昨日、車輪の交換について問い合わせを受けたので現場まで下見へ。
現場は床木ダム。
ダムの管理棟の建屋内にボートが収容されてある。写真のガードレール先に見えるシャッターがその収容室。
そのシャッター部を室内から。天井には2㌧用の吊環が2つ。
室内からダムの湖面まで35度ほどの勾配がついたスロープになっていて、そのスロープに設置されているレールの上をボートを載せた運搬台が上下する構造。
この運搬台に取付けられてある4つの車輪。これを交換するらしい。
この車輪、車輪を貫通するシャフトの受プレートは架台にしっかり溶接されてある。ボルトは一切なし。俗にいうハメ殺し状態での固定。多分、車輪を外すには運搬台を浮かして受プレートごと切断して車輪とシャフトを一緒に外す事になりそう。
車輪の摩耗が著しい。4つの車輪の内、1つは固着して回転しないまま摩耗してしまっている。
この車輪もワンオフ品か?
バラせる構造且つ、汎用品などで入手可能な車輪なら対応出来るかと考えていたものの、ウチでは手に余る案件と判断。(申し訳ない!)
PS.しかし、設計時に車輪の交換は考えて無かったのだろうか・・・?
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