加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

5.内灘町提供の凧のデザイン決まる

2014年03月18日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

 

平成8130日付け北国新聞より凧のデザインが決定

 『内灘町は29日、阪神淡路大震災で被災した神戸の子供たちに贈る凧のデザインを決定した。これを受けて同町は、凧の足に同町内4小学校の児童にメッセージを書いてもらうことを決め同日、各小学校に協力を呼び掛けた。
 神戸の子供たちに贈る凧の製作は、内灘町凧の実行委員会」が昨年12月日本の凧の会から依頼された。同町では全部で500
個の凧を作る方針で、20日から神戸の子供たち
を元気づけ、内灘町のイメージを全国に発信する凧のデザインについて協議を進めてきた。

 神戸へ送る凧は縦59㎝、横50㎝のひし形で砂浜と打ち寄せる波、青い海と空をバックに一羽のカモメが虹に向かって羽ばたく姿がデザインされている。言葉でメッセージを入れることも検討されたが、「被災地の人への善意の押しつけとならないように」と、希望の象徴である虹に向かう鳥に励ましの思いを託した。
 
内灘町は凧の製作を町内の愛好家に依頼するほか、町内の4つの小学校5年生たちにメッセージを書いてもらう。内灘町世界の凧の祭典実行委員会会長の岩本秀雄町長は「被災地を励まそういう子供たちの純粋な思いを凧に込めて被災地に送りたい」と話している。 

 完成した凧は3月に神戸で開かれる「神戸ふれあい全国凧あげ大会」で子供たちに配られる。』

 
        1996130

 

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