【朝】
3時過ぎに起きて朝食を摂りました
大福餅を食べてオレンジジュースを飲んで、シャワーを浴びます。ロングのレースに出る時は、いつもこんな感じです。 4時半に民宿を出てスイム会場へ向かうバスに乗りました。車中、20名のアスリート仲間に早朝迷惑メール
を送りました。これも毎年恒例です。すると、4時台にも関わらず、10分ほどの間に数名から返事が着ました。皆さん、ありがとうございました。
会場に着いてバイクのセッティングなどをサッサと済ませてブラブラしていると、妻が誰かと
で話しをしています。渡された携帯で話してみると、なんとワシントン
にいる
田山くんだったのです
現地は夕方で、さっき送ったメールにも即返信してくれていたのです。彼も翌日にレースを控えており、お互いに頑張ろうと話しました
その後も妻は、夫を放ったらかしにして長々と話していました。一体、どれくらいの料金請求が来るのか恐ろしい
スタートまでの時間にラックにぶら下がったバイク
を見て廻りました。一番目に付いたのは、
サーベロP-3です。ハワイでも一番人気のようですが、こんなにも高価なバイクが大勢に乗られているのには驚きます
メーカーとしては、
フェルトや
ピナレロが目立ちます。完成車として値ごろ感があるからでしょうか?ボクの
カンタナルーは、レース中に 2台見ただけです。希少性を求めるボクにとっては嬉しいです
ライトスピードは少し走っていたけど、
マリーンはさすがに見ませんでした。輸入している
アレッセコーポレーションの滝川さんも顔をだしていましたが、彼としては辛かったかも知れません
【スイム】
いつものように前方のイン側からスタートします。泳いでいると時折、人が迫って来ますが、バトルというほどではありません
適当な人を見つけてはドラフティングして泳ぎます。お陰で楽なペースで泳ぐことが出来ました。1周目の後半に
リサ・スティッグマイヤーが横を泳いでいました。水中で見ても美白ですね。 2周目に入ってから泳ぎながら時計を見ると、33分台と予想を上回るペースです。多少の変動はあったものの、ほぼゆったりとしたペースでゴールに向かいます。
記録:1時間07分(昨年比:-4分)
【バイク】
トランジションはゆっくりと着替えて、バイクラックへ向かいます。小雨が降ってきており、ソックスが汚れるので嫌な感じです。脚は意外にも軽く、イイ感じです。といっても先が長い&トレーニング不足なので、ガツガツせずペースを維持します。20KmのトンネルでN村くんを追い抜きました。25Kmを過ぎると一緒にバイク練習をしていたhiroさん(H野さん)が元気良く抜いて行きます。あ~やっぱり速いなぁ…。
50kmほど走ったところで、さっき抜いていったN村くんに上りで抜かれてしまいました。ところが、下りとフラットでボクが追い抜きを繰り返していました。70km手前でTげさんが勢いよく抜いて行きます。N村くんには80km弱の所で引き離されてしまいました。100kmほど走るとH尾さんに追いつかれました。これまた、上りで抜かれて、下りとフラットで抜き返すことを繰り返しました。どれくらいそんなことをしていたか定かではありませんが、またも置いていかれたのです。
ようやく180.2kmの長旅を終えてバイクゴールです。トランジションでは、フラフラで倒れてしまいそうになりました
当り前の話ですが、序盤は楽チンだったのに徐々に疲れが出てきました。やっぱり練習不足は致命傷ですね
今年は風が強くて、やるべきことをせずに参戦したボクにとっては辛いものがあります。終盤になってもペースが衰えなかった去年と比べると雲泥の差です。
記録:6時間31分(昨年比:-41分)
【ラン】
もう走る気力をなくしながらもランスタートしました。すると意外にも脚が軽い
5分40秒/kmのペースで走ります。イヤイヤ、あんなに練習した去年より少し遅いペースなんておかしいんじゃないの…。
ライバル達との差は、ワカメちゃん8km強、やっぱり速いわ
N村くん4km強、いつの間にこんなに差がついたんや。Tげさん4km弱、意外と差がつかんなぁ。H尾さん3km、こりゃ潰れない限り追いつかんなぁ。hiroさん1.5km、う~ん、追いつくとしても30km以上先のこと。F木-3km、女子20代前半でハワイを狙って頑張っているから追いつかれたりして...。な~んて思いながら走っていました。
3km地点を過ぎたコースは、バイクとすれ違のですが、外国人の女性が落車してしまいました
そのまま走って行こうかと思ったのですが、誰も助ける様子がなく、国際問題と人道上の観点から救助に行きました。(そんな大げさなもんではないけど)普通の平地なのですが、ハンドル廻りを触っている時にアクシデントがあったのです。幸い頭を打っていなかったので、道路脇に寄せてボランティアの方に託しました。ちなみに彼女もP-3に乗っていました。
その後、6分強/kmのペースに落ちます。何故かトイレが近くて、補給とトイレに行くと7分/kmを越えます。ここのコースを走っていると、普通のマラソンを走るより、距離を感じることはありません。あっという間に20kmを過ぎてしまったという感じです。 2周回目に入ってからの25km過ぎからペースが怪しくなるし、走るのが億劫になってきました。30km手前辺りのエイドステーションでF木に追いつかれてしまいました。慌てて追いかけ、追い抜きました。
32kmでhiroさんに追いつきました。ちょっと予想はしていましたが、追いついてしまったのです。抜群のスピードを持っている彼は、膝を痛めており、長い距離は負担が大きかったのかもしれません。その後も苦しい走りをしていると、ついに38kmでF木に抜き去られました。もう追いかける元気もありませんでした。
記録:4時間38分(昨年比:-47分)
【ゴール】
五島城の周囲に入って来ると女将さんが応援してくれています。この辺りからものすごい元気が出ます。完走後、無料で生ビール
を振舞って下さる酒屋さんの前~アイアンマンのボードを曲がるとゴールまで600mです。五島高校の寮の前で女子高生が歌を歌って応援してくれます。沿道からの声援も大きくなり、そして五島城の門をくぐります。自分がゴール出来ることへの感激と支えて下さったスタッフ、ボランティア、応援して下さった方々への感謝の気持ちなどと一緒にゴールテープを切ることが出来ました。
結果:12時間16分でした。(昨年比:-1時間32分)
【ゴール後】
(hiroさん)
練習不足のボクにとって過酷なレースでした。体育館の中に入って動けない状態でした。隣には、先にゴールしていたN村くん。後からhiroさんも入って来ました。一旦、宿に荷物を置くとhiroさんと一緒にバイクをピックアップしに行きました。
シャワーを浴びてから寅寿司で食事です。N村くんも少しだけ食べに来ました。23時頃まで妻と一緒にお腹いっぱいになるまで飲んで食べていました。
:生ビール×紙コップ2杯 + 中ジョッキ3杯 + ラガー×500mℓ