毎日書かない作業日誌<アーカイブ>

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時間橋・補修工(7)

2021-01-27 18:15:00 | ★橋梁補強工事

 当て板の設置工を実施。先ずは当て板材の搬入から。当て板の重さは1枚が約60kg。枚数は全部で10枚。橋上からユニックで足場の上へ。

 ボルトの穴位置をマーキング後、 磁気ボール盤(アトラ)で穴開けを開始。

 用意していたジェットブローチ(キリ刃)は2本で、内1本は新品。

 穴開け一発目は下向きでの穿孔。磁気の接地面は腐食でボコボコ。面が荒れている為か?磁気効かない。すぐに刃先が振られてしまう。振られないにしても、キリが全然喰いつかない。

 新品のジェットブローチに付け替える。ようやくキリが喰いつくも、なかなかキリが貫通しない。というか、硬い。もしや、橋の構造材の鉄は材質が何か違うのでは?キリが鋼材を貫通する直前が一番硬く感じる。

 垂直面側の穿孔。この時はすんなりとキリは貫通する。ボルト穴全数の2/3を穿孔し終えた頃、キリが切れなくなる。摩耗で切り上がったらしい。ほんの4~50個ほどの穿孔でもうキリがダメになるなんて・・・。


 キリが切れないと仕事が進まない。ジェットブローチが在庫してある問屋を見つけ、調達しに行く為に少し早めに現場作業を切り上げる。

 事務所に戻り、ジェットブローチを引取りに佐伯市内へ。2本調達できたので明日は心おおきなく穴開け作業が出来そう。

 しかし、こんなに鋼材が硬かったとは!予想外だった。

 橋に使われている鉄の種類を事務所に帰ってから調べる。えらく鋼材が硬く感じたのは、どうやらこういう事らしい。⇒コチラ

 作業は明日に続く。



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