保子
最後に歌う曲の出だしが、「今、港出ていく白い船、さようならいとおしい笑顔、いつか会えるね」と河上幸恵の「ブルーエトランゼ」、
この曲を歌う前に、白い衣装を着た主人公に、プロデューサー役が、ブルーエンジェルというアイドル名を命名するのに対して、意味分からないとつっこみながら見ていたが、曲のイメージがブルーなのかと勝手に解釈。

主人公は昔風のアイドルの歌、ダンスなく振り付け。衣装は白い靴下に、穏やかなスカート。
ライバルのアイドルグループは、ダンス、ロック風、網タイツの大人っぽい作り。
主人公が健気、ライバルが芸能界を抜け目なく生き抜く、歌の能力(歌唱力というより客の心をつかむ能力)がある主人公が勝ち抜いていくという勧善懲悪の設定。

劇中歌6曲が1500円のCDを買い求める。CDには握手券がついているはずなのに、この客は曲だけに興味があり握手会参加しないと、何故か見抜かれて握手券を差し出されなかった。

人物設定が判明したら、結末が推察できる単純な芝居なので、長く感じた。
出演者は、そこそこ可愛い。音大を出て4年目(26才)という設定なるも、女優本人は若く見えた。
アイドル芝居の普通のパターンは、アイドルの演技力不足をカバーするように、脇役は上手いのだが、この芝居は脇役(男性)の一部が大根だった。
終演後、出演者が一人一人自己紹介したのが、AKB48の劇場公演のMCみたいで面白かった。

アイドルを好きな方に、「見た方がいい」とまでは勧めません。私も二回見たいとは思わない。だけど、アイドルらしい劇中歌、アイドルらしい振り付け、このダサイ脚本のまま1985年の南野陽子が2時間青春ドラマにするとぴったりはまりそう。

中野駅から徒歩7分。三つのシアターで同時に芝居をやっていて、どの劇場か入る時に迷う。この芝居は他の芝居を見た時に受け取ったチラシで発見。こんな無名な芝居に気がつくのは私くらい?と思っていたがお客さん満員。誰が見に来ているのだろう。私のような好奇心の強い人たち? 見る前に予習しなかったので、全くのハズレのリスクありましたが、南野陽子イメージを鑑賞できて、アイドリアンとしては満足。

ナッキー
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