最近工事が竣工した、係留施設の岸壁昇降用階段について見積もり依頼を受けていたので現場の下見へ。
数日前も、同じ係留施設の桟橋設置について問い合わせを受けたのですがウチでは対応が難しいとお返事を。この案件は、岸壁から2m下までを昇降する為の階段です。
岸壁のあちこちで同様な作業が行われていました。多くは、足場パイプを突き立てて足場を渡すというタイプ。
写真に写っているのは、足場として梯子が渡されています。この梯子の上に足場板を載せる?でないと、足を踏み外してしまいそうでコワイですね。
岸壁の昇降用とするならば、手すり付きの階段が理想的です。この階段は勾配が概ね45度で踏面も充分です。ただし、木製。さて、防腐剤で処理したとしても何年位持つのでしょうか?
固定するには、アンカーを打ち込んでもOKな様です。
現場下見後の夜、見積用の図面を作図。安全性を考慮して必要最低限で考えるとこんな階段になります。防錆対策としてドブめっき処理。しかし、製作して据付けまで含めるとそれなりに費用が掛かります。後は依頼主さんが安全性と耐久性・趣味と実益をどこまで考えるかという事次第ですね。
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