武道必修化、中学教員ら柔道研修 向日の寺戸中で

2012-02-29 12:36:50 | 習 learn
有山教授(左)が示す基本動作を見守る中学の体育教員たち。ハンガー型の補助具を使っている(向日市・寺戸中)4月から中学の体育授業で武道が必修となるのを前に、京都府向日市の寺戸中で28日、市内3中学の体育教員を対象にした柔道研修会が開かれた。聖泉大(彦根市)の有山篤利教授が「授業では発達段階に応じた内容を積み上げる」と競技との違いを強調し、補助具を使いながら「臨機応変に変化する」ことの大切さを強調した。

 指導上の留意点を伝えるため、市教委が企画した。身体教育や武道が専門の有山教授は「強い力をぶつけ合ってはいけない」と強調し、「押されたら引いて、のらりくらりと力を逃がす。競技では0点だが、授業だと満点」「受け身だけでも授業は十分できる」と指摘した。

 続いて参加教員8人は、畳の上で実践を試みた。直接えりやそでをつかまずに、ハンガー型の補助具を握り合って進めた。前後左右にゆっくり倒れたり、背負い投げのポーズをとったりしながら、相手の動きに自らをうまく順応させる感覚を培った。

【 2012年02月29日 12時13分 】

剣道好きをつくる指導 上―武道必修化対応!
浅見 裕
スキージャーナル


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