『元カレです』。
一聴して、またリズム重視のダンスミュージックかとがっかりした。『Teacher Teacher』『根も葉もRumer』なんかとよく似た曲だなと感じた。グループ間の棲み分けから、AKB48はこんな曲の担当になったのかなと残念に思った。
ところが歌詞をよく聞くと、別れた彼女に未練たらたらの元カレ視点の歌で、興味深かった。『負け惜しみコングラチュレーション』『11月のアンクレット』などと同じ構図だ。今の彼視点の『北川謙二』は反対の構図。
『負け惜しみコングラチュレーション』『11月のアンクレット』の元カレが、ぐっと我慢して彼女の新しい恋を祝福しているのに対し、『元カレです』の元カレはゲスだ。新しいカレにむかつき、聞いてないと責め、元サヤもいいんじゃないと勝手な誘い。本当にゲスだ。自分の気持ちに正直、とも言える。「最高の元カレです」と自称しているが、ハッキリ言って最低だ。その最低ぶりを、ダンサブルに格好つけて歌っている落差が面白い。クセになる。
『壊さなきゃいけないもの』。
岡田奈々のソロ曲。岡田奈々のソロ曲としては『コイントス』が印象的だったが、今回も堂々とした歌いっぷりだ。自分自身の壁を壊せと歌っている。これまでも壊しまくって来た岡田奈々に、これ以上まだ壊せというのか?これは須田亜香里に『今の私じゃダメなんだ』と歌わせたのと同じ趣向だろう。本当にダメな人には歌わせない。
岡田奈々の歌い方が山本彩によく似ていると感じた。
『臆病なナマケモノ』。
SKE48『嘘つきなダチョウ』を連想してしまった。シリーズものと言えるだろう。
楽しみにしていたデートも当日になると億劫になるという心情を歌っている。確かにそういうことはある。デートでなくても、宴会やゴルフでも、直前になるとなぜか面倒に思える瞬間がある。いざ行ってみると楽しくて、行ってよかったと思うのだが、あの心の動きは一体どういう仕組みなのだろう。この曲では「臆病さ」が原因だと説いている。
AKBグループの歌にいつも出てくる「恋の3大イベント」、誕生日、バレンタインデー、クリスマスに、この曲ではもう1つハロウィンを加えている。『ハロウィンナイト』という歌があるくらいだから、4大イベントに拡大したいのだろう。
『Loss of time』。
タイトルの意味がよく分からなかった。時間の無駄?それともサッカーのロスタイムのような猶予時間のことか?歌詞の内容は、旅立ちの前に踏ん切りをつけようとしているので、猶予時間なのだろうか。
何のためにどこに旅立とうとしているのか、具体的には語られていない。しかし、やむにやまれぬ衝動のようなものは伝わってくる曲調だ。
『ヤラカソウ』。
他人の目など気にせず、自分の好きなことを思い切り「ヤラカソウ」という歌だ。これもAKBグループ、坂道グループがさんざん歌ってきたテーマだ。テーマとしては好きな歌詞だし、曲調もいいと思う。
ただ、一番大事なキーワードである歌詞「ヤラカソウ」という言葉がはっきり聞こえないのだ。「ラ」の音をはっきり言えずに「ヤーカッソウ」のように聞こえる。はっきり聞こえなくても分かるからいいとか、そういうものではないだろう。ついでに言えば、そのあとの英語部分が全く聞き取れずストレスを感じる。
『アンジー』。
些細な痴話げんかの歌。曲調は楽しげでいいのではないか。
一聴して、またリズム重視のダンスミュージックかとがっかりした。『Teacher Teacher』『根も葉もRumer』なんかとよく似た曲だなと感じた。グループ間の棲み分けから、AKB48はこんな曲の担当になったのかなと残念に思った。
ところが歌詞をよく聞くと、別れた彼女に未練たらたらの元カレ視点の歌で、興味深かった。『負け惜しみコングラチュレーション』『11月のアンクレット』などと同じ構図だ。今の彼視点の『北川謙二』は反対の構図。
『負け惜しみコングラチュレーション』『11月のアンクレット』の元カレが、ぐっと我慢して彼女の新しい恋を祝福しているのに対し、『元カレです』の元カレはゲスだ。新しいカレにむかつき、聞いてないと責め、元サヤもいいんじゃないと勝手な誘い。本当にゲスだ。自分の気持ちに正直、とも言える。「最高の元カレです」と自称しているが、ハッキリ言って最低だ。その最低ぶりを、ダンサブルに格好つけて歌っている落差が面白い。クセになる。
『壊さなきゃいけないもの』。
岡田奈々のソロ曲。岡田奈々のソロ曲としては『コイントス』が印象的だったが、今回も堂々とした歌いっぷりだ。自分自身の壁を壊せと歌っている。これまでも壊しまくって来た岡田奈々に、これ以上まだ壊せというのか?これは須田亜香里に『今の私じゃダメなんだ』と歌わせたのと同じ趣向だろう。本当にダメな人には歌わせない。
岡田奈々の歌い方が山本彩によく似ていると感じた。
『臆病なナマケモノ』。
SKE48『嘘つきなダチョウ』を連想してしまった。シリーズものと言えるだろう。
楽しみにしていたデートも当日になると億劫になるという心情を歌っている。確かにそういうことはある。デートでなくても、宴会やゴルフでも、直前になるとなぜか面倒に思える瞬間がある。いざ行ってみると楽しくて、行ってよかったと思うのだが、あの心の動きは一体どういう仕組みなのだろう。この曲では「臆病さ」が原因だと説いている。
AKBグループの歌にいつも出てくる「恋の3大イベント」、誕生日、バレンタインデー、クリスマスに、この曲ではもう1つハロウィンを加えている。『ハロウィンナイト』という歌があるくらいだから、4大イベントに拡大したいのだろう。
『Loss of time』。
タイトルの意味がよく分からなかった。時間の無駄?それともサッカーのロスタイムのような猶予時間のことか?歌詞の内容は、旅立ちの前に踏ん切りをつけようとしているので、猶予時間なのだろうか。
何のためにどこに旅立とうとしているのか、具体的には語られていない。しかし、やむにやまれぬ衝動のようなものは伝わってくる曲調だ。
『ヤラカソウ』。
他人の目など気にせず、自分の好きなことを思い切り「ヤラカソウ」という歌だ。これもAKBグループ、坂道グループがさんざん歌ってきたテーマだ。テーマとしては好きな歌詞だし、曲調もいいと思う。
ただ、一番大事なキーワードである歌詞「ヤラカソウ」という言葉がはっきり聞こえないのだ。「ラ」の音をはっきり言えずに「ヤーカッソウ」のように聞こえる。はっきり聞こえなくても分かるからいいとか、そういうものではないだろう。ついでに言えば、そのあとの英語部分が全く聞き取れずストレスを感じる。
『アンジー』。
些細な痴話げんかの歌。曲調は楽しげでいいのではないか。