加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

10.神戸っ子が内灘へ

2014年03月19日 | 阪神淡路大震災のプレゼント凧作り

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平成867日付け 北国新聞より神戸っ子8月に内灘へ

 阪神淡路大震災で被災し、今も仮設住宅に暮らす児童50人が今年8月上旬に内灘町を訪れ、同町の児童らと交流する。「神戸っ子親善大使in石川県内灘町」と銘打った児童の訪問は同町が児童を励ますメッセージを書き込んだ凧約820枚を被災地に贈ったことがきっかけで実現し、迎え入れる内灘町教委は兵庫と内灘の児童館交流が広がるものと期待している。

内灘町は今年2月、阪神淡路大震災の被災地神戸の児童を励まそうと、町ぐるみで制作した凧を大量に贈った。このうち、町が準備した533枚の凧の足には、町内4小学校の児童が励ましのメッセージを書き込んだ。
 凧のメッセージに感動した兵庫県学童保育連絡協議会は、これを受けて8月の89日に神戸の児童を親善大使として内灘へ派遣することを決め、仮設住宅に住む児童を中心に選抜し、内灘町訪問の計画を進めている。

  一行は内灘町役場を表敬訪問するほか、同町子ども会連絡協議会の児童50人と一緒に地引網を体験し、とれたての魚のバーベキュー大会を開いて交流する。

  受け入れ準備を担当する内灘町の西尾雄次生涯学習課長は「凧のメッセージで内灘町の児童と被災地児童の心が共鳴したことがきっかけで児童間交流が進むのは素晴らしい。兵庫県の児童を心から歓迎したい」と話している。

 

 

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